妊娠中はつわりや、体の痛みなど様々なトラブルが起こりやすいですね。
そんなトラブルの一つに妊娠後期の寝汗があります。
妊娠後期に寝汗がとてもひどくて下着もパジャマもびっしょりと言う方も少なくありません。
ところで妊娠後期の妊婦さんはなぜたくさんの寝汗をかいてしまうのでしょうか?
妊娠中の寝汗の原因は7つあります。
- 基礎体温の上昇
- 新陳代謝が良くなる
- 乳腺の発達
- 女性ホルモンの乱れ
- 自律神経の乱れ
- ストレス
- 着込みすぎなどで体を温めすぎている
妊娠中はこれらの原因で普段よりも寝汗をかきやすくなっています。
しかし、寝汗がひどいのは気持ちが悪くて嫌ですよね。
妊娠後期でこんなにかくなら、臨月の時期はどれほどなの?なんて考えるだけでぞっとします。
今回は、不快な寝汗に7つの対処法をご紹介します。
- パジャマの素材を変える
- 寝具の素材を変える
- リラックスする
- 水分をきちんと取る
- こまめに着替える
- シャワーで汗を流す
- 汗取りパッドやタオルを活用する
寝汗が気になってよく眠れないなどとなっては、お腹の赤ちゃんにも悪い影響を与えてしまいます。
妊娠後期のひどい寝汗にはきちんと対策をとり、すっきり気持ちの良い睡眠をとりたいですね。
目次
妊娠中は寝汗がひどくなる?どうして?
妊娠中は普段よりも寝汗をかきやすくなったと感じる方が多いようです。
私も妊娠すると寝汗が多くなりました。
妊娠初期から後期まで寝汗の量は多いままでした。
しかしなぜ妊婦さんは妊娠中に寝汗が多くなるのでしょうか?
まずはその原因を7つご紹介します。
基礎体温の上昇
妊娠すると基礎体温が高くなります。
そのため寝ている間にかく汗も増えてしまいます。
新陳代謝が良くなる
妊娠中は新陳代謝がよくなるので汗をかきやすくなります。
寝ている間も例外ではなく寝汗も増えてしまうのです。
乳腺の発達
妊娠中は赤ちゃんが生まれてから授乳が始まるための準備に乳腺が発達してきます。
乳腺が発達することで血流がよくなり寝汗も増えてしまいます。
女性ホルモンの乱れ
妊娠すると女性ホルモンのバランスが崩れます。
女性ホルモンのバランスが崩れることで、体温が上昇したりと寝汗をかく原因に。
自律神経の乱れ
妊娠中はホルモンバランスが乱れることで自律神経も乱れてしまいます。
自律神経が乱れることで汗の量が増える場合もあります。
ストレス
妊娠中は慣れない生活で何かとストレスがたまりがちです。
ストレスがたまった状態だと寝汗が多くなることがあります。
着込みすぎなどで体を温めすぎている
妊娠中は体を冷やすのはよくありません。
しかし、あまりにも気にしすぎて日中や寝る前に厚着のしすぎなどで体を温めすぎししまうと、就寝しても熱がこもったままになり寝汗の原因になります。
ちなみに妊娠後期の冷えについては、こちらを参考にしてください⇒妊婦の冷えは大敵!妊娠中の冷え、胎児への影響9つの理由と対策
冬でもひどい寝汗!妊娠後期の寝汗にお勧めの対策7つ
寝汗がひどいとストレスになり、また寝汗が多くなってしまうという負のループになってしまいます。
少しでも快適に眠れるように妊娠後期の寝汗にお勧めの対策を7つご紹介します。
パジャマの素材を変える
特に冬のことですが、寒いからといって厚手の通気性の悪いパジャマで寝ると体の熱が逃げずに寝汗の原因になります。
お勧めの素材はパイルや多重ガーゼなどの通気性の良いものです。
寝具の素材を変える
パジャマと同じく、冬の寝具も見直してみましょう。
素材もそうですが、布団や毛布を何枚も重ねがけしていると寝汗の原因になりやすいです。
リラックスする
緊張状態やストレス状態で眠りにつくと寝汗をかきやすいです。
寝る前はなるべくリラックスしましょう。
キャンドルや暗い部屋で瞑想してから布団に入るのがオススメです。
こまめに着替える
寝汗で気持ち悪くて起きてしまう時はちょっと面倒ですが着替えるのもオススメです。
濡れた気持ち悪い服のままでいると風邪もひきやすいですし、その後の眠りの妨げにもなります。
着替えを用意して、起きてすぐに着替えられると気持ちよく寝れますね。
汗取りパッドやタオルを活用する
着替えが面倒だという方は汗取りパッドやタオルを使用すると便利です。
タオルは直に肌に挟んで眠れば、寝汗をかいたら外すだけでお手軽ですね。
シャワーで汗を流す
ここからは寝汗が生じた後の対策になります。
朝起きた時など寝汗でベタベタする時はシャワーで流しておきましょう。
そのままにしておくと汗もや肌荒れの原因いなってしまいます。
水分をきちんと取る
寝汗がひどいということはそれだけ寝ている間に水分が体から出て行ってしまっているということ。
朝起きた時や寝る前にはしっかりと水分を摂るようにしましょう。
妊娠後期の寝汗。原因を知って対策しよう
妊娠後期は様々な原因で寝汗をかきやすくなっています。
お腹の赤ちゃんも大きくなっていて、それも母体の体温を上昇させ寝汗をかく原因になっています。
寝汗を少しでも抑えたり、かいてしまった寝汗で不快にならないように対策をして乗り切りましょう。
また、あまり寝汗のことを気にしすぎるとますますストレスになって目汗がひどくなってしまいます。
妊娠中は仕方のないことだと割り切ってあまり気にしすぎないことも大事です。