妊娠中に寝不足で気持ち悪い!妊婦の寝不足の流産のリスクや影響と5つの解消法

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妊婦さんになると体質や体型が大きく変わり、妊娠前と比べ様々な悩みが絶えませんが、中でも多くの妊婦さんが頭を抱えるのが睡眠に関しての悩みですよね。

あまりに眠れない日々に加え体調不良やイライラが続くと、お腹の赤ちゃんに悪影響では?と更に心配になってしまうものです。

今回は妊娠中の睡眠不足によるリスクや注意点の他、質の良い睡眠をとるにあたって必要な事や解決法などをまとめてみました。

  • 寝不足が続くことによる体調不良は様々な形であらわれてくる!
  • 妊娠中の寝不足による赤ちゃんへの悪影響は?
  • 妊婦さんがぐっすり眠れる寝方の工夫
  • 眠れないときは睡眠薬に頼ってもいいの?
  • 妊婦さんの睡眠不足の対策・解消法5選

睡眠不足に悩む妊婦さんの不安を少しでも和らげることができましたら嬉しいです。

目次

寝不足が続くことによる体調不良は様々な形であらわれてくる!

吐き気や頭痛の他、めまい、むくみや下痢など、寝不足による弊害は人によって様々。

お仕事をされている妊婦さんも、家事を行いたい妊婦さんも眠気に襲われたり、なかなか動くことが出来なかったり、今まで通りの生活は難しくなっていきます。

つわりのある妊娠初期は、吐き気や気持ち悪さでなかなか寝付けなかったり、つわりの期間を抜けても妊娠中期から後期にかけて、赤ちゃんが育ち胎動も激しくなっていきます。

大きくなった子宮と赤ちゃんに膀胱が圧迫され、頻尿になる影響で夜中に何度もトイレに起きる羽目になってしまったり、寝ている最中や眠りにつきそうなタイミングでの激しい胎動や、お腹の張りで睡眠が浅くなってしまう妊婦さんも多いでしょう。

また、お腹が大きくなっている影響で、なかなか寝る姿勢なども定まらないのではないでしょうか?

本来体を休めるべき時間に眠れないと一日が余計に長く感じてしまいますよね。

妊娠中の寝不足による赤ちゃんへの影響は?

お母さんが睡眠不足だと、赤ちゃんへの健康被害もあるのではないかと心配になりますが、お母さんと赤ちゃんの睡眠のタイミングは違っており、赤ちゃんは自分のペースで睡眠や覚醒を繰り返しています。

お母さんが眠れないからと言って赤ちゃんも睡眠がとれない、寝不足のせいで赤ちゃんへの栄養が滞ってしまうなどという事はありませんので、そこは安心してくださいね。

ですが、極端な睡眠不足が原因でストレスを感じすぎたり、母体が不健康になってしまうと、お腹が張りやすくなるなど、少なからず赤ちゃんにも健康面で影響が出てきますので注意が必要です。

妊婦さんがぐっすり眠れる寝方の工夫

体型の変化が少ない妊娠初期は、うつ伏せや仰向けも含め、自身の寝やすい態勢で寝てしまって構いません。

『寝方によってお腹が圧迫され赤ちゃんが苦しくなったり、悪影響があるのでは?』

など心配になりますが、妊娠初期の赤ちゃんはまだまだ小さく、子宮や羊水にしっかりと守られています。

赤ちゃんにとって影響はありませんので安心してください。

妊娠初期とつわりを乗り越えた妊娠中期から妊娠後期にかけて、今度はお腹が大きくなってくるとうつぶせ寝なども出来なくなってきます。

特に妊娠後期には、エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が増量。

エストロゲンの眠気を抑制する作用が夜の寝つきに影響を及ぼし、翌日の日中まで引きずってしまうと考えられています。

また、仰向けで寝ることによって、大きな静脈が圧迫されて妊婦さん特有の低血圧症である仰臥位低血圧症候群を引き起こす恐れがありますので注意が必要です。

中期からはなるべく左側を下にして横向きで寝る、シムズの姿勢がおすすめです。

<シムズの体位のとり方>

  • うつ伏せ気味で身体の左側が下になるように横たわり、右側の腕を軽く前に伸ばし、左側の腕は背中側に回します。
  • この時、左足はやや伸ばし、右足は前に出して曲げるようにします。
  • 曲げた右足の下にクッションなどを置くと姿勢が安定します。

寝づらい時は、首や肩、腰など体の各部位の高さをクッションやタオルで調節してみたり、安眠グッズのひとつでもある抱き枕を利用するといいでしょう。

眠れないときは睡眠薬に頼ってもいいの?

あまりにもぐっすり眠れない日々が続くと、お薬に頼りたくなってしまいますよね。

ですが睡眠薬に限らず、薬には赤ちゃんへの副作用や催奇性に繋がるものもあります。

妊娠前に飲んでいたとしても自己判断での服用は避け、必ず医師に相談、処方のもと服用しましょう。

妊娠中の睡眠不足は辛いですが、なるべく薬に頼らずに、睡眠不足を解消していきたいですね。

妊婦さんの睡眠不足の対策・解消法は?

妊娠中の睡眠不足を解消する工夫としては、

・シムズの姿勢を試す、抱き枕やアイマスク、マットレスなどの安眠グッズを利用する

・妊娠中でも使えるアロマを使い、リラックス効果を得る。

・就寝前にお風呂に入る、温かい飲み物を飲むなどし、体を温める。

ただし長風呂は厳禁。飲み物はホットミルクやしょうが湯などが効果的です。

・夜間に無理に寝ようとせず、昼間などでも眠くなった時に寝る。

・ウォーキングやマタニティヨガなど、無理をしない範囲で昼間適度な運動を心掛ける。

・スマホやテレビは就寝の1時間前までにしておく。

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などが挙げられます。

また、ストレスをため込んでしまうと不眠に繋がってしまうので、妊娠中でも上手にストレスを解消する自分なりの方法を知っておくといいでしょう。

誰もが通る妊娠中の寝不足の悩み。

劇的に改善することは難しくても、自分に合った工夫の方法がわかれば、わずかでも睡眠の質を挙げる事ができます。

睡眠不足による赤ちゃんへの健康被害はありませんのであまり気負いせずに、妊娠中はお母さんの体調を第一に考えて睡眠をとるようにしましょう。