妊娠初期の眠気がひどい!異常な眠気はいつからいつまで続く?3つの対策

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妊娠初期はとにかく様々な体の変化に悩まされる時期。

初めての妊娠の場合は特に何が何だかわからずに、常にどうして?と感じていた記憶があります。

体の変化は、自分がお母さんの体に変化していっている証拠。

お腹の赤ちゃんが元気に大きくなっている証拠でもあります。

お母さんはきついかもしれませんが、頑張って乗り越えましょう。

  • 妊娠初期に眠いのはよくある事?
  • いつまで眠気は続くの?
  • どうしても眠気が我慢できない時は?

今回は妊娠初期によく見られる症状「眠気」についてまとめました。

ほとんどの妊婦さんが通る道とも言えます。

お悩みの妊婦さんは是非参考になさってくださいね。

目次

□妊娠初期の眠気・・・原因は?

寝ても、寝ても、眠い・・・。

妊娠初期に眠気がひどくなるのはどうしてでしょうか?

■つわりの症状の一つ

つわりとは、食べたものを戻してしまう症状だけではありません。

逆に食欲が旺盛になりすぎてしまう場合もありますし、それと同様に眠気がひどくなってしまう事も。

これらはホルモンバランスの影響だと考えられています。

妊娠を維持するために必要なプロゲステロンなどのホルモンが大量に分泌される事で、女性の体に様々な変化を引き起こしてしまい、眠気や頭痛、吐き気などの症状が見られるのです。

症状には個人差があり、中には全くつわりを感じないという方も。

■妊娠初期は特に疲れやすい

慣れない妊娠生活。

妊娠中は自分が思っている以上に体が疲れています。

お腹で赤ちゃんを育てていますので、妊娠前よりもエネルギーを消費していますし

ホルモンバランスの影響で様々なマイナートラブルに悩まされていたり。

自分の体の変化に気持ちがついていかず、体調を崩してしまう事もあります。

妊娠初期の眠気は、体からの「ゆっくり休んで!」というサインです。

無理をせずに休むことも大切です。

□眠気はいつまで続く?

お仕事をしている妊婦さんは、眠くなってもなかなか休む事はできません。

この妊娠初期の眠気はいつごろまで続くものなのでしょうか?

■安定期頃にはおさまる方が多い

安定期と呼ばれる妊娠16週頃には、眠気が落ち着いてきたという方も多いです。

その頃には胎盤もしっかりとできあがり、体調も安定してくる頃。

眠気の原因として考えられているプロゲステロン(黄体ホルモン)も、胎盤が完成すると、胎盤から分泌されるようになります。

しかし、分泌量は8ヶ月頃にピークを迎えるので、安定期を過ぎても眠気がおさまらないという方も中にはいらっしゃいます。

□眠気の対策法!

仕事をしている妊婦さんはもちろんですが、専業主婦の妊婦さんも家事や育児などがありゆっくり休んでもいられない!という方が多いですよね。

そんな時に役立つ対策方法をご紹介します。

■ストレッチ

体の筋肉をほぐしてあげる事で、血流の改善にも繋がります。

血流が良くなると体が少しずつ目覚めてきますよ。

妊娠初期のストレッチは、お腹に負担のかからないものにしてくださいね。

仕事中でなかなか堂々とストレッチができないという方は、椅子に座ったまま肩甲骨を回してみたり、首をゆっくり回したり首をマッサージしてあげるだけでも随分効果がありますよ。

■飲み物でリフレッシュ

常温、もしくは少し常温よりも冷えている飲み物を飲むとリフレッシュ効果があります。

自然と頭がさえてきて、眠気が薄れていきますよ。

注意してほしいのが、体を冷やしてしまうほどの冷たい飲み物は控えましょう。

妊婦にとって冷えは大敵です。

極力体を冷やさないように注意してくださいね。

■無理せず横になる

眠気が我慢できない場合は、無理せず横になるのが一番です。

お仕事をしている妊婦さんはなかなか難しいかもしれませんが、お昼休憩の10分15分程度でも、体を休めてあげると随分違ってきます。

仕事中に眠気がひどくなって来た時には、上司に相談して体を休めるようにしましょう。

妊娠中に無理は禁物です。

無理をして体調を崩してしまえば職場の方に迷惑をかけてしまいますので体調管理はしっかりと行いましょう。

車を運転する機会が多い方は要注意です。

運転中に眠気が来てしまった時には我慢せずに、すぐにパーキングや車を停められる場所を探しましょう。

運転中の眠気は命に関わります。

事故を引き起こしてしまうと一大事です。

とにかく妊娠中に無理は禁物。我慢できない時には、体を休めてあげましょう。

まとめ

妊娠初期には眠気を感じる妊婦さんは多いです。

私も眠気にはかなり悩まされましたし、安定期に入った現在もまだ眠気がひどい時もあります。

個人差もありますが、眠気は体からのSOS。

ゆっくり休める時にはできるだけ横になり、体を休めてあげましょう。

妊娠初期は体調も不安定な時期でもあります。

お腹の赤ちゃんのためにも無理をせずにゆったりと過ごしましょう。

参考資料

「たまひよ新・基本シリーズ 初めての妊娠・出産」

「HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」