ねんね期の赤ちゃんがどんな成長をしていくのか、そして自分でうまく動けない時期の遊び方がどんな感じなのか、初めての育児ではわからないことだらけですよね。
ねんね期でも赤ちゃんと一緒に遊ぶ方法はたくさんあるし、読み聞かせだってスタートできますよ♪
ねんね期の赤ちゃんの特徴に触れながら、おすすめの過ごし方や遊び方、絵本についてご紹介しちゃいます!
目次
ねんね期はだいたい0〜4ヶ月頃
ねんね期とは一般的にまだ自分で移動できない時期のことを言います。
寝返り前の時期を指すので、赤ちゃんにもよりますがだいたい0〜4ヶ月の頃ですね。
ただ、寝返りをなかなかしない場合は5、6ヶ月くらいまでねんね期と呼ぶので大まかでいいでしょう。
ねんね期の赤ちゃんの特徴って?
ねんね期はその名の通り、ねんねしている時期ですね。
自分で移動したり寝返りを打ったりできないので、常に仰向けで天井を見ている状態です。
そのまま寝ているだけでは赤ちゃんのとってあまり刺激的ではありません。
また、新生児の頃は起きている時間よりも寝ている時間の方が長く、少しずつ起きている時間が長くなっていくのが特徴です。
ただ、これも個人差があるので赤ちゃんによっては新生児期から起きている時間が長いということもありますのでご注意を!
生後1ヶ月くらいになるとあやしたり声をかけたりした時に意識的に笑ってくれる子が増えてきます。
新生児期にニヤッと笑うのは新生児微笑と呼ばれるもので赤ちゃんの意思で笑っているわけではないため、赤ちゃんの意思で笑ってくれるようになるとママやパパもあやしたり遊んだりするのが楽しみになってきますね♪
おすすめのねんね期の過ごし方
ねんね期だから特に何もしなくていいわけでも、何か特別なことをしないといけないわけでもありません。
ねんね期の赤ちゃんにとって、全てのことが初めてだったり刺激になったりします。
まずはこの世界に慣れてもらうためにも、1ヶ月健診が済んだら短時間の外出を始めましょう。
暑い時間帯、寒い時間帯は避け、少しずつ外出時間を延ばします。
暑い夏や寒い冬には無理に外を歩こうとせず、屋内や家の周りなどを選んでみるといいですよ。
抱っこ紐やベビーカーなどを使ってママやパパも外出に慣れていきましょう♪
また、赤ちゃんとのコミュニケーションはおうちの中でも十分に楽しめます。
天気が悪い時や普段の遊びはおうちでゆったりとするのがおすすめですよ。
感染症が流行っていない時期を見計らって、赤ちゃん用の遊具がある保健センターなどの施設に遊びに行くのもママやパパの交流の場になっておすすめです!
成長を促しながら産後ダイエットにも!な遊び方
おててやあんよをたくさん動かしてコロンと転がっている姿が可愛いねんね期の赤ちゃん。
そんな可愛い赤ちゃんを喜ばせながらママパパも癒されませんか?
ママパパが座った状態でできる遊び方①
まずはママやパパが両膝を立てて座り、太ももの上に赤ちゃんを支えながら置きます。
そして前後に足首を曲げ伸ばしして、その揺れに合わせてママやパパの体も前後にゆらゆらさせます。
そうすると大きな動きをしなくても足首がほぐれるし、赤ちゃんは優しい揺れに安心しますよ♪
ママパパが座った状態でできる遊び方②
赤ちゃんを床に寝かせて、足側にママやパパが座ります。
この時ママやパパの足は赤ちゃんを挟むようにし、膝を立てても伸ばしててもOKです!
ママやパパはその場で腹筋してもいいし、前後に揺れるだけでもいいですよ。
赤ちゃんの視界に入ったり出たりすることで「ママいたー」、「パパいたー」と全身を使ったいないいないばぁになります。
ママパパが座った状態でできる遊び方③
赤ちゃんを寝かせて、あんよから胸の方まで二本指をトコトコと歩かせる遊びです。
歌に合わせてもいいし、「トコトコトコ。こんにちは。
通ってもいいですか?」なんて二本指の動きに合わせてアフレコするのもいいですね!
ママパパが座った状態でできる遊び方④
歌を歌いながら手拍子してママやパパが左右に揺れたり、手遊び歌を歌ったりするのも楽しいですよ。
特に手遊び歌は覚えておいて損はないです!
大きくなって子どもが幼稚園児になっても手遊び歌は基本中の基本な遊び。
コミュニケーションをとるのにはもってこいの遊びの1つです。
ママパパが座った状態でできる遊び方⑤
すっごく簡単な遊びはこれ!
ハンカチやタオルなどをママやパパの顔の前に持ってきて顔を隠しいないいないばぁをするだけです♪
これなら洗濯物を取り込んだ後、畳みながらもできますよね。
家事も進んで一石二鳥。
赤ちゃんのお着替えの時には新しい服で、オムツ交換の時は新しいオムツで代用でき、どんな時でも遊んであげられますよ☆
ママパパが立ってやる遊び方
ママやパパが立って赤ちゃんの足元や枕元でスクワットそするだけ!
無理のない範囲で大丈夫です。
ママやパパの顔が近づいたり遠ざかったりするのが面白くてうちの子たちには大評判でした♪
ママパパが座ってても立っててもできる遊び方
赤ちゃんの首をしっかりと支えて縦向きに抱き上げ、前後左右にゆっくり揺らすだけの遊びです。
ゆらゆらとブランコをイメージして揺れ、その動きに合わせて「ゆらーゆらー」などと声をかけたり、歌を歌ったりするといいですね。
私は前後左右に揺れるのに加えて、上下にも不規則に動きました。
赤ちゃんを抱えながら膝を曲げ伸ばしするのは体力づくりにもなってよかったですよ♪
私の子どもたちが大喜びした遊び方①
赤ちゃんのお腹に顔をつけて左右に首を高速で動かしくすぐる遊びは大好評でした!
「○○ちゃんのお腹いい匂いだねー!」なんて声をかけながらやるのがポイントです。
気持ちを口に出すことで愛おしさがさらにアップするんです♪
私の子どもたちが大喜びした遊び方②
両手を軽く握って上下左右に優しく揺らしながら歌ったり声をかけたりするというシンプルな遊び方も好評でした。
これくらいならバスや電車の中でもできますし、病院の待ち時間の暇つぶしにもなります。
私は恥じらいというものを分娩台に忘れてきたようで、外出中だろうが人前だろうが猫なで声でデレデレと声をかけ続けることができます。
ひたすらデレデレし、体をくすぐったり撫で回したりするだけでも赤ちゃんは安心し喜んでくれます。
ママとのスキンシップが大事なんですね。
ねんね期の赤ちゃんが食いつく絵本5選
ママやパパが遊んでくれるのはもちろん赤ちゃんにとっていい刺激や楽しみになりますが、絵本を読み聞かせして反応を楽しむのもおすすめです。
ねんね期の赤ちゃんには早いのでは?と思うママやパパもいますが、ねんね期でも耳は聞こえているし、目で物を追うことができるようになれば絵本をめくるだけでも赤ちゃんのいい刺激となるんです♪
絵本の選び方としては以下のようなものがおすすめです!
・原色ではっきりとしたイラストが描かれているもの
・赤ちゃんが触っても安全な厚くて丈夫なもの
・文字が多くなくて短い言葉で音を楽しめるもの
ここで私がねんね期に読み聞かせて我が子たちの反応がよかった絵本を5つご紹介します。
1.しましまぐるぐる(ぬのひもえほん版)
著者→柏原晃夫
出版社→学研プラス
おすすめポイント→「しましまぐるぐる」という絵本の布絵本版です。
太さの違う紐やマジックテープ、赤ちゃんが好きなタグ、紐付きの魚がついていて、ねんね期の赤ちゃんでも手で握ったりしてしゃぶるなどの遊びもできます。
ねんね期以降も柔らかい布でできたこの絵本は安全に遊ばせることができるし、タグや紐を引っ張ったりつまんだりする動作は指先
運動にもなっておすすめです♪
2.どうぶつえほん はじめまして
著者→グザヴィエ・ドゥヌ
出版社→小学館
おすすめポイント→柔らかい表面の加工がされている、厚手で丈夫な絵本です。
表紙に白いわんちゃんが描かれているんですが、凹凸があって触っても楽しむことができます。
中のページには小さな穴があって、次のページにつながっていたりと工夫がされています。
白黒がメインのイラストで、たくさんの動物とそれを表現した音が盛りだくさん♪
3.だっしゅん
著者→稲田大祐
出版社→永岡書店
おすすめポイント→可愛らしいわんちゃんが表紙の絵本で、ページをめくるごとにいろんな動物が出てきたり、ケチャップや花火が登場したりと飽きることなく読める絵本です。
「だっ だっ だっしゅん」などの効果音で音を楽しむこともできてうちの子たちは2歳、3歳になった今も大喜びしています。
子どもが大きくなってきたら「花火、この間やったね」、「おはな、○○ちゃんのここにもついてるね」なんて語りかけながら読むこともできるので長く使えますよ!
4.じゃあじゃあびりびり
著者→まついのりこ
出版社→偕成社
おすすめポイント→擬音を使った言葉が続き、「じゃあじゃあ」、「ぶーぶー」などの響きが赤ちゃんだけに留まらず小さな子どもにも人気の絵本です。
成長に合わせて簡単な説明や補足をすることで、ママやパパが自由に語りかけることができていいですよ。
幼稚園や育児サークルなどで子どもにおすすめの絵本としても紹介されるほど有名な絵本の1つです☆
5.もこもこもこ
著者→たにかわしゅんたろう
出版社→文研出版
おすすめポイント→文字がとても少ない代わりに、「もこ」や「ぱちん」などの簡単な言葉とシンプルだけどインパクトのあるイラストに釘付けになる絵本です。
最後まで読むと物語のようになっていますが、余分な説明がないため自由に想像しながら読めます。
赤ちゃんも「なんだなんだ?」と真剣に見ていたりとかなり食いつきがいいです♪
まとめ
ねんね期は赤ちゃんがまだあまり動けなくてつまらない、何をして遊べばいいかわからない、というママやパパも少なくありませんが、 ねんね期の赤ちゃんにとってはママやパパが「今日はあったかいね」なんて話しかけてくれるだけでも嬉しくなるコミュニケーションです。
無理のない範囲で我が子が喜ぶ遊びや語りかけを見つけてみてくださいね。