にんにくの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と4つのメニュー

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栄養満点で、色々な料理にパンチを効かせて、とてもおいしいにんにく。

でも、匂いが気になって平日は食べるのを控えている人もいますよね。

にんにくは、売っているときはほぼ無臭なのが不思議!

すりおろしたり切ったりする調理の段階で匂いが出ることが多く、アリシンという物質に変化を起こしたときに、匂いが強くなります。

にんにくは栄養満点で、たんぱく質や糖質、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、鉄など、本当にたくさん栄養が入っています。

血行促進、疲労回復、脳を活性化する効果があって、健康のためにも積極的に取りたいですが、食べすぎには注意。刺激が強いので体に負担がかかります。

にんにくは、丸ごと1個使うことはなかなかないので、劣化させないように保存するのが大切。

ここでは、にんにくの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介します。

目次

 にんにくはどのくらい日持ちする?賞味期限は2~3ヶ月!

にんにくは、保存方法しだいではすごく長持ちする野菜です。

料理に使用するときは、1かけか2かけしか使わず、丸ごと一個使うことはほとんどありません。

まずは、新鮮なにんにくの選び方を紹介します。

見た目は皮が白く頂点がしまっているもの、持ったときに実の大きさの割には重いものを選びましょう。

皮が茶色いもの、芽が出ているもの、乾燥して実が縮んでいるものは避けましょう。

時間がたっていて、味も香りも落ちます。

特に芽が出てしまったにんにくは、味がとても落ちますので、保存するときも気をつけたいですね。

新にんにくは表面に赤みがありますが、特に問題はありません。

 にんにくの保存方法!

にんにくには色々な保存方法があります。

丸ごと保存する場合、長期間保存する場合など、状況に合わせて保存方法を選んでください。

にんにくの正しい保存方法を紹介します。

 にんにくの正しい冷凍保存方法

にんにくは、他の食品と違って、冷凍保存が一番長期間保存できるわけではありません。

冷凍保存は、使いかけのものか、料理に使いやすく保存するときに便利です。

使いやすいように、にんにくをみじん切りもしくは、薄くスライスして、一回分ごとにラップをして、冷凍保存袋に入れて冷凍保存します。

すぐに使うことができるし、にんにくのみじん切りやスライスは料理で使う頻度も多いのですごく重宝します。

また皮付きのまま、小房にわけて冷凍保存することもできます。包丁で引っ掛けると冷凍でも皮はむくことができるので、大丈夫。

冷凍したにんにくは、凍ったまま料理に使います。

冷凍保存期間は1ヶ月。

 にんにくの正しい冷蔵保存方法

にんにくはすぐに使う場合は、冷蔵庫での保存が可能。

にんにくの一番いい保存環境は、マイナス3度の温度で湿度70%前後の環境。

冷蔵庫の場合は、チルド室に保存してください。

丸ごとの場合は、キッチンペーパーか新聞紙に包んで、チルド室に保存します。

使いかけの場合は、小房に分けてキッチンペーパーに包んで保存袋に入れて保存。

皮をむいて、キッチンペーパーに包んで保存してもいいですね。

冷蔵庫での保存期間は、2~3ヶ月と長期間保存できます。

 その他の方法

にんにくは、つるして冷暗所に保存すると1~2ヶ月は保存可能です。

たくさん使うご家庭では、たくさん買ってきてつるしておくといいですね。

風通しのよいところにつるしてください。

また、にんにくをしょうゆ漬けにすると常温で1年持つのでおすすめ。

醤油に漬けて2~3ヶ月のときに食べるのがおすすめ。

漬けた醤油はにんにくの旨みが出ているので、調味料としても使うことができます。

 ワンポイントアドバイス

にんにくは、色々な方法で保存することができますが、使いかけのものは、料理に使いやすいように切って、一回分ずつ小分けにして保存すると、すごく便利です。

にんにくは料理に使うことが多いので、忙しいとき、手間を省くことになりますね。

 冷凍しておいたにんにくを使った3つのメニュー

冷凍したにんにくは、凍ったまま料理に使うことができます。

冷凍したにんにくを使ったメニューを紹介します。

 砂肝のアヒージョ

難しいイメージのあるアヒージョですが、実はとっても簡単。砂肝のアヒージョです。

【材料】

砂肝 1パック

マッシュルーム 1パック

オリーブオイル 適量

鷹のつめ 1~2本

冷凍にんにくみじん切り 1~2かけ

塩 ふたつまみ

① 砂肝を2つに切り離し、十文字に切ります。白い硬い部分はそぎ落としてください。

② マッシュルームも砂肝と同じくらいの大きさに2等分します。

③ スキレットに材料をすべて入れます。にんにくは凍ったまま入れます。オリーブオイルは材料が全部浸るまで入れてください。

④ そのまま火にかけて10分弱火にします。材料に火が通ったら出来上がり。

 ペペロンチーノ

基本のペペロンチーノの作り方です。

【材料】

パスタ 80g

冷凍スライスにんにく 1かけ

鷹のつめ 1本

塩 少々

コンソメ 小さじ1/2

オリーブオイル 大さじ2

① パスタは規定の時間ゆでます。

② 鷹の爪はヘタと種を取り除いておきます。

③ フライパンに、冷凍スライスにんにくを凍ったままと鷹の爪を入れて、弱火で加熱。

④ パスタは茹で上がったらザルにあげ、ゆで汁は大さじ3残しておきます。

⑤ ③のフライパンにゆで汁と塩を入れて混ぜます。

⑥ 混ざったらお皿にもって出来上がり。

 青菜のにんにく炒め

にんにくをきかせた青菜の炒め物。シンプルだけどおいしい副菜です。

【材料】

青梗菜 3束

にんにく 2かけ

塩 適量

酒 小さじ2

化学調味料 少々

水溶き片栗粉 少量

ごま油 小さじ1

① 青梗菜はばらばらにして洗い、一口大に切ります。にんにくはみじん切りして冷凍したものを凍ったまま使います。熱湯を用意しておきます。

② 鍋に油を入れて強火で暖め、青梗菜を軽く炒め、塩大さじ1/2と熱湯300ccを入れて、1分ほど炒め煮して、ザルにあげます。

③ またなべに油を入れてにんにくを凍ったままいれ、焦げないように炒めます。酒を入れて、青梗菜を戻しいれ化学調味料で味付けします。

④ 水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を入れてさらにもって出来上がりです。

 にんにくの作り置きメニュー

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にんにくは料理に使って保存することもできますし、にんにく自体を調理して作り置きしておくこともできます。

おすすめにんにくの作り置きメニューをします。

 中華だれ

中華のたれは焼き豚や蒸し鶏にぴったりのたれ。

中華料理にはにんにくは欠かせないので、相性ぴったりです。

【材料】

にんにく 1かけ

ねぎの青い部分 10cm

しょうがの薄切り 3枚

ごま油 大さじ1

★しょうゆ 1/2カップ

★砂糖 大さじ1.5

★酒 1/4カップ

★赤唐辛子 1本

★八角 1個

① 中華だれではにんにくの香りがでないように使います。半分に切り、ねぎの青い部分は、斜めに3~4箇所、ななめに切れ目を入れます。

② なべにごま油を熱して、①としょうがを炒め、香りがたったら★の材料をすべて入れて中火にします。煮立ったら弱火にして2~3分煮ます。

③ 冷めたら熱湯消毒した瓶に入れて、冷蔵庫で保存します。

保存期間は1週間、八角は癖が強いので、苦手な方は半分に減らしてもいいですね。

中華風の味付けが簡単にできるので便利です。

 まとめ

色々な料理に使うことができるにんにくは、長期保存にむいている食材です。

にんにくは、常温で保存することもできますし、冷蔵で保存も可能、冷凍で保存するときは使いやすいように切って保存すると便利。

ひとつ気をつけるのは、にんにくの芽が出たときには味が落ちるので、食べないようにしましょう。

正しく保存して、おいしいにんにくを食べてくださいね。