手軽に食べれて食感が癖になるグミは、食べ出すと止まらないですよね。
コンビニへ行くとたくさんの種類のグミが所狭しと陳列されている光景をよく見かけます。
日本のグミといえばハイチュウやピュレグミ、果汁グミあたりが有名でしょうか。
海外のものだとHARIBOが人気ですね。
また、海外ではスーパーなどでグミを量り売りもしていて、老若男女関係なく手慣れた手つきでグミを紙袋に詰めていきます。
このように日本のみならず、世界中で人気のグミ。
妊娠中の悪阻で口の中が気持ち悪い時にフルーツ果汁の入ったグミを食べると、口の中がさっぱりとするので妊娠中に食べたくなる人も多いですよね。
しかし、妊娠中にグミを食べても良いのでしょうか?
そこで今回は、妊娠中にグミを食べてもいいのか?、又グミの作り方や原料、栄養素と効果、添加物の注意点をご紹介致します。
- 妊娠中にグミを食べてもいいの?
- グミはどうやって作られているの?
- グミの原料「ゼラチン」について
- グミの2つの栄養素と効果
- グミに含まれる添加物の注意点
- 葉酸や鉄も取れる? !グミサプリとは
グミはフルーツフレーバーや果汁が入っているので、中には妊娠中に不足がちな鉄分や胎児の健康に必要な葉酸を取れるものもあります。
妊娠中のグミ選びの参考のしてみて下さいね!
目次
妊娠中にグミを食べてもいいの?
グミの原材料は、水飴やお砂糖、フルーツ果汁、ゼラチンに添加物が一般的です。
原材料からわかるようにグミはお砂糖や果物の甘味を多く含んだお菓子なので、妊娠中の過剰摂取には注意が必要です。
甘いお砂糖やフルーツ果汁は、体重が増えてしまいがち。
また、糖分の摂りすぎにもつながります。
しかし、絶対に食べてはダメ!という物ではありません。
中には、妊娠中に摂りたい鉄分や葉酸を補える物もあります。
妊娠中にグミを食べる際は、食べすぎずに原材料をチェックしながら食べると良いですね。
グミはどうやって作られているの?
何気なく食べているグミですが、グミがどのように作られているかご存知でしょうか?
妊娠中は、お腹の赤ちゃんのために身体に害の無いものを取り入れたいですよね。
そこで、まず一般的なグミの作り方をご紹介致します。
グミの作り方
1.フルーツ果汁やピューレ、お砂糖、水飴、ペクチンを混ぜます。
ペクチンは、グミのプルプル食感となる元でジャムを作る際にも使われます。
2.味や香り、着色料の添加物を入れます。
市販で売られているものは、香料や香り着色料などの添加物を入れます。
3.ゼラチンを混ぜ合わせます。
ゼラチンを少しずつ入れていきます。
4.冷蔵庫で冷やします。
全ての材料を混ぜ合わせたら、冷蔵庫で冷やします。
5.形を整えます。
型抜きで好きな形にします。
6.光沢剤を塗ります。
市販されているグミは、光沢剤を塗ってツヤツヤとして見栄えを良くしています。
7.梱包して完成です。
こうした複数の工程を経て、あの美味しいグミは作られているのですね。
グミの原料「ゼラチン」について
ゼラチンは、豚や牛の家畜の骨や皮から抽出された動物性タンパク質のコラーゲンです。
最近では、鮭皮から抽出するマリンゼラチンというものも出てきています。
これを意匠すると口溶けが良く、プルプルとした柔らかい食感を生み出します。
料理やお菓子作りの材料として知られていますが、医療用のカプセルやカメラのフィルム、接着剤の用途としても用いられています。
グミの2つの栄養素と効果
グミの原料である「ゼラチン」には、実は下記の2つの栄養素と効果があります。
タンパク質
タンパク質は、人間が生きるには欠かせない3大栄養素のひとつで「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」の2つがあります。
先程も述べたように、ゼラチンは、豚や牛、魚の骨や皮から抽出をされているので動物性のタンパク質。
<タンパク質の効果>
- 内臓や爪、髪の毛の健康
- 免疫力の向上
- 浮腫み予防
- 疲労防止
動物性タンパク質には、コレステロールが多く含まれていますので、コレステロール値の高い人は食べすぎないように注意しましょう。
しかし、動物性タンパク質が不足するとお腹の赤ちゃんの発育に影響を及ぼす可能性が高いので、適度に摂取する事が大切です。
コラーゲン
実は、コラーゲンはタンパク質の一種なのです。
人間の身体を作っているタンパク質のうち1/3がコラーゲンなのです。
コラーゲンは、肌だけでなく人間の身体の血液や骨などのあらゆる部分に含まれています。
<コラーゲンの効果>
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 骨粗しょう症の予防
身体の中でコラーゲンが合成さるには、ビタミンCが必要不可欠。
果物にはビタミンCが多く含まれているので、果物や果汁を含んだグミを選ぶと効果的ですね。
果汁グミやつぶグミ、コロロもいいですね。
又、妊娠中は、ホルモンバランスにより肌荒れのトラブルにも悩まされがち。
シミやソバカスが多く出てしまいがちですので、コラーゲンとビタミンCを摂って美肌を保ちましょう。
また、ビタミンCには妊婦に不足しがちな鉄分の吸収を促して貧血予防効果もあるのです。
グミのフレーバーにもよりますが、果物をメインとしているグミには、ビタミンや鉄を含んでいる物もあります。
それに関しては後述しますが、このように原材料を見ながら妊娠中の身体に合った物を選ぶと良いでしょう。
グミに含まれる添加物の注意点
グミの種類にもよりますが、グミには、多くの食品添加物が使用されています。
主に使用されている添加物は、甘味料や酸味料、光沢剤、着色料。
もちろん、厚生労働省が安全性を認めている添加物を使用しています。
しかし、中にはアレルギーや発ガン性の疑いのある物もあるので注意が必要です。
グミの原料を見ても、「香料」、「酸味料」、「光沢剤」、「着色料」と記載されている商品が多く、何の添加物を使っているのか詳細までは分かりません。
商品によっては、使用している添加物をホームページで紹介している物もありますので、食べる前に一度商品の原料チェックをすると安心ですね。
葉酸や鉄も取れる?!グミサプリとは
UHA味覚当社からは、葉酸や鉄も一緒に摂れるグミサプリが販売されています。
しかし妊娠中の方が食べる際は、”お医者さんや薬剤師さんにご相談下さい”との記載があるので妊婦さん用のグミサプリではないようです。
また他のグミと同様に「甘味料」、「酸味料」、「香料」、「光沢剤」の食品添加物も入っていますが、通常時に葉酸や鉄分を補いたいと言う人が食べるには問題無いようです。
残念ながら、現在は妊婦さん専用に売られているグミサプリは存在していません。
ただし貧血防止に鉄分も必要不可欠な栄養素ですが、葉酸も妊活中に引き続き必要な栄養素。
厚生労働省からも積極的に摂取するようお達しが出ているほどですので、グミからに限らず、ほかの食材等で積極的に摂取してください。
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まとめ
グミは、添加物やお砂糖が沢山入った食べ物。
そのことから妊娠中に積極的に食べたい食品ではありません。
しかし、妊娠中はホルモンバランスの影響で普段食べたいと思わないものが急に食べたくなったりするもの。
グミは、食感がプニプニしていますし味もフルーツやサッパリしているフレーバーが多いので悪阻時の気休めには良いかもしれません。
ただし妊娠中は何でも過剰に摂取するのは身体には良くないことですので、食べすぎに注意して適度に取るように心がけましょう。