妊娠初期はつわりや体調が崩れることが多く、また妊娠中期から後期にかけてはお腹も大きくなり、お腹のはりや体調不良になることが多くあります。
そんな時でも、家事を休むというのは現実的にも難しいですよね。
『家族に家事を手伝ってほしい。』
『もっと楽に家事をこなしたい!』
『妊娠中の家事でしちゃいけないことはあるの?』
妊娠中の家事を、お腹の赤ちゃんとお母さんの身体に負担をかけずに上手にこなしていきたい!
そこで、妊娠中に家事をする際に、気を付けてほしい5つのポイントをご紹介します。
・洗濯物を干すときの注意点
・買い物で注意すること
・ご飯を楽に作る方法
・お掃除や雑巾がけは要注意!
・どうしても家事をするのが辛い時は…
この5つのことを頭の片隅に入れておくと、安全にそして体に負担をかけずに家事ができるようになります。
妊娠中の家事でお悩みの方は参考にしてください。
目次
意外と危ない!洗濯物を干すときはこれに気を付けて!
洗濯物を洗濯物干し場まで運ぶ際、その重さでお腹に負担をかけていませんか?
1人の1日分の洗濯物量は約1.5㎏と一般的に言われています。
4人家族でしたら約6㎏にもなり、かなりの重量です。
妊娠中じゃなくても重たいのに、お腹が大きくなって力を入れづらい時には、腰に負担がかかってしまいます。
そこで力を入れすぎてしまい、お腹が張って痛くなることもあります。
まずは、無理をせずに何度かに分けて運びましょう。
さらに、大きなバスタオルも濡れると重たくなるので、フェイスタオルに替えてしまうという工夫も効果的です。
また、洗濯物を干すとき、知らず知らずのうちにつま先立ちになっていませんか?
これは、バランスを崩して転倒する危険もあります。
物干し竿を低い位置に替えてみてください。これだけでも、とても楽に洗濯物を干すことができますよ♪
気分転換にお買い物♪でも注意が必要!
妊娠中は行動範囲が狭まったり、今までできていた当たり前のことができなくなることが増えたりと、精神的にもかなりストレスが溜まります。
そこで、ショッピングモールに出かけてリフレッシュする方も多くいます。
公園などに比べ、休憩する椅子やトイレがあり、夏は涼しく冬は暖かく、妊婦の散歩に最適♪
でも、ストレス発散もかねて、ついつい買い過ぎちゃいますよね。
そうなると、持ち帰るのが大変になり、身体に負担がかかってしまいます。
買いすぎないように注意して、もし重たいものを買う時はご家族の方が一緒の際に買い、無理をしないように気を付けましょう。
また、重たいものはネット通販で定期的に購入するのもおすすめです。
飲料水、お米などの重たいものはネットに任せちゃう!という選択肢もあるので活用しましょう。
いつものご飯を楽に作れるようになろう
毎日の家事の中でも、妊娠中の食事作りは大きな負担です。
『お腹の赤ちゃんのためにも栄養のバランスを考えたメニューにしなきゃいけない』
『つわりでご飯の匂いがきつい』
『お腹が大きくて料理しづらい』など本当に大変です。
妊娠中のママは、マスクをして作った、えずきながら作った、氷や飴などを食べながら作ったと、工夫をしながらなんとか一生懸命に作っています。
ご家族の方は何でもいいよと言ってくれたとしても、毎日お惣菜やお弁当ではなんだか心苦しくなりますね。
まず、つわりが激しい時期には、落ち着いたときに大量におにぎりを握って冷凍しておくと便利です。
お腹が空いたときや夕食の前にレンジでチンするだけなので楽に準備ができます。
また、冷凍食品も便利なのでストックしておくとよいでしょう。
例えば、ほうれん草やネギなど調理加工された冷凍食品を置いておけば、調理の手間が省けます。
冷凍できる作り置き料理を作っておくと、いざというときに楽です。
・ハンバーグを多めに作って冷凍!
・豚肉ロースに味噌を塗ってジップロックにいれて冷凍!
・お野菜たっぷりの炊き込みご飯を多めに炊いて冷凍!
この冷凍技を身につけていくと、毎日のご飯作りがとても楽になります。
また妊娠後期でお料理をする際には、お腹が台所のシンクなどに当たらないようにする斜め立ちがおすすめです。
それでも立ちっぱなしできついときには、高めの椅子に座る、または食卓で座って料理しましょう。
お掃除や雑巾がけは姿勢に注意
妊婦さんは雑巾がけが良いと言われます。
これは、雑巾がけをする姿勢がしっかりと股関節を開くので安産に繋がるからと言われています。
でも、雑巾がけでもお腹を圧迫してしまう可能性があります。
お腹を圧迫しないように、股関節を意識しながら、体操をするように雑巾がけをしてみましょう。
また、掃除機をかける際、重たい掃除機は身体に負担がかかるので、クイックルワイパーなどのフロアワイパーを使うと良いでしょう。
妊娠すると運動不足になりがちです。
お掃除などの家事で体操を組み入れながらすると良い運動不足解消になりますよ♪
例えば、窓ふきをしながら軽くスクワットをするなど家事と安産体操を組み合わせて生活すると、良い運動になります。
どうしても辛い時の手段
どうしても今日は体調が悪い、お腹のはりが辛い日もあります。
そんな時は「今日は手抜きする!」ときっぱり決めてしまいましょう!
手抜きをして1日が回ればそれで良し!
どうしてもしなきゃいけない家事は、家族に頼る、または家事代行サービスを利用しましょう。
家事代行は、今はいろいろな種類があり身近なものになってきています。
例えば、ニチイライフの家事代行サービスでは、日用品の買い出しや掃除洗濯以外にも、産後の調乳・授乳の補助などをしてくれるプランもあり妊婦さんに人気です。
誰かに頼って甘えて妊娠生活を少しでも楽に過ごしていきましょう。
まとめ
こうしてみると、妊娠中は家事1つにしても注意しなくてはいけないことがありますね。
お腹の赤ちゃんとママの身体の為に、毎日楽に安全に過ごせるように、
危ないものは省く、使えるものは使う、楽できるものはラクして素敵なマタニティライフを送りましょう♪