会社の通勤や、入学式などの子供の行事に冠婚葬祭…
妊娠中にスーツを着る場面も珍しくはありません。
季節によってはイベントも目白押しで、妊娠期間が被ってしまうと大変ですよね。
体型の変化が著しい妊婦さんは、スーツ選びにも一苦労。
ぴったりとしたイメージがありますが、妊娠中にも着用できるスーツはあるのでしょうか?
また、どんなスーツを選べばいいのかも気になりますよね。
今回は妊婦さんに向けて、マタニティスーツを選ぶポイントや注意点についてまとめてみました。記事のポイントは3点です。
- 妊婦さん用に設計されているマタニティスーツとは?その利点
- マタニティスーツの上手な選び方やポイント
- マタニティスーツに合わせる靴はどんな物がいい?
この記事が、素敵なマタニティスーツを買うお手伝いになれば幸いです。
まずは、マタニティスーツとはどんな工夫がされているのか、その点から解説していきますね。
目次
妊婦さんも安心して着れる工夫がたっぷりのマタニティスーツ
妊娠中はお腹のふくらみに合わせ、普段着もゆったりめの物が多くなってきます。
そんな中、スーツを着る予定がある妊婦さんは、ゆったりとした妊婦用のスーツなんてあるのだろうかと心配になってしまいますよね。
妊娠初期であればなんとか自前のスーツでごまかしは効くものの、中期以降はお腹の大きさも目立ってきますので
通常のスーツを着用する事は難しくなってきます。
そこでおすすめなのが、妊婦さん向けに設計されたマタニティスーツです。
ウエストの調節のしやすさはもちろん、汚れても洗濯できる素材であったり、授乳口付きでお宮参りなど産後のイベントまで見越して着用できるものも。
マタニティスーツは、通常のスーツと同じようにワンピースやスカート、ズボンと種類豊富です。
デザインも華やかなものからフォーマルなものまで幅広い為、場面に合わせて選ぶこともできますよ。
こんな妊婦さんはマタニティスーツを持っていると便利
個人差はありますが、妊婦さんのお腹のサイズは妊娠初期から臨月までの間に、20~30cm台まで増加するという大きな変化を見せます。
ですので、通常のスーツでは時期によってはきつくて着る事が出来ない可能性も出てきます。
スーツを着てお仕事をしている妊婦さんはもちろん、冠婚葬祭や入学式や卒業式など子供のイベントを多く控えている妊婦さんは、
スーツを着る頻度を考えたら購入を検討した方が良いとも言えます。
やはりマタニティ用のスーツは妊婦さんにとっても動きやすく、窮屈さもないので行事中も落ち着いて過ごすことができます。
逆に妊娠中に着る機会が一度のみの場合は、セットではなくパンツやスラックス、スカートのみを単品で購入するのも一つの手です。
この際はジャケットとの素材の相性などを考えて購入しましょう。
マタニティスーツを選ぶうえで重要なポイント
ここからは、マタニティスーツを選ぶ際に注目するべき点についてまとめていきます。
これらの項目を読んで、是非購入時の参考にしてくださいね。
ウエスト部分が何よりも大事
ワンピースはゆったりとした造りですので、あまり心配はいりません。
パンツやスラックス、スカートであれば、リブ素材やゴムが入っていて、適度にフィットし調節もしやすい物が好ましいです。
買っておいたものが当日入らない…なんて事にならないように、幅広くサイズに対応できるものを選びましょう。
また、パンツは二か所調節が可能なものですと、産後にも着る事ができるのでおすすめです。
シルエットは余裕をもってゆったりめが◎
妊娠中はお腹だけではなく、胸や太ももなども全体的にサイズアップします。
シルエットを重視しすぎてあまりぴっちりしたものを購入してしまうと、着るときにはパツパツに…最悪の場合着れない事も。
そういったことが無いように、妊娠中はなるべくゆとりのあるデザインの物を選ぶ方が良いですね。
シンプルカラーで着回しも楽々
ベージュや黒、紺といったシンプルなカラーは、お仕事から行事まで様々な場面に合わせやすいですよね。
スーツを着る機会の多い妊婦さんは、アイテムによって着回しもしやすいのでオススメです。
また、落ち着いたカラーの物であれば産後に長く着る事も念頭に入れやすいですよ。
季節によっては素材も重視
スーツを着る時期によって、厚手の物か薄手の物を購入するか、という点も意識しておきましょう。
オールシーズンの物でも良いですが、特に妊娠中は体温調節が上手くできない場合もありますし、冷えは大敵です。
夏用か冬用か、行事や着用する季節に合わせて選ぶことも頭に入れておきましょう。
高いヒールは不安…スーツに合わせる靴はどんなものがオススメ?
スーツを着る上で欠かせないのがパンプス。高いヒールはシルエットも綺麗に決まりますが、妊娠中に履くのは不安ですよね。
高いヒールの問題点としては、バランスを取りにくい事や転倒の恐れがある事などが挙げられます。
また、周囲にも余計な心配をさせてしまう可能性があります。
妊娠中にスーツに合わせて靴を選ぶ際は、3cm未満のなるべくフラットなヒールのパンプスを選びましょう。
加えて、安定感のある太ヒールのもの、アンクルストラップが付いていて脱げにくい設計があるものですと足元も安心です。
妊娠中は体重の増加により足が疲れやすいので、インソールを敷くと疲れが軽減されますよ。
スーツに合わせて、履きやすく素敵なパンプスを選びたいですね。
お気に入りのマタニティスーツで、妊娠中も華やかに
お店に行く時間の無い忙しい妊婦さんは、ネット通販という手もありますので、お家でゆっくり選ぶという手も。一時的に使うのであれば、レンタル品も視野に入れてみてくださいね。
妊娠中はシンプルな恰好をしがちですが、やっぱり素敵な洋服を着ると気分が上がりますよね。
好みや場面に合ったマタニティスーツを上手に選んで、妊娠中のお仕事も行事も快適に乗り切りましょう!