妊婦はローストビーフを食べちゃダメ?妊娠中のローストビーフ3つの注意点

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妊婦は食べないほうが良いと言われているものが以外とたくさんありますよね。

普通に食事の量でたまに食べる分には問題なくても、大量に食べたらダメなものもあります。

また、食中毒や感染症の危険があるため食べないほうが良いもの、お腹の赤ちゃんに悪影響が出るので食べないほうが良いもの・・・といろいろあります。

では、妊婦はローストビーフを食べても良いのでしょうか。

ローストビーフ自体、普段なかなか食卓に上がることはない料理ですが記念日やレストランなどで食べる機会もありますよね。

また、料理上手でローストビーフを自分で作って食べる方もいるでしょう。

結論から先に伝えると、妊婦さんがローストビーフを食べることは基本的に問題ありません。

しかし妊婦は生肉がダメなのでローストビーフもダメなイメージがついていますね。

妊婦がローストビーフを食べる時は3つの注意点があります。

・心配なら中まで火を通す

・食べ過ぎない

・鮮度の良いものを食べる

この3つの注意点を守って美味しくローストビーフを食べてください。

それでは解説をしていきます!

目次

妊婦さんは生肉に潜んでいるトキソプラズマに要注意!

妊娠中は特に生肉に注意しなければなりません。

豚や鶏は妊婦でなくても生では食べないほうが良い食材ですが、ステーキや焼肉など牛肉は半生で食べることがありますよね。

しかし妊婦は牛肉もよく火を通してから食べましょう。

生のお肉には「トキソプラズマ」と言う寄生虫が潜んでいることがあります。

この「トキソプラズマ」は熱に弱いのでしっかり焼いてあるお肉なら心配ありません。

トキソプラズマに妊婦が感染するとお腹の赤ちゃんも感染してしまう可能性があります。

もし、お腹の赤ちゃんが感染した場合「水頭症」や「視力低下」などの障害が出てしまうのです。

日本の生肉業界は品質管理も厳しく、トキソプラズマなどもチェックされています。

海外からの輸入物のハムやローストビーフは避けたほうが無難ですね。

トキソプラズマは生肉を食べること以外にも猫の糞、土などからも感染します。

猫を飼っていたり、ガーデニングが趣味の妊婦さんは注意しましょう。

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妊娠中のローストビーフは大丈夫?妊婦さんと生肉の注意点

妊婦は生肉を避けるべきでしたが、ローストビーフはどうなのでしょうか。

ローストビーフも中が生焼けですよね。妊婦はローストビーフを食べてはいけないのでしょうか。

ローストビーフは中は生ですが周りはしっかりと焼いてありますよね。

腸管出血性大腸菌などの食中毒の原因となる菌はお肉の表面についています。

表面が焼かれていれば菌は熱で死滅しているのでローストビーフは妊婦さんが食べても問題ありません。

これは、妊娠初期、中期、後期であっても同じ事が言えます。

また、授乳中であっても基本的には問題ありません。

それでも心配な方は、生の部分にも火を通してから食べましょう。湯通しても良いですね。

ちなみに、ローストポークについてはどうなのでしょうか。

中にはローストビーフではなく、ローストポークの方が好き!という方もいます。

ローストポークに関しては、ローストビーフよりも更に注意をしてしっかりと火を通すようにしてください。

トキソプラズマは牛肉よりも豚肉に多く寄生しているので注意が必要です。

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妊婦さんはローストビーフの食べ過ぎにも注意!

ローストビーフは妊婦でも問題なく食べられることがわかりました。

トキソプラズマがいなくても生肉ですので食あたりが気になりますよね。

妊婦でもローストビーフを食べても大丈夫ですが、食べる量は少なめにしておきましょう。

妊婦は抵抗力が弱くなっていたり、体力も落ちています。

あんまりたくさん食べ過ぎて食あたりを起こしてもいけませんよね。

ローストビーフ自体は低カロリーでたんぱく質や鉄分の多い妊婦に良い料理です。

食べる量を考えて賢く食べたいですね。

食あたり予防!妊婦さんは鮮度の良いローストビーフを選んで!

ローストビーフは生肉なので食べすぎると食あたりが心配。

食あたりを起こさないためにはローストビーフの鮮度も大事です。

妊婦さんは抵抗力が落ちていますので、普段よりも傷んだものでお腹を壊しやすいです。

いつもならこのくらいは平気だと思って食べてしまうものでも、妊娠中だと食あたりを起こしてしまうこともあります。

ローストビーフは生の肉ですので、鮮度には気を使いましょう。

買ってすぐのものを食べたり、消費期限が近いものは避けましょう。

常温に保管するのもやめてきちんと冷蔵庫で保管してください。

スーパーなどで見切り品で割引されているようなものも避けたほうが安心です。

大事な母体と赤ちゃんのために新鮮なものを食べたいですね。

妊娠中でもローストビーフは食べて大丈夫!でも妊婦さんは注意点を守ろう

ローストビーフは妊婦さんが食べても大丈夫か不安に思う料理ですね。

生肉は一般的にダメとされています。

しかしローストビーフは表面がしっかり焼かれた新鮮なものなら食べても大丈夫です。

妊婦さんがローストビーフを食べる場合は3つの注意点を守ってください。

・心配なら中まで火を通す

・食べ過ぎない

・鮮度の良いものを食べる

生肉を食べた事を心配してストレスになってしまうのなら、中まで火を通してから食べましょう。

ローストビーフですがしゃぶしゃぶのようにして湯通しすれば美味しくいただけます。

生肉の食べ過ぎ、鮮度の悪い生肉は食あたりの心配があります。

鮮度の良いローストビーフを選び、食べ過ぎにならないようにしてください。

妊婦だからってなんでもかんでも我慢していたらストレスがたまりますよね。

記念日にローストビーフが食べたい!なんて妊婦さんもいるでしょう。

注意点を守って食べれば問題ないローストビーフ。

たまには贅沢して妊娠中のストレス発散してくださいね♪