妊婦はプルーンを食べちゃダメ?妊娠中のプルーン3つの効果と影響や注意点

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妊婦はお腹の赤ちゃんや自分の体調のことも考えると食べるものにも当然気を使いますよね。

今までの様に好きな物だけを食べていてはちょっと心配。

お腹の赤ちゃんのために、妊婦になった時こそ食を見直すチャンスです!

そこで妊婦にお勧めしたい食材がプルーン。

実は、プルーンには妊婦に良い効果が3つあるのをご存知ですか?

・便秘解消

・貧血予防

・体重管理

妊娠中に起こりやすい便秘や貧血予防に効果のあるプルーンは妊婦だからこそ食べたい食材といえます。

しかしそんなプルーンにも妊婦が食べるにあたっていくつか注意しなければならないことがあります。

例えば、あまりたくさんの量を食べ過ぎるのは良くないのです。

こういった注意点を守って、妊娠中の食事に賢くプルーンを取り入れてみてくださいね♪

目次

プルーンで改善できる?妊婦がお悩みの便秘

妊婦のお悩みでベスト3に入るのが「便秘」。

妊娠初期はつわりでの食欲不振やホルモンバランスの変化から便秘になりやすいです。

また、妊娠後期はお腹が大きくなってくるので、腸の働きが鈍くなり便秘に。

女性は妊婦でなくても便秘の方が多いです。

小学館の行ったアンケートによると、20~30代の女性の実に73.4パーセントが便秘であるという結果が得られました。

実は私ももともと便秘症でしたが、妊娠してますますひどくなり悩んでいました。

なるべくなら便秘薬に頼りたくないと考えている妊婦さんも多いはず。

そこで活躍するのがプルーンです。

実はプルーンは便秘解消に効果があるんです!

プルーンには食物繊維が多く含まれていて、スムーズな排便をサポートしてくれる優れもの。

プルーンには水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれているので、効率的に便秘対策が出来るのです。

妊婦の便秘にはプルーンがお勧めです。

妊婦につきものの貧血!プルーンで予防できるかも?

妊婦のトラブルで秘と並びとても多いのが貧血です。

妊娠中は妊婦の体中の血液量が増え、血液中のヘモグロビン濃度が下がり薄い血液になります。

また、赤ちゃんにも母体から血液が送られていますので、当然貧血気味に。

貧血になると息切れや動悸、立ちくらみなど不快な症状が出ますよね。

妊婦で重たいお腹を抱えて立ちくらみしていたら危険です。

転んでお腹でもぶつけたら大変!

こうならないように、早めに貧血を治しておきたいところです。

それに妊婦は出産までに貧血を治さないと赤ちゃんも自分も危険なんです。

出産時に大量の血液を失うので、貧血のまま出産にのぞむと母体がショックを起こしかねません。

そのため妊婦は特に貧血には注意が必要です。

妊婦が貧血状態だともちろん赤ちゃんの発育にも良くありません。

早産や発育不全を引き起こすことも・・・。

私も妊娠中は毎回検診で貧血の診断が出て、鉄剤を処方されていました。

ですが鉄剤を飲むと決まって気持ち悪くなり横になっていたものです。

鉄剤は体質に合わないと吐き気が起こったり、胃が痛くなったり。

そう考えるとやはり食材から鉄分を摂取して貧血になる前に予防しておきたいですね。

そんな時にお勧めなのがプルーンです。

プルーンが貧血に良いというのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

商品でもプルーンの鉄補給ドリンクやゼリーなどプルーンイコール鉄分というイメージの物が多数出ています。

しかしプルーン100gあたりの鉄分量はドライプルーンで1.0mg、生プルーンで0.2mgと他の食物と比べてもさほど多くはありません。

豚レバーは100gに13mgの鉄分が含まれています。

それではどうしてプルーンは妊婦の貧血によいとされているのでしょう?

それは鉄分は多くはないけれど、その他の良い栄養素が一緒に含まれているから。

鉄分の吸収に必要なビタミンやミネラルも多く含まれます。

また、胎児の正常な発育のために摂取することを推奨されている葉酸も含まれています。

これらの栄養素のバランスの良さから、妊婦の貧血予防にはプルーンが良いとされているのです。

関連記事⇒妊婦は貧血になりやすい?妊娠中の貧血の原因と影響、2つの貧血改善レシピ

厳しい妊婦の体重管理に効果あり?プルーンを賢く食べよう

妊婦で気をつけなければいけないのが体重の増加。

妊娠してからの体重増加は一般的な体型の方で7~10キロまでに抑えるのが望ましいです。

しかし体重が増えすぎると胎児に影響が出たり、出産が難産になりやすくなることに。

また、母体も妊娠高血圧症や妊娠糖尿病などになりやすくなるために、産婦人科では体重管理を徹底してやるところが多いですね。

体重が増えなさすぎも胎児が生長せず心配ですが、増えすぎも病気につながるので注意しましょう。

もし妊娠中に体重が増えすぎると、産後の体型戻しにも苦労しますよ。

出産後すぐに体重が戻ると思ったら大間違いです。

赤ちゃんが産まれてもすぐに落ちるのは、せいぜいお腹の赤ちゃんと羊水の分の2~3㎏程度。

後は努力で戻すしかありません。

妊娠中に体重を増やしすぎないことで後の苦労が減らせます♪

そんな妊婦の体重管理にも一役買ってくれるのがプルーン!

プルーンは便秘解消にも良いので、便秘が解消されれば体重の増加にもある程度効果があります。

便秘だと腸に溜まった宿便でどんどん太ってしまうのです。

お腹もぽっこりしてしまいますよね。

快便になれば腸もすっきりし、体重増加も抑えられますよ。

『妊婦でもおやつは食べたい!でも体重増加は気になる…』

という方はおやつにプルーンを食べてはいかがでしょうか?

ヨーグルトとプルーンを一緒に食べるとカルシウムも摂れて完璧!

市販のお菓子を食べるよりも体重増加は抑えられ、栄養は摂れるのでお勧めの組み合わせなのです。

最近では100%プルーンジュースも販売していますので、手軽に摂りたいときはこちらもオススメです。

妊婦に嬉しい食材プルーン、でも食べる量には注意して!

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たくさんの妊婦に嬉しい効果のあるプルーンですが、食べる量には気をつけて下さい。

『それじゃ1日何個ぐらい食べてイイの?』と思うことでしょう。。

プルーンを食べる際は1日に3~5個くらいにしておいてください。

プルーンに含まれている様々な栄養素の中の1つであるビタミンAは、妊娠初期に摂りすぎると胎児の奇形を誘発することが解かっています。

食材から摂取できる範囲を超えての摂取は危険。

しかし普通に一般的な量のプルーンを食べる分には全く問題ありません。

関連記事⇒妊婦とビタミンA~妊娠中のビタミンAの摂取量とおすすめ食品5選

また、便秘の解消に役立つプルーンですが、食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまいます。

妊婦に下痢は良くありません。

下痢をするとお腹が張ったりする原因にもなるので注意しましょう。

プルーンは妊婦に良い食材ですが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。

適度な量で他の食材ともバランスよく食べるのが良いですね。

関連記事⇒妊婦と下痢〜妊娠中に下痢でお腹が痛い5つの原因や影響と対策

妊婦のお助け食材プルーン、注意を守って賢く食べましょう

プルーンが妊婦にお勧めのポイントを3つご紹介しました。

・便秘解消

・貧血予防

・体重管理

どれも妊婦には嬉しい効果ばかりですね。

また、プルーンに含まれている栄養素も妊婦にとって必要なものばかり。

特に葉酸は妊娠初期に摂りたい代表的な栄養素です。

厚生労働省からも”1日400㎍の葉酸をとるように”とお達しが来てるほどですので、積極的に摂りましょう!

プルーンから補いきれない分は葉酸サプリを取り入れてみてください。

関連記事⇒葉酸サプリランキング2018~市販vs通販!妊娠中におすすめ葉酸サプリ35選

そんな妊婦に効果的なプルーン、ついついたくさん食べたくなってしまいますが、プルーンを食べるのには注意点がありました。

それは食べる量でしたね。

あまりにたくさんの量を食べるのは妊婦には良くありません。

1日に食べる量を5個までなどと決めて、他の食材とバランスよく食べるのが良いでしょう。

食べる量に気をつけることや、プルーンジュースなども活用して、妊娠中の食事に賢くプルーンを取り入れてみてくださいね。