妊娠中は食べるものにも気を使いますよね。
妊娠する前と味覚が変わることもあって食の好みも変わってきます。
お腹の赤ちゃんのためにも栄養のある体に良いものを食べたいところ。
体に良さそうと言ったら、やはりお肉よりもお魚かな?と思う方も多いでしょう。
事実お魚に含まれる栄養素は妊婦さんにも嬉しいものばかり。
お肉よりもカロリーも低く体重管理にももってこいです。
お魚、お刺身といえばマグロ。
マグロは妊婦が食べても良いのでしょうか?
もちろん妊婦がマグロを食べても大丈夫!
マグロには特に妊婦に嬉しい栄養素が3つあります。
・DHA
・たんぱく質
・ビタミン、ミネラル
妊娠中に摂りたい栄養素が多く含まれ、なおかつ低カロリーなので体重管理にも役立ちます。
しかし妊婦がマグロを食べるのには注意点が2つあります。
・生よりも火を通す
・量を食べ過ぎない
この2つの注意点を守れば妊婦でも美味しくマグロが食べられます。
妊娠中の健康管理にマグロを上手く役立ててみてはいかがでしょうか♪
目次
○妊婦に嬉しい!マグロに含まれる3つの栄養素
マグロには様々な栄養素が含まれています。妊婦に特に嬉しいのが
・DHA
・たんぱく質
・ビタミン、ミネラル
の3つです。
DHAは聞いたことある方も多いと思いますが、摂取すると脳の発達を助ける成分です。
簡単に言うと頭が良くなる栄養素なんですね。
妊婦がDHAを摂取すると胎盤から胎児にも成分が届き、脳の発達を促します。
脳だけでなく器官の発達も促すことがわかっています。
またアメリカの大学の研究チームから、妊婦がDHAを摂取することで早産のリスクを下げられることが発表されています。
DHAは妊婦とお腹の赤ちゃんに良いことずくめの栄養素なのですね!
たんぱく質は体の筋肉や骨、皮膚などを作るのに欠かせない栄養素です。
たんぱく質がきちんと摂れていれば、新しい組織が作られて母体も胎児も健康的になります。
妊婦がたんぱく質不足に陥ると、自分の体がまずボロボロになっていくので注意してくださいね。
ちなみに私は経験者です。髪もパサパサになりました・・・。
ビタミン、ミネラルは鉄分の吸収を助けたり、他の栄養素の活躍を補助したりしてくれます。
妊婦は貧血になりやすいので鉄分だけでなく、ビタミンも一緒に摂取して効率良く鉄分を摂取しましょう!
マグロは妊婦に嬉しい栄養素がたくさんありますね。
たくさん食べたほうが赤ちゃんのために良いかも?と思いそうですが、ちょっと待って!
妊婦がマグロを食べるには注意点が2つあります。
妊婦さんはまず注意点を守ってマグロを食べてください。
○妊婦でも生で食べて良いの?マグロのお刺身
妊婦がマグロを食べる時に注意してほしいこと1つ目は、「マグロはできれば火を通して食べる。」です。
妊婦は刺身などの生の食材はあまりオススメされていません。
妊娠中は普段と違って免疫力が低下しているので、生物で食あたりを起こしやすいからです。
生の魚には寄生虫や細菌が潜んでいることもあります。
しかし、寄生虫や細菌は熱に弱くお魚も火を通せば問題なく食べられます。
妊婦はマグロを食べるときは火を通した料理にしたほうが安心です。
しかし、どうしてもお刺身のマグロが食べたい!なんて時は、鮮度の良いマグロを
2、3キレくらいに止めておきましょう。
○どれだけ食べて大丈夫?妊娠中のマグロの摂取量
妊婦がマグロを食べる時の注意点2つ目は「食べ過ぎない」ということです。
厚生労働省が妊婦のマグロの食べ過ぎに注意喚起をしています。
マグロにはメチル水銀という有害成分が含まれていることが妊婦がマグロを食べ過ぎてはいけない理由。
メチル水銀は妊婦は避けたほうが良い成分なのです。
大昔は中絶する代わりに水銀を妊婦に飲ませて流産させたこともあるそう。
そのくらい流産の危険が伴う成分なのです。
少量摂る分には問題ないですが、妊婦が大量にメチル水銀を摂取するとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼします。
厚生労働省によると、妊婦のクロマグロ、メバチマグロの摂取量を1週間に80gまでが望ましいと規定しています。
80gというと、一般的なお刺身で8切れほどです。
思っていたよりも少ない!
妊婦さんはマグロを食べる場合は1週間で8切れ以内を目安に食べ過ぎないように注意しましょうね。
○妊婦に良い食材マグロ。でも注意点を守って食べよう!
マグロは妊婦に良い栄養素が含まれていました。
・DHA
・たんぱく質
・ビタミン、ミネラル
お腹の赤ちゃんにも妊婦さん自身にも体を作るのに大事な成分です。
また、早産や貧血の予防にも役立ちます。
マグロは栄養素は高いですが低カロリーなので体重管理をしなければいけない妊婦さんにも優しい食材ですね。
しかし、妊婦がマグロを食べるにあたっては注意点が2つありました。
・生ではなく火を通して食べる
・適量を守って食べる
生のマグロは少しだけなら大丈夫ですが、やはり食中毒などの危険を考えると火を通したほうが安心です。
マグロの水銀は胎児に悪影響を与えることがわかっています。
妊婦はマグロを食べるなら1週間に8gまでと厚生労働省から注意喚起が出ています。
この2つの注意点を守って妊娠ライフにマグロを賢く取り入れたいですね。