妊娠中のカフェインとの上手な付き合い方って?NGとされる3つの理由と対策

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目次

コーヒー好きに悲報!?あなたは何杯飲んでいましたか?

仕事の合間のブレイクタイムなどにコーヒーを飲む方も多いかと思います。

カフェイン中毒という言葉があるように常習的にカフェインを大量に摂取している人も多いかもしれません。妊娠中の場合、1日に1〜2杯程度なら問題ありません。

しかし、普段からそれ以上を日常的に飲んでいたという方は注意が必要です。カフェインが赤ちゃんに与える影響を見ていきましょう。

妊婦がカフェインNGと言われる3つの理由

そもそもなんで妊娠中はカフェインを飲んではいけないの?

仕事中やお昼休み!日常的にコーヒーを飲んでいたママにとっては辛いですよね。。

でも、やっぱり妊娠中にコーヒーを飲んじゃいけないのには理由があるんです!まずは妊婦さんがカフェインを摂取してはいけない3つの理由を理解しましょう。

1、わずかなカフェインも赤ちゃんにとっては大量!

ママが摂取したカフェインを胎内の赤ちゃんは胎盤を通じて同じ量、濃さで摂取してしまいます。ママにとって摂取したカフェインが少量でも小さい体の赤ちゃんにとっては大量です。

2、赤ちゃんはカフェインを分解できない

内臓機能が未発達である赤ちゃんはカフェインを分解し体外に排出することができません。その結果、体の中に残留することになります。

カフェインが体に多く残留すると興奮状態になり不眠状態になる、落ち着きがなくなると言われています。

3、赤ちゃんに悪影響を及ぼしたという前例がある

カフェインは母体と胎児をつなぐ胎盤の血流を減少させてしまいます。妊娠超初期からカフェインを摂取しているママから生まれた赤ちゃんは成長が未熟、低体重、落ち着きがない子になる可能性があるという報告もあります。

上記のような理由で妊婦にカフェインは良くないと言われています。

しかし、現在の医学ではまだまだカフェインが赤ちゃんに与える影響について解明されていないのが現状です。どんな悪影響があるか分からないものを可愛い我が子に与えるわけにはいかないですね。

普段、何気なく飲んでいるドリンクにカフェインが入っているかチェックしましょう。

いつまで我慢が必要?

妊娠超初期から注意が必要なので、妊娠の可能性がある場合にはカフェインを控えた方が良さそうです。

ちなみに、赤ちゃんが生まれた後に母乳での授乳を考えている方は授乳中のカフェイン摂取も控えた方が良さそうです。新生児や月齢の低い赤ちゃんは2,3時間おきに起きてミルクやおっぱいを飲みます。

もし、その時のおっぱいにカフェインが大量に含まれていたら?赤ちゃんがなかなか寝ない、興奮状態になる可能性があります。赤ちゃんが寝ないとママも休めませんよね。

赤ちゃんもママも安心して眠れるよう授乳中もカフェインは控えましょう。

どうしても飲みたい!カフェイン入りドリンクを飲んでもいい量は?

妊娠中でもコーヒーや紅茶は飲みたくなりますよね。

普段リフレッシュのために大量に飲んでいた人にとって全く飲んではいけないというのはストレスになってしまいます。ではどのくらいの量なら許容範囲なのでしょうか?

一般的に1日に300gまでの摂取なら胎児に影響がないと言われています。

ドリップコーヒー1杯140mlに含まれるカフェインの量は95mgですので1日に2〜3杯程度なら問題なさそうです。そのほかのドリンクのカフェイン保有量は下の通りです。

カフェインの保有量を目安に1日の摂取量を調整しましょう。

カフェインが含まれるドリンクのカフェイン保有量

カフェラテ1杯140ml / 47mg

カプチーノ1杯140ml / 47mg

紅茶1杯140ml / 47mg

玉露1杯140ml / 224mg

煎茶・緑茶140ml / 28mg

ほうじ茶140ml / 28mg

ウーロン茶140ml / 28mg

いかがですか?

コーヒーでもブラックではなくカフェラテやカプチーノにするとミルクが入っている分、カフェインは薄まり保有量は半分くらいになります。

また、紅茶や緑茶などコーヒーよりもカフェインが少なそうなイメージですね。

しかし、コーヒーと変わらずカフェインが含まれていますので飲み過ぎには注意してくださいね♪

安心して飲めるカフェインレスなドリンク

水分補給の際や出先で喉が渇いた場合には何を飲めば良いのでしょうか?

おすすめは麦茶です。麦茶はカフェインが0なので安心して飲むことができます。

自動販売機やコンビニなどでも気軽に手に入るのもいいですね。

また、麦茶は赤ちゃんも飲むことができるので、赤ちゃんが生まれた後は一緒に飲むことができます。

特に鶴瓶が印象的な健康ミネラル麦茶は赤ちゃんも飲めるマークがついているのでおすすめです。

麦茶以外だと爽健美茶や十六茶などもカフェインレスなので、その時の気分やお好みで選んでみましょう。

最近では生茶のカフェインレスもあります。病院で受講したマタニティヨガの後に配られることもあるほどなので安心して飲むことができそうです。緑茶が好きな方は試してみてはいかがでしょうか。

いつものお店でコーヒーが飲みたい!そんな時は?

『どうしても妊娠前と変わらず美味しいコーヒーが飲みたい!』、『今日は既に2杯コーヒーを飲んでしまったけどコーヒーを飲みたい!』という人におすすめなのがスターバックスです。

近年、スターバックスではいつものメニューをカフェインレスで飲むことができるようになりました。

スターバックスの場合、カフェインレスはディカフェと呼ばれていますので気軽に店員さんに聞いてみてくださいね。

またメニューは限られるかもしれませんがドトールコーヒーやタリーズなどでもカフェインレスのドリンクを楽しむことができます。いつものお店にカフェインレスのドリンクがあるかチェックしてみましょう。

お気に入りのドリンクでリフレッシュ♪

カフェインが赤ちゃんに与える影響を知り、赤ちゃんにもママにも優しいお気に入りのドリンクを見つけてみましょう。いつもと違う体調や体の変化でストレスを感じやすいのが妊娠期間です。

たまには息抜きにゆったりした気分でコーヒー1杯を丁寧に入れて飲んでみるのもいいかもしれません。適度に息抜きをしてリラックスした状態で過ごしましょう♪