赤ちゃんの離乳食でお粥はいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおかゆレシピ

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目次

赤ちゃんはおかゆをいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ!食べてくれない時の対策とは

風邪と言ったら作るのがおかゆ。消化に良くて体が温まり、食べやすくていいですね。

赤ちゃんはいつからおかゆを食べることができるのでしょうか。

2つの注意点と、急に嫌いになってしまった時の2つの対処法。

おすすめレシピをご紹介いたします。

この記事のポイントは次の4つです。

  • 赤ちゃんはいつからおかゆを食べていいの
  • おかゆを与えてあげるときの2つの注意点
  • 赤ちゃんがおかゆを嫌い?食べてくれないときの対処法
  • 基本から簡単技まで!4つのおすすめレシピ

それでは、ご紹介します!順にみていきましょう~♪

赤ちゃんはいつからおかゆを食べられるのか

5〜6ヶ月になり、いよいよ離乳食を始める時1番最初に食べるのがおかゆです。

ご飯は消化吸収の良いでんぷん質で胃腸に負担がかからず、離乳食にぴったりの食材。

ただし、この時に食べるおかゆは10倍がゆといって、お米を10倍にふやかしたおかゆ。

裏ごししてペースト状にして、お湯を少し足しポタージュぐらいの滑らかさにしましょう。

1番最初はスプーンひとさじから。

慣れてきたら少しずつ量を増やして1回に約30〜50g与えてあげましょう。

7〜8ヶ月のモグモグ期になったら、前半は7倍がゆ。赤ちゃんがモグモグ食べるよう、真似をして促してあげましょう。

上手に食べられるようになったら後半からは5倍がゆにしてあげましょう。

9〜11ヶ月になったらカミカミ期です。

前半は5倍がゆに、上手に食べられるようになったら後半は軟飯にして与えてあげましょう。

1歳〜1歳6ヶ月になったらパクパク期です。

前半は軟飯。慣れてきたら、後半はいよいよご飯を与えてあげましょう。

ちなみに、スープやだしで煮込んである中華風のおかゆは、塩分が高めなのでカミカミ期からお湯で薄めて少しだけ与えてください。

おかゆをあげるときの2つの注意点

おかゆをあげる時、2つのことに注意して下さい。

1つめは、裏ごし器の網を通して滑らかにすること。

ゴックン期の特にスタートの頃は、すり潰すか裏ごしして滑らかにします。

柔らかく炊いた10倍がゆはこし網に乗せてスプーンの背で押せば簡単に裏ごしできます。

2つめは、ゆるいポタージュ状の硬さにすること。

赤ちゃんはさらさらの状態より、少しとろみのあるとろとろ状がゴックンしやすいのです。

裏ごし器の網を通したら、網の裏についたおかゆをこそげとり、水分と混ぜ合わせます。

1回のおかゆ(お米)の量

それぞれの月齢別で与えてあげるおかゆ(お米)の目安量は以下になります。

ゴックン期(5〜6ヶ月頃)は30〜50g

モグモグ期(7〜8ヶ月頃)は50~80g

カミカミ期(9〜11ヶ月頃)は80~90g(軟飯の場合は約80g)

パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月頃)は80~90g(ご飯の場合は約80g)

赤ちゃんがおかゆを食べてきてくれない時の2つの対策

赤ちゃんがおかゆを食べてくれない原因は2つ考えられます。

1つめの原因は形状。

ペースト状の裏ごしが足りないか、形状が変化してびっくりしてしまったから。

初期の場合は、水分を増やすか、もっと滑らかにすりつぶすなど調理の工夫をしてみましょう。

急に食べなくなってしまった場合は、少し固形に近づき形状が変化してしまい、赤ちゃんがびっくりしてしまったから。

初めて食べた時滑らかなペースト状だったものが、7〜8ヶ月頃から少しずつ形状が変わります。

今までとは違う舌触りに赤ちゃんはびっくりして嫌がってしまうことがあります。

そうした時はまた元のペースト状に戻し、食べてくれるようになったら少しずつ形状を変えてあげましょう。

2つめの原因は、味。

赤ちゃんがおかゆの味を好きではない時、嫌がって食べてくれません。

その時はにんじんやミルクなど、おかゆに何か少し混ぜることで食べられるようにしてあげましょう。

またあげ方にも注意が必要です。

スプーンを無理に口の奥に入れると嫌がることも多いので、ゆっくり「美味しいよ」と言ながら下唇に乗せて、促してあげましょう。

初めの頃は口の発達もまだ完全ではないので食べ物が溢れててしまいますが、少しずつ上手になっていきます

食事は無理にあげると余計に食べなくなってします。楽しい雰囲気の中で、与えてあげましょう。

おすすめレシピ!

おかゆの作り方のレシピを紹介します。

基本の作り方からレンジでやる簡単調理まで、全4種類です。

おかゆは少量だと水分が蒸発して作りにくいので1週間分ぐらいをまとめて作るのがおすすめです。

製氷皿に入れて冷凍した場合、おかゆは粘り気があるのでナイフなどを差し込むと取り外しやすくなります。

また、お米の保存期間の目安は約1ヶ月月程度。

長期にわたって保存すると、どうしても味が落ちます。多めに買わず、1ヶ月で食べきる量を買うようにしましょう。

また、お米は必ず連冷暗所で保存し、虫がわかないようお米用の防虫剤や赤唐辛子などの対策をしっかりしましょう。

・鍋炊きの基本をマスター〜10倍かゆを作る〜1.米と10倍の水を鍋に入れる。

米を洗い水気を切って鍋に入れる。分量の水(米大さじ2に水300ml)を加え、30分ほど浸水させる。★ご飯の場合はご飯と9倍の水を入れてほぐす。

2.強火で煮立たせて弱火でじっくり炊く

最初は強火で煮立ったら弱火にする。浮きこぼれないようフタを少しずらしてのせ、30〜40分炊く。★ご飯の場合は15〜20分たく。

3.火を止めフタをして蒸らす

火を止め蓋をして10〜20分蒸らす。できればそのまま冷めるまでフタをするとさらに余熱でふっくら柔らかくなる。

・炊飯器を使う場合の2つの方法1つめはおかゆモードで

炊飯器に米と10倍の水を入れておかゆモードのスイッチをON。鍋炊きと違って火加減の調節がいらないから楽チン。

2つめは少量なら大人のご飯にコップかゆをセット

耐熱容器にベビー用の米と水を入れ大人用に水加減した炊飯器の中央に置きます。大人とご飯と同時に完成!

・電子レンジでご飯から手軽に作る場合1.ご飯と水を混ぜ電子レンジで加熱する

耐熱容器にご飯10gと水90mlを入れて混ぜる。吹きこぼれるのでラップをかけずに電子レンジで3分加熱する。

2.ラップをかけて蒸らす

加熱後はラップをかけしばらくおく。蒸らしながら冷ます間にご飯がさらに水を吸ってふっくらする。

レトルトかゆで作る場合、冷凍ご飯で作る場合

レトルトがゆは基本的に普通の全がゆ(5倍がゆ)と考えて大丈夫です。

表示を確かめて塩分などが含まれていなければ、ゴックン期から使用できます。

すりつぶして白湯を加えてとろとろに伸ばして与えましょう。

また、冷凍ご飯でおかゆを作る場合は、おろし金ですりおろしてから作ると時間短縮になります。

おかゆの水加減早見表

  • 10倍かゆ…米の場合1:10、ご飯の場合1:9
  • 7倍がゆ…米の場合1:7、ご飯の場合1:6
  • 5倍がゆ…米の場合1:5、ご飯の場合1:4
  • 軟飯…米の場合1:2~3、ご飯の場合1:1.5~2
  • ご飯…米の場合1:1.2

 

まとめ

成長の最も大事な栄養源となる炭水化物、お米。

赤ちゃんは10倍かゆから少しずつ水分を減らして、最終的にはご飯を食べられるように練習をします。

おかゆを赤ちゃんが食べてくれないと、お母さんは本当に困っちゃいますよね。

おかゆは赤ちゃんの離乳食ではとても長い付き合いとなります。

いろんな方法で試してみて、その子にあった食べ方を見つけられるといいですね。