妊活中のみなさん!
「岡崎神社」という神社をご存知ですか?
岡崎神社は子授けにご利益があると有名で、「うさぎが神様」という変わった特徴を持っています。
なかなか赤ちゃんができずに悩まれている方には、ぜひ一度訪れていただきたいパワースポットです。
岡崎神社の魅力や特徴、私が訪れてみて感じた口コミをご紹介します!
目次
岡崎神社とは?
岡崎神社は、京都は左京区にある神社です。
その歴史は古く、延暦13年(794年)桓武天皇が平安京に遷都した際に建てられたとされています。
京の東に位置することから、「東天王」とも呼ばれている神社です。
京都の神社というと、「大きい」というイメージを持たれる方が多いと思いますが、実際に行ってみると「意外と小さい」という印象。こじんまりとした場所でした。
岡崎神社で祀られている神様
岡崎神社では、
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)
- 三女五男八柱神(やはしらのみこがみ)
という三つ神様を祀っています。
「すさのおのみこと」は日本神話の英雄。
神話についてよく知らずとも、名前だけは聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
「くしなだひめのみこと」も、同じく日本神話では結構有名な神様の一人。
ヤマタノオロチの生贄になってしまうところをスサノオに助けられた女性ですね。
後にこのくしなだひめのみことは、スサノオの奥さんとなります。
実は、このことから岡崎神社は「縁結びのご利益がある」とも言われているんですよね。
「やはしらのみこがみ」は、スサノオとくしなだひめの子供たちのこと。言い方は変ですが、「スサノオ一家」を祀った神社ということですね(笑)
岡崎神社の特徴
続いては、岡崎神社の特徴についてです。
岡崎神社は、普通の神社とはひと味もふた味も違った特徴を持っています。
うさぎだらけで癒される!
まずは、「境内がうさぎだらけ」ということ。
岡崎神社に行ってみるとわかるのですが、大げさではなくどこを見渡してもうさぎがいます(笑)
実は、この岡崎神社、うさぎを神様として祀っている珍しい神社。
かつて、岡崎神社の境内周辺はうさぎの生息地だったことから、うさぎを氏神様として祀るようになったのです。
あまり知られていないかもしれませんが、うさぎは非常に多産な動物で、キリスト教圏では「命のシンボル」とされています。
そんなうさぎを神様として祀っているわけですから、「子授け、安産祈願」のご利益があるのもうなずけますね。
岡崎神社の鳥居をくぐって本殿の方に向かうと、まず迎えてくれるのが狛犬ならぬ「狛兎」。
通常の神社では怖い顔の狛犬が座っていますが、狛兎はなんとも可愛らしい見た目ですね。
本殿に向かって右側にお座りになっているのが「阿形」、左側が「吽形」のうさぎで、右が雄、左が雌うさぎとなっています。
この狛兎のあたまを撫でると、「縁結び・夫婦良縁」のご利益があるんだとか。
頭を撫でやすいように、きちんと低めの台座が設けられていますよ。
そして、狛兎の奥、本殿にもうさぎが。
こちらは招き猫ならぬ、「招きうさぎ」です。
こちらはそれぞれに違うご利益があり、右側が「金運」、左側が「縁結び」を司っています。
一つ残らず頭をナデナデしたいですね(笑)
子授けうさぎがいる
さて、肝心の「子授けうさぎ」ですが、境内の手水舎にいらっしゃいます。
黒御影石で作られているので、狛兎や境内のうさぎとはちょっと違った見た目ですね。どこか神々しく力に満ち溢れ、見るからにご利益がありそうです。
こちらのうさぎ像に手水をかけてお腹を擦ると、「子授け・安産祈願」ができるとされています。
実際、周りの絵馬には「赤ちゃん待ってます」という旨の書き込みがたくさんありました。
うさぎおみくじがかわいい
岡崎神社の魅力は、狛兎や子授けうさぎだけではありません。
かわいい「うさぎおみくじ」も忘れずにご紹介しておきたいポイントです。
うさぎの焼き物の中におみくじが入っており、見た目も可愛いので大人気。
参拝者が多い1月には、完売してしまうこともあるんだとか。
うさぎの焼き物はそのまま持って帰ることもできますが、境内に並べ、置いていくこともできます。
そのため、岡崎神社では置いていかれたうさぎの大行列をみることも可能。
たくさんのかわいいうさぎの大群が待ち構えています(笑)
うさぎおみくじのカラーはピンクと白の2種類で、値段は各500円です。
また、岡崎神社で買えるお守りにもうさぎが施されています。
もちろん絵馬にも。
本当にうさぎだらけの神社ですね!
岡崎神社には子授け以外にも様々なご利益が
岡崎神社境内には、本殿以外にも「雨社(あめのやしろ)」、「宮繁稲荷神社(みやしげいなりじんじゃ)」と呼ばれる2つのお社があるのも特徴。
雨社は「安目社」とも呼ばれ、目の病気にご利益があると言われています。
宮繁稲荷神社は、1710年に建立された比較的新しいお社。
こちらは商売繁盛にご利益があります。
岡崎神社って、子宝や縁結びだけではなく、本当に色々なご利益があるんです。
他にも、「厄除け」の神様としても信仰されており、まさに「パワースポット」といえますね。
岡崎神社へのアクセスは?
岡崎神社へは、市バスであれば32番、203番、93番、204番に乗り「岡崎神社前」、もしくは5番「東天王町」で下車。
駅からは歩いてすぐです。
電車を利用するのであれば、京阪「神宮丸太町駅」もしくは、地下鉄東西線「蹴上駅」で下車します。
電車の場合は少し駅から歩きますが、10〜15分程度です。
岡崎神社の口コミ
私が実際に行ってみて感じた岡崎神社の口コミをご紹介します。
1月は大変混雑している
私が行ったのは初詣シーズンまっただ中の1月初旬。
そのため、神社はとても混んでいました。
昨今はインスタ映えするうさぎを撮りに来る若い方も多く、とくに1月は混雑するようです。
お参りしたかっただけなのですが、境内まで30〜40分もかかってしまいました。
ですので、もしゆっくりとお参りしたい場合は初詣のシーズンは外した方がいいでしょう。
せっかく子宝祈願のうさぎを撫でに来たのに、諦めて帰るなんて思いはしたくありませんからね。
周辺にも魅力的なスポットが!
中には「わざわざ京都まで行くのはちょっと…」とお思いの方もいるでしょう。
しかし、京都の魅力は岡崎神社だけではありませんよ!
もちろん、岡崎神社をメインの目的に据えてもいいでしょうが、周りには「銀閣寺」や「南禅寺」など、日本有数の観光スポットもたくさん。
ですでの、岡崎神社参拝後も、1日退屈せずに楽しむことができます。
実際、私も「京都観光の一環」として岡崎神社を訪れました。
ちょっと息抜き京都旅行のついでに、岡崎神社で子宝祈願をしてみてはいかがでしょうか?
岡崎神社のお陰で妊娠
私の友人の中には、「岡崎神社で子宝祈願をした後に子供を授かった」という人が一人います。
ネットで調べてみると、同じような経験をされている方も、多数いらっしゃるようです。
そう考えると、岡崎神社のご利益は確かなものであるということ。
可愛いうさぎを見ると癒されるのでリラックスできますし、リフレッシュにも丁度よいはずです。
また、そういうパワースポットを訪れることで「また明日から妊活頑張ろう!」という励みににもなりますよね。
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、妊娠しづらい体になってしまいます。
うさぎが、そんな女性たちのストレスを癒やしてくれているのかもしれませんね。
まとめ
岡崎神社の魅力や特徴、口コミなどをご紹介しました。
うさぎが神様という、一風変わった神社ですが、行ってみると本当に可愛くて幸せな気持ちになります。
妊活中の方は、ぜひうさぎさんたちに癒されに行ってみてください。生命のシンボルであるうさぎが、赤ちゃんを授けてくれるかもしれませんよ。