おむつはずれはいつまでに?トイトレは体の発達に合わせた方がいい理由

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子供が成長すると一緒に気になるのが「いつ、おむつはずれをさせるべきか?」ではないでしょか。

・そろそろ暖かくなる季節だからおむつはずれをさせたい

・入園するからおむつはずれさせようかな

・3歳前にトイレトレーニング開始を考えている

家庭によっておむつはずれをする時期、意識し始める時期が異なると思います。

保育園に月齢が低いうちから通っていれば、園の方でサポートしてくれますが、3歳あたりから保育園や幼稚園に通う予定の子供だと、自宅でトイレトレーニングが必要な家庭が多いです。

わが家の子供たちもおむつはずれをどのタイミングでおこなうか、とても迷いました。

そこで今回は、おむつはずれはいつまでにおこなうべきなのか、トイレに興味のない子でもおむつははずれるのかなどをご紹介します。

おむつはずれに手こずっている、おむつはずれのタイミングがわからないママは、ぜひ参考にしてください。

目次

わが子のおむつはずれをスタートした時期

わが家の子供たちは、一番目の子供は私自身がすべておむつはずれ完了までおこない、二番目は保育園でほぼすべて完了しました。

二番目にかんしては、2歳ちょっと過ぎあたりからトイレトレーニング用のパンツを持っていき、おむつはずれをスタートしてたった1日で完了。

夜のおねしょもないし、外出したときも自宅と違うトイレ(和式)でもスムーズにできました。

一番目は2歳半あたりからトイレトレーニングをはじめましたが、完璧に取れるまで、約2週間かかっています。

わが家が実践したおむつはずれまでの方法

まず、完全におむつを外すのではなく、私は日中だけおむつをつけずに過ごさせることにしました。

1日目、いつもと違うスースー感とパンツの違和感があるのか、トレーニングパンツを脱いだり履いたりしているわが子。

おしっこをしたいと伝えてくれたので、トイレの便座に座らせてみるものの、初日はまったく出ませんでした。

トイトレ用パンツに日中はしてしまい、翌日はパンツの洗濯物が5枚以上へ・・・。

おむつはずれはいつまでに完了すると断言できないので、おしっこを漏らしてしまってもいいように、トイトレ用パンツは最低でも5枚用意しておくと便利です。

おむつはずれの訓練をしてから3日目で、初めてトイレでおしっこができました。

その時、シャーと音が聞こえて、思いっきり褒めてあげたことを覚えています。

それから、日中のおしっこはトイレでスムーズにできるようになり、ウンチもパンツに漏らすことがありませんでした。

ウンチが一度もパンツに漏れなかった一番目の理由は、便秘体質でいつ出るのかが親としてわかっていたからなのではないかと、思っています。

夜のおむつはずれが完璧にできたのは、約2週間が経過してからです。

何度トイトレ用パンツにしてもお漏らししてしまうため、水分を眠る2時間前に取らせないようにしました。

この行動が良かったのか、その日はまったくおしっこをすることなく過ごせました。

それから、夜トイレに行きたくなった時は、自分から「トイレ」と起こしてくれるように!

私の意見ですが、おむつはずれは◯日までに!など決めつけてしまうと、ママ側ができないことにイライラしてしまい、子供もその雰囲気を察知してお漏らししてしまうのではないかと思っています。

できるだけ気長に待つことも大切なことと、育児をしながら思ったできごとです。

おむつはずれはみんないつから意識し始めたの?

おむつはずれをさせたい!と意識し始めた時期について、ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>が、2009年4月2日~2012年4月1日生まれのお子さまを持つ方309名を対象にネット調査しました。

その時のアンケート内容を、ベネッセ教育情報サイトが公開しています。

オムツはずれを開始した時期について、

春(3~5月):41%

夏(6~8月):43%

秋(9月~11月):10%

冬(12月~2月):6%

であることがわかりました。

もっとも多い時期が夏、次に春です。

この時期といえば、布団が乾きやすい、保育園や幼稚園など入園の時期と重なることが関係していることと思われます。

次のアンケートでは「おむつはずれはいつからはじめましたか?」を調査。

1歳半~2歳未満:15%

2歳~2歳半:26%

2歳半~3歳未満:21%

3歳~3歳半:25%

3歳半~4歳未満:8%

1歳未満:5%

上記の結果で驚いたのが、1歳未満や1歳半~2歳未満でおむつはずれをスタートしていることです。

わが家はこのアンケートでももっとも多い2歳過ぎにスタートしましたが、親からはいつも「早い方がおむつははずれやすい」といわれていました。

三番目が1歳になったので、歩くようになったら早めにおむつはずれの訓練がした方がいいのかなと思っています。

おむつはずれはいつ始めるのがいいの?

あまり遅い時期におむつはずれの訓練をスタートしてしまうと、お漏らししたなどに強いストレスを感じてしまうため、あまり良くないと言われていますよね。

では実際、おむつはずれをいつから始めるべきなのでしょうか。

これについて、おむつメーカーで有名なパンパースとベネッセグループのこどもちゃれんじが「お子さんの成長を応援!」と題して、おむつはずれのベストな時期などをお伝えしています。

おむつはずれを始めるタイミングは、子供の体の発達に合わせて、段階を踏んで進めるのが理想だそうです。

おむつはずれを子供の発達に合わせたタイミングとは、

・自分で歩くことができる

・おしっこの間隔が2~3時間ほど空く

・自分の気持ちが身振りでも伝えられる

3つの行動ができはじめる時期にスタートさせると、無理なくおむつはずれが進められると伝えています。

おしっこの間隔が2~3時間といわれても、理解できない親御さんが多いと思います。

私も一番目のおむつはずれをするとき、おしっこの間隔を意識してトイレにつれていきました。

おしっこの間隔は個人差があり、同じ2歳でも2時間おきに出たり、3~4時間おきに出たりするなど差があります。

おしっこが出たくなるサインが子供によってあるので、よく子供の行動を観察したり、前回のおしっこから何時間経過したか記録しておいたりするとわかりますよ。

おむつはずれは“いつで完了”よりトイレに興味を持つことから!

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私の育児体験から、おむつはずれはいつまでに完了と決めるのではなく、まずは「子供にトイレでする楽しさ」を覚えてもらうことが大切であると実感しました。

トイレトレーニングの方法は家庭によって異なりますが、スムーズにトイレで用を足せるように知るためには、おまるよりトイレでそのまま覚えさせた方が後々ラクです。

おむつはずれまでのトイレトレーニング方法とコツ

1.始めはトイレに座らせるだけ!

初めからトイレに座ってする子もいますが、ほとんどの子は1回目では出ないことが多いです。

出ないからといって怒るなどせず、トイレに座るという行動に褒めてあげることが大切です。

子供が「トイレに座りたい」「トイレに行きたい」と思うように、子供が大好きなぬいぐるみなど置いておくのもおすすめです。

2.おしっこをしそうな時間帯に座らせる

おしっこをする時間帯が決まっていたら、その時間帯にトイレに毎日座らせてみましょう。

たとえば、朝起きてきてすぐトイレに座らせてみるなど、タイミングを見て座らせるのがコツ。

1回でもおしっこをトイレでできるようになると、子供も感覚をつかめて「おしっこはトイレでする」と自然と身につくようになりますよ。

3.お漏らししても怒らない

うちの子たちによくあったお話なのですが、トイレに行きたいと伝えてきたので、急いでトイレに駆け込みズボンを下ろした瞬間、そのままシャーと出てしまいました。

洋服にはつかなかったものの、完全なお漏らしですね。

ここで怒ってしまうと、「トイレでするのが怖い」と意識してしまう可能性があるので、親御さんは“次はママも一緒にすぐできるように頑張る!”など伝えてあげます。

こうすることで、子供だけのせいにさせず、一緒に頑張ろうという気持ちが高まるのではと思って、トイレトレーニングに励んでいました。

おむつはずれは早く始めた方がいいの?

おむつはずれをするなら、早い時期から始めた方がいいと言われていますが、実際は子供の成長に悪い影響を与えることはほとんどないといわれています。

子供自身はおむつでおしっこをする以外知らないので、恥ずかしいなどの意識がないのは当然のことですよね。

おむつはずれは早い方がいいといわれるのは、子供が成長するとともに人と違うことがわかってくるからではないでしょうか。

たとえば、幼稚園や保育園に通っているお友達がおむつをしていないのに、自分だけしていると友達に「まだおむつしているの?」といわれてしまう可能性があります。

これが2歳児、3歳児ならいいのですが、5歳児、6歳児になると“人との違い”を意識し始めるため、おむつはずれが完了していない姿に、精神的ダメージを受けてしまうこともあると思います。

実際、わが子が年長クラスだったとき、お昼寝の時だけおむつをしている子供がいました。

その子を見て、みんな「まだおむつしているの?」と話していることを、子供を通じて聞いたことがあります。

大人もそうですが、人との違いは子供にとっても不思議なことなのでしょう。

おむつはずれが遅いと、子供より親のほうがイライラするなど、焦りを感じてしまうケースが多いです。

こういったイライラなどが子供にも伝わり、おむつはずれが遅くなってしまう可能性が高いともよくいわれています。

なかなかトイレでおしっこをしてくれない、トイレへ行くのが苦手、興味がない子供の場合、大好きなぬいぐるみやキャラクターのポスターを張って、「トイレは楽しいところ」という空間を作ってあげるなど、工夫するのもおすすめです。

まとめ

今回は、おむつはずれはいつまでにするべきなのか、トイレトレーニングは体の発達に合わせた方がスムーズに進められるなどについてお伝えしました。

改めて、今回お伝えした内容を簡単にまとめます。

・おむつはずれを開始する時期は夏(6~8月)が多い

・おむつはずれを始める年齢は2歳~2歳半が多い

・おむつはずれは体の発達に合わせる

(一人で歩ける、おしっこの間隔が2~3時間おき、身振りでも自分の気持ちが伝えられる)

・おむつはずれをいつまでに!と時期を決めない

・トイレを飾って楽しい空間づくりをする

おむつはずれの時期は個人差がありますが、おしっこの感覚が2~3時間空くなど、体の発達に合わせてまずはスタートしてみることをおすすめします。

無理やりトイレでおしっこをさせることだけに集中してしまうと、トイレは怖いところと認識してしまう可能性があります。

子供に合わせて親御さんも、ゆったりとした気持ちでおむつはずれを待つことが大切です。