これっておしるし?鮮血・茶色・量・サラサラなど特徴と注意が必要なケース

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臨月になり出産がいよいよ近づいてくると、自然と気持ちも高まりドキドキしながら過ごす日々が始まりますね!

出産がより近づいてくると、『おしるし』が知らせてくれると思っている人もいるでしょう。

私も出産の予備知識として、

「出産が近づくとおしるしがあるんだ!」

「色は薄いのか!」

など、自分なりにおしるしについて調べていました。

しかし実際に出産前にあったおしるしは鮮血!

「おしるしって茶色っぽいんじゃないの?」

「鮮血のおしるしって危ないんじゃ・・・」

といったような不安を感じたことを今でも覚えています。

おしるしは個人差が大きく、

・量は少ない場合も生理並みの場合もある
・色は薄ピンク~鮮血まで様々
・おしるしがない場合も!
・おしるしではなく異常出血かも・・・
・おしるしから出産までも個人差が大きい!

といったことがいえます。

「これって本当におしるし?」

と迷ってしまうこともあるでしょうから、おしるしについてより詳しく知っておくと安心ですね!

『こんな時は要注意!』といったことも併せて紹介しますから、これからくるかもしれないおしるし、そして出産に向けて正しい知識を身につけておきましょう。

目次

おしるしって何?

「おしるしという言葉は知っているけど、どんなものかわからない」

という人もいるかもしれませんね。

私も正直なところ、「出産前になると出てくる血」という認識しかありませんでした。

まずはおしるしとはどんなものなのか、どんな状態になると起こるのか、詳しく見ていきましょう。

おしるしは出産間近になると出るおりものの一種

おしるしは、出産予定日が近づくと出るおりものの一種です。

出産が近づくと子宮は少しずつ収縮を始めます。

子宮の収縮が始まると、お腹の中では

  1. 卵膜の一部が剥がれる
  2. 子宮壁と卵膜に隙間ができ出血する
  3. 子宮口をふさいでいた粘液栓が剥がれる
  4. 子宮頸管の粘液と混ざり体外へ排出される

このようなことが起こります。

これがいわゆる『おしるし』です。

おしるしの色や状態は?

おしるしの色や状態は、

・薄いピンクや茶褐色、赤褐色のことが多い
・粘り気がある

といったことが特徴です。

普段のおりものに少量の血が混じっていることが多いようですが、生理の終わりのような茶色の血が出ることもあります。

粘液とともに体外に排出されるので、粘り気があることが多いです。

私のように鮮血が出ることも特別珍しいことではないようですよ。

おしるしの量は?

おしるしの量も気になりますよね。

おしるしの量も色や状態と同じように、『必ずこのくらい!』という決まりはありません。

一般的には

・下着に少しつくくらい
・トイレの際にペーパーにつくくらい
・おりものシートで対応できる程度
・生理並みの出血があった
・少量がたらたらと出続けた

など個人差が大きいことが特徴です。

私の場合は、トイレに行くたびに少量の鮮血がペーパーにつく程度でした。

おしるしがある人とない人がいる

おしるしは必ず全員にあるわけではなく、おしるしがないまま出産をする人も少なくありません。

実は私は出産が近づくと必ずおしるしがあるものだと思い込んでいました。

「おしるしがきたら諸々準備すればいいや!」

と、今考えるとちょっとのん気すぎたかなと思っています。

実際おしるしがきたのも出産の前日の朝でした。

陣痛が早まっていたら何も準備できなかったと思うとちょっと怖いですね。

おしるしの状態は人それぞれ

『おしるし』のかたちには決まりがなく、

・色
・量
・状態
・いつくるか
・どのくらい続くか

などは個人差が大きいです。

「私は鮮血だった」

「聞いていたより量が多くて驚いた」

など、妊婦さんの数だけおしるしの状態があると考えてもらったほうがいいかもしれませんね。

おしるしが鮮血だった!大丈夫?

おしるしは茶褐色や薄いピンク色だという知識があると、出産間近に鮮血が出るとびっくりしてしまいますよね。

私も鮮血が出た時には

「もしかして赤ちゃんが危ない?!」

と大きな不安を感じたことを覚えています。

・鮮血でも大丈夫?
・どんな時は注意が必要なの?

出産間近に鮮血が出た時の対処法について見ていきましょう。

出産直前なら鮮血の場合もある

私のように、出産の前日や出産予定日間近に鮮血が出るケースもあります。

・量は多くない
・体調も悪くない

こんな時は、鮮血であっても普通のおしるしと考えても問題ないでしょう。

念のため、その後量が増えないか、痛みはないかなどしっかりチェックしておくことが大切です。

こんな時は要注意!

おしるしが鮮血であることは特に珍しいことではありませんが、次のような症状が鮮血と併せて起きているときは注意が必要です。

  1. 痛みが伴う
  2. お腹がかなり張っている
  3. 大量の出血が止まらない

お腹がかなり張っていて痛みが強い場合は迷わず医療機関を受診してください。

また、痛みやお腹の張りをさほど感じなくても、生理2日目のときよりも多い出血がある場合は医療機関を受診してくださいね。

念のため入院準備をしていくと安心です。

医療機関を受診するか迷ったら

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臨月になると、ある程度お腹の張りを感じたり時々痛みを感じたりすることも増えてきます。

「ちょっと痛い気がするけど我慢できる」

「これは量が多いと言えるのかな」

など、受診するタイミングに迷ってしまうこともあるでしょう。

おしるしは個人差が大きいため、一概に「これは危ない!」と判断することが難しくもあります。

ちょっとでも不安や心配に感じたら、迷わず受診してくださいね。

それで何もなければ安心できますよ。

おしるしではなく異常出血かも!?

「おしるしだと思っていたのに異常出血だった!」

ということもよくあるようです。

  1. とにかく量が多い
  2. 水のようにサラサラした鮮血が出ている
  3. 血の塊のようなものが出ている

このような症状がある場合は、迷わず受診することをおすすめします!

生理のときよりも多い量のおしるし

前の項目でも少し触れましたが、生理2日目のときよりも多い出血がある場合は注意が必要です。

おしるしは多くても生理1日目や終盤程度の量です。

これより多い出血がある場合は、

・常位胎盤早期剥離

が疑われます。

<常位胎盤早期剥離>

胎盤は通常赤ちゃんが生まれたあとに自然に剥がれ、体外へ排出されます。

常位胎盤早期剥離は、赤ちゃんがまだお腹にいるのに胎盤が剥がれてしまうことです。

・大量の出血
・激しい腹痛
・真っ赤な鮮血

この3つがある場合は早急に受診しましょう。

量は少なくても鮮血がサラサラしている

鮮血が出ることは珍しいことではありませんが、サラサラとした鮮血が出る場合は注意が必要です。

おしるしは粘液と一緒に出るため、鮮血であってもやや粘りがあることが特徴です。

私も鮮血ではあったものの、おりものに混じったような鮮血だったため特に問題はなかったようです。

・水のようにサラサラしている
・サラサラした鮮血が続いている

この2つの症状がある場合は、もしかしたら破水している可能性があります。

卵膜の高い位置で破水してしまうと、ちょろちょろと羊水が漏れ出るケースもあるのです。

一度受診したほうが安心ですね。

ティースプーンよりも大きな血の塊が出る

大きな血の塊が出る場合も注意が必要です。

血の塊が出る場合は、胎盤の一部が剥がれ落ちているという可能性があります。

・ティースプーンよりも大きな血の塊が出る
・お腹に痛みがある
・何度も血の塊が出る

この3つの症状がある場合は、早めに受診しましょう。

おしるしとともに生理痛のような痛みがある場合は?

おしるしとともに生理痛のような痛みを感じることも珍しくありません。

下腹部に鈍い痛みを感じたら、いよいよ出産が近づいているサインかもしれませんよ!

前駆陣痛かも!

臨月になると、生理痛のような鈍い痛みが不規則に起こることがあります。

これを『前駆陣痛』と呼んでいます。

前駆時間は『偽陣痛』とも呼ばれ、

・痛みは不規則
・1度で終わることもある
・痛みとともにお腹の張りを感じる

などが特徴です。

前駆陣痛から本陣痛になることもありますが、前駆陣痛があっても本陣痛につながらないこともあります。

痛みが不規則で我慢できるほどの痛みであれば、そのまま様子を見ましょう。

痛みに波がある場合は時間を測ってみよう

生理痛のような痛みが定期的にくるなど痛みに波があるようなら、お腹が痛くなる長さやお腹が痛くなるまでの時間を測ってみてください。

・20分くらいの間隔で痛みがくる
・徐々に痛みの間隔が短くなる

などがあれば、本陣痛の可能性が高いです。

痛みの間隔が15分になったら病院に連絡しておきましょう。

おしるしがあってから出産までどのくらいかかった?

次に気になるのは、

「おしるしがあってから出産まではどのくらい時間がかかるの?」

ということではないでしょうか。

おしるしがあれば出産まで近いことは確かです。

どのくらいで赤ちゃんに会えるのか知りたいですよね!

みんなはおしるしがあってから出産までどのくらいの時間がかかったのでしょうか。

個人差が大きい!

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これは本当の個人差が大きい!

妊婦さんの数だけお産ストーリーがあるとは言いますが、まさにそれです!

私はおしるしがあったのが出産前日の朝で、日が変わった朝4時ころに生まれました。

時間にすれば24時間以内ということになりますね。

・おしるしから1週間何もなかった
・おしるしの3日後に出産した
・おしるしからすぐに陣痛がきた
・10日経ってやっと出産

など、本当に個人差が大きいです。

どんなに早くてもおしるしは出産10日前ほどに来るそうです。

おしるしがあったら、

「10日以内には生まれるな」

くらいの気持ちでいるといいかもしれませんね。

おしるしがあったらあわてずに!入院準備を進めましょう。

おしるしがあると、知識はあったとしてもやっぱり驚いてしまいますよね。

「いよいよ出産か・・・」

「これから陣痛がくるのかな」

「陣痛や出産の痛みに耐えられるかな」

など、楽しみな反面不安な気持ちが大きくなります。

おしるしがあったらあわてずに、入院に備えて準備をしておきましょう。

まずは下着が汚れないようにケア!

おしるしはしばらく出血がある場合や、1度で終わる場合など様々です。

まずは下着が汚れないように、おりものシートや生理用のナプキンでケアをしましょう。

おりものシートやナプキンをしておくことで出血量が増えた時にも、早急な対応につなげることができます。

血液の状態もよく見ることができますしね!

いつ陣痛が始まってもいいように準備!

前の項目でも紹介しましたが、おしるしがあるということは数日のうちに出産につながるということです。

いつ陣痛が始まるかは、赤ちゃんにしかわかりません。

いつ陣痛が始まってもいいように、入院準備を進めておきましょう。

・病院に持っていく物の準備
・家を空けることへの準備
・上の子がいる場合の預け先などの確保
・旦那さんにやってほしいことリストの作成

などをしておくと安心ですよ!

破水がなければシャワーもOK!

おしるしがあると入浴などもNGなのかと思われがちですが、おしるしがあっても破水をしていなければ入浴することはできます。

破水している場合は、細菌の感染などが心配なので、シャワーもNGです。

おしるしだけの場合も、念のためシャワーだけで済ませておくと安心です。

入院したら、出産から1日経過するまでは入浴することはできません。

本格的な陣痛が始まる前に入浴しておくのがおすすめですよ。

まとめ

おしるしは出産前に必ず起こるわけではないと知って、びっくりした人もいるかもしれませんね。

おしるしは妊婦さんによって様々。

一般的には

・薄いピンクや茶褐色、赤褐色
・鮮血のこともある
・粘り気がある
・量はそんなに多くない
・生理痛のような痛みがあることも
・生理のときよりも出血量が多い場合は注意
・サラサラした鮮血のときも注意

といったことを頭に入れておくといいでしょう。

中にはおしるしがなくいきなりの破水から始まるという人もいます。

出産予定日まで10日を切ったらいつ生まれてもおかしくありません。

しっかり入院準備をしておきましょうね!