妊娠中に食欲がない!先輩ママが教える食欲不振の妊婦4つの対策方法

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妊娠初期は吐き気の辛いつわり、中期からは膨らんだお腹で胃が圧迫されるなど、妊娠による体や食の好みの変化により、なかなか食欲の湧かない妊婦さんも多いはずです。

もちろん無理をして食事をとることがストレスになってしまっては元も子もないのですが、お母さんの体調を整え、お腹に宿る赤ちゃんに十分な栄養を届けるためにも食事は欠かせません。

そうは言っても、どんな物を食べればいいんだろう?

今回はそんな食に悩める妊婦さんにおすすめの食べ物を、体験を踏まえながらご紹介いたします。

  • つわりのせいで食欲がない時は無理をして食べなくても大丈夫!
  • 私はこれで乗り切った!つわり中におすすめの食事
  • 吐き気を軽減!ビタミンB群のチカラ
  • 中期からは栄養バランスも頭に入れながら取り入れてみて

食欲の湧かない妊婦さんの参考になりましたら幸いです。

目次

つわりのせいで食欲がない時は無理をして食べなくても大丈夫!

吐き気で満足のいく食事がとれないと、お腹の中にいる赤ちゃんは大丈夫かな?と心配になってしまいますよね。

でも安心してください。

実はこの時期の体内の赤ちゃんは、お母さんが食事をとることが出来なくても、すくすくと育ってくれるのです。

またつわり以外の時期でも、お母さんの体は赤ちゃんへの栄養が最優先となっているため、少量しか胃に入らない状態でも、赤ちゃんに栄養は行き届いているんです。

ただし水分不足には要注意。食事はおろか、水も喉を通らない、といった状態であれば、迷わず病院へ行ってくださいね。

つわりで食事がとれないのは、これから育つ赤ちゃんの為にお母さんの体内に悪い物を入れないように、という説もある位なんです。

私はこれで乗り切った!つわり中におすすめの食事

つわり中はとにかく、24時間続く吐き気との戦いでした…。

食欲より先に吐き気が込み上げてくるのです。

一番辛いときは、お昼のグルメ番組を見るだけでも気持ち悪くなってしまう程でした。

私が食欲の湧かない際に食事として重宝したのは、そば、うどん、そうめんといった麺類です。

冷やして食べることで吐き気が大分軽減され、また、様々な薬味を追加することで味の変化や少しでもとれる栄養を増やそうと試みました。

しょうがはコレステロールが下がる他、胃酸過多を治しつわりを軽減してくれる効果があり、納豆・めかぶ・とろろ・なめこといった粘りのある食材は、喉ごしをよくしてくれるだけではなく栄養価も高いです。

ねぎは独特な風味と後味から吐き気が強くなり、あまりおすすめできません。

ごはんも炊き立てのものではなく、冷やして食べる事で美味しく頂けました。

先に挙げた粘りのある食材に温玉を加え爆弾丼を作ったり、酸っぱさで吐き気の和らぐ梅おにぎりなど、これらをメインに間食や朝食にはクラッカーやフルーツゼリーを食べることが多かったです。

また、大切なのが水分補給。

つわりの初期はコーラやサイダーといった炭酸飲料を好んでいましたが、糖分が気になり炭酸水や飲料水に切り替えました。

この他、夜寝る間や車での移動中はミントタブレットをなめて吐き気をしのぎました。

タブレットはお守りのように持ち歩いていましたが、頻繁に頼ってしまい結果的に虫歯が増えてしまったので注意が必要です。

妊婦さんは虫歯が増えやすいとされておりますので、こまめな歯磨きを忘れずに行いましょう。

つわりを軽減!ビタミンB群のチカラ

残念ながらつわりに効く特効薬などは日本で発売されていないのが現状です。

しかし、ビタミンB6を摂取することでつわりの吐き気を軽減することができます。

なぜビタミンB6がつわりに効果的であるのかは、まだはっきり解明されていませんが、つわりの点滴治療にビタミンB6が取り入れられている事などから、効果的であることは確かでしょう。

ビタミンB6を豊富に含む食品は、豆腐や納豆などの大豆製品、たまご、牛乳やチーズ、キャベツ、レバー、魚介類など。

お母さんの貧血予防にもなり一石二鳥の栄養素です。毎日、最低一品でも摂取できるように心がけましょう。

中期からは栄養バランスも頭に入れながら取り入れてみて

辛いつわりが終わったら、そろそろ栄養バランスを視野に入れて献立を考えてみましょう。

つわりで弱った体を回復させるためにも、良質なたんぱく質や、ビタミン、ミネラルを中心に、消化の良い食べ物を選ぶのがポイントです。

胎盤の機能もしっかりしてくる時期なので、お母さんのとった栄養はどんどん赤ちゃんへへその緒を通じ送り込まれます。

ただし、頑張って栄養バランスを考えても、アルコールやタバコ、カフェインを摂取してしまうとせっかくの栄養素が台無しに!

こういった趣向品はなにも一生摂取出来ないわけではないので、赤ちゃんがお腹にいる間はなるべく控えましょう。

また、食事が満足に食べられるようになった事により、ついついご飯やおやつを食べ過ぎてしまう事も。

中期以降はお腹も膨らんでくるため、胃が押し上げられて吐き気を催したりしやすいため
一度に食事を食べ過ぎるようなことは控えましょう。

体重増加や妊娠糖尿病、妊娠中毒症にも気を付けてくださいね。

いかがでしたか?

妊娠中、食欲のない時には、やはりさっぱりとした食品がおすすめです。

吐き気に悩まされる時期は、温かい物よりも冷たい物の方が食べやすいですが、体の冷えには注意してください。

無理に食べようとしたり、食事をとる時間にはあまり拘らず、ストレスのたまらない食事を心掛けたいですね。