パン粉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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とんかつやコロッケ、サクサクの揚げ物に欠かせないパン粉。

パン粉には大きく分けて2種類、2種類の中でもいくつか種類に分かれます。

乾燥タイプは、よくあるサラサラしたパン粉で、生のパン粉を乾燥させて作ります。

乾燥させているので水分が少なく、時間がたっても脂っこくならない特徴があります。

乾燥タイプの中でも粒の大きさによって種類があり、粗目、中目、細目に分かれます。

食感や火の通りやすさが違うので、料理や揚げる材料によって変えるといいですね。

もう一種類は、生タイプのパン粉。

パン粉を砕いて袋に詰めただけのものなので、水分が多くしっとりしています。

さくっと軽い食感に揚がるのが特徴。

生タイプのパン粉は、食パンを使い自分で作ることができます。

特に古くなって硬くなった食パンは、パン粉にして冷凍保存するのがおすすめです。

パン粉は種類によって、保存方法、保存期間が違うので、注意が必要。

ここでは、パン粉の正しい保存方法、消費期限、おすすめのパン粉を使ったメニューを紹介します。

目次

 パン粉はどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!

パン粉の消費期限は、開封する前は袋に記載されている賞味期限を目安に使い切ります。

パン粉は、一度に1袋使うものではないので、賞味期限ギリギリに開けないようにしましょう。

設定されている賞味期限は、メーカーによって異なりますが、乾燥パン粉で7ヶ月、生パン粉で1ヶ月の設定がされています。

開封した後は1ヶ月を目安に使い切るようにします。

生パン粉は、できるだけ早く使いきりましょう。

パン粉は、温度、湿度、の影響を受けやすいので、気をつけて保存。

特にカビ、ダニなどの虫の被害にもあいやすいので、保存環境に気をつけます。

 パン粉の保存方法!

パン粉は正しい方法で保存しないと、湿気てしまったりカビが生えたり、虫の被害にあいます。

正しいパン粉の保存方法を紹介します。

 パン粉の正しい冷凍保存方法

パン粉は、しばらく使わないときは冷凍保存がおすすめ。

特に一度開封したパン粉は、劣化するのが早いので冷凍保存しましょう。

パン粉は、一度に使うものでもないですし、使うときは間隔があいてしまうことも多いですよね。

冷凍保存すると、凍ることがなくすぐに使うことができるので便利です。

冷凍保存するときは、冷凍用の保存袋に入れて密封して保存します。

生のパン粉は特に傷みやすいので、使わないときは冷凍保存してください。

冷凍での保存期間は1ヶ月が目安。

 パン粉の正しい冷蔵保存方法

パン粉は、基本的には常温で保存しますが、冷蔵庫で保存することもできます。

冷蔵庫で保存するときは、密封できる袋や容器に入れて保存するといいですね。

100円ショップで売っているタッパーでも大丈夫。

冷蔵庫内で保存するときは、湿気に注意しなければいけません。

外との温度差によって、結露が発生しパン粉に湿気がついてしまうと、カビる可能性があります。

使うときは1回分ずつ袋に入れて、その袋を取り出し使い切るのがいいでしょう。

開封した後の場合、乾燥パン粉は半年、生のパン粉は1週間を目安に使い切ってください。

 その他の方法

パン粉は基本的には常温保存で大丈夫です。

ただし、生パン粉は開封後常温保存ではなく、冷蔵か冷凍で保存してください。

乾燥パン粉は、常温で保存する場合、密封容器にいれて、高温多湿にならない場所に保存してください。

パン粉は劣化すると、酸化して色が変色する場合があるので注意。

また、ダニなどの虫の被害にもあいやすくなるので、必ず密閉できる容器にいれ保存してください。

 ワンポイントアドバイス

パン粉は、ダニに侵食される可能性があるので、できれば冷凍庫で冷凍保存すると安全。

ダニは見えませんし、いくら密封容器に入れていても、ほんの少しの隙間から入ってしまいます。

冷凍してもパン粉は凍らず、サラサラしているのですぐに使えます。

また、なるべく早く使い切ることも大切。

使いきれる量のパン粉を買うこと、余ったパン粉のレシピを知っておくこと、生の食パンで揚げ物のたびにパン粉を自分で作るなど、色々な対策を考えておくといいですね。

 冷凍しておいたパン粉を使った4つのメニュー

パン粉は少量だと、揚げ物に使うのも足りないですよね。

冷凍したパン粉を使ったおすすめのメニューを紹介します。

 とんかつ

パン粉を使ったメニューで最初に思いつくのが、とんかつではないでしょうか?

基本の揚げ物の作り方を紹介します。

【材料】

豚ロース肉 4枚

卵 1個

小麦粉 大さじ3

冷凍 パン粉1カップ

レモン 1/2個

① 豚肉は両面を筋きりして、塩コショウ少々をまんべんなくつけます。

② 小麦粉→酒大さじ1を加えたとき卵→パン粉の順番につけます。

③ 揚げ油を180度に熱して、肉を入れて4分上げ、最後に強火にしてからりと揚げます。

④ 包丁で食べやすく切って皿に盛り、レモンをくし切りにして付け合せ、キャベツも付け合せるといいですね。

 パン粉でオムレツ

中途半端に余って冷凍したパン粉を使った、簡単にできるオムレツです、

【材料】

卵 2

冷凍パン粉 適量

ベーコン 4枚

小松菜 1/2本

マヨネーズ 小さじ1

こしょう 適量

① 卵は溶いて、冷凍したパン粉を入れます。

② ベーコンと小松菜は2cm幅に切ります。①に入れます。マヨネーズとこしょうも入れてよく混ぜます。

③ フライパンに油を敷いて、②をいれ裏表よく焼いて出来上がり。

パン粉が多いとパサパサするので、量は様子を見て加減します。入れすぎたら牛乳を入れてください

 パン粉のフレンチトースト

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余ったパン粉もフレンチトーストにすればモチモチでおいしいです。

【材料】

パン粉 50g

牛乳 100cc

卵 1個

砂糖 大さじ2

バター 大さじ1

はちみつ 適量

バニラエッセンス 2滴

① ボールに卵を溶き、砂糖、牛乳、冷凍パン粉、バニラエッセンスを入れて、よく混ぜます。牛乳は硬さを見ながら調整してください。

② フライパンにバターをひいて、生地を薄く敷いて両面を弱火で焼きます。

③ 焦げ目がついて焼けたら、お皿に乗せ、はちみつをかけて出来上がり。

 パン粉クッキー

【材料】

パン粉 130g

水 70cc

ココナッツオイル 80cc

砂糖 大さじ3

片栗粉 50g

塩 少々

① すべての材料をビニール袋に入れても見ます。

② しっとりまとまってきたら、形を整えて、オーブントースターに入れて180度で20分くらい焼いてできあがり。

 パン粉の作り置きメニュー

あると便利な、パン粉を使った作り置きメニューを紹介します。

 ハーブパン粉

硬くなったパン粉にハーブを入れて、ハーブパン粉にするといろいろな料理に応用が利きます。

【材料】

パン粉 1カップ

ローズマリー 小さじ1

パセリ 小さじ2

マジョラム 小さじ1

ハーブソルト 小さじ」1/2

オリーブ油 大さじ2

バター 大さじ1/2

① ハーブ類はドライのものを使います。生ハーブを使う場合は、洗って水気をきり、葉を取ります。

② ミルサーでパン粉を細かくして、①のハーブを入れます。

③ フライパンにオリーブオイルとバターを熱して、②をきつね色になるまで炒めて出来上がり。

 手作りパン粉

あまりパン粉を使わない家庭でしたら、食パンでパン粉を作ると使いきりで経済的です。粗さも調整できるので、自分好みのパン粉ができますよ。

残ったパン粉は冷凍保存で、作り置きも可能。

【材料】

食パン お好みの量

① 食パンを使う分だけ切って、カリッとなるまでトーストします。

② 細かいパン粉が作りたいなら、適当に包丁で切ってミルサーで細かく粉砕。あら真が好きな方は、おろし金でおろしてください。

 まとめ

正しいパン粉の保存方法、消費期限、おすすめのレシピを紹介しました。

パン粉はつい常温で保存しがちですが、カビや虫の危険性がありますので、冷凍保存がおすすめです。

特に生パン粉は傷みやすいので、保存方法に注意してくださいね。

余ってしまったパン粉を使ったメニューも紹介していますので、ぜひ作ってみてください!