妊婦はパセリを食べちゃダメ?妊娠中のパセリの効果と影響、と5つの注意点

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妊婦はパセリを食べてはいけない、と聞いたことはありませんか?

どちらかというと聞いたことがないという妊婦の方が多いのかもしれません。

今回は、妊婦はパセリを食べてもいいのかどうかについて注意点をお伝えします。

  • 妊婦はパセリを食べても大丈夫?
  • 妊娠中のパセリの注意点2つ
  • パセリの栄養素と効果
  • 妊娠中にパセリよりも注意したいもの

妊娠中にパセリを食べても良いのかどうか、悩んだ際には上記の注意点を活用してください。

目次

妊婦はパセリを食べても大丈夫?

まずは、妊婦はパセリを食べても良いのかどうかについてです。

基本的に妊娠中にパセリを食べることは問題ないとされています。

厚生労働省では特に注意が必要とされておらず、注意などもされていません。

従って妊娠中はパセリについて特に気にする必要はないでしょう。

ヨーロッパにおける妊娠中のパセリの注意点

日本では妊婦に対してパセリについては特に注意されていません。

しかしヨーロッパでは妊娠中にパセリを食べることはタブーとしている国があります。

イタリアやフランス、ロシアでは妊婦がパセリを大量に食べると流産や早産の危険があるとして妊娠中のパセリは避けているようです。

なぜかというと上記の外国ではパセリにはアピオールという子宮収縮を促す成分が含まれており、それが流早産に繋がる恐れがあるとされているため。

実際にロシアでは流産したい女性がたべるものとして知られているそうです。

また上記の国では、日本と比べ日常的にパセリを料理に使用することが多いため、注意していることもあります。

日本でのパセリの用途といえば、例えば唐揚げの付け合わせや、ガパオライスやコーンスープに彩を添える程度。

パセリが大好きな人を除けば、日常的にパセリを食べる習慣も大量に食べる可能性も基本的にはないので、安心しても良さそうですね。

ただしガパオライスに関しては、パセリより他に、妊娠中には控えて置いた方が良いハーブや香辛料が強い場合がありますので気を付けましょう。

妊娠中のパセリの注意点2つ

外国では妊娠中のパセリの摂取は禁忌とされていると聞くと、日本ではあまり危険視されていないものの、気になってしまうのが妊娠中です。

妊婦がパセリを食べる時には何に注意すればよいのでしょうか?

妊娠中に気を付けるのは以下の2つです。

  • ハーブティー
  • 野菜ジュース

注意して欲しいのは、ハーブティーと野菜ジュースです。

パセリはハーブの一種なので、ハーブティーと称しているお茶を飲む際にはパセリが含まれている可能性があります。

その際にはパセリがどの程度使用されているか分からないことや成分が抽出されていることがあるので注意しましょう。

また野菜ジュースの中にはパセリを含むものも。

この場合使用されているパセリがどの程度の量か分からないことや、ジュースにするとパセリの量が多くなることが懸念されるので注意が必要です。

といっても、基本的に日本ではまずパセリを食べる機会自体が少ないお国柄。

どの程度であれば問題ないのでしょうか?

  • 付け合わせ程度のパセリの量
  • コーンポタージュなどの上に散らされている程度の量

日本でのパセリの使用は基本的には付け合わせやいろどりのための少量から微量程度です。

非常にすくないので妊娠中でも安心して食べても大丈夫です。

普段の食事に使用する分には問題ないでしょう。

妊婦には嬉しいパセリの栄養素と効果

これまでは日本で生活している妊婦さんはパセリを摂っても問題ないと解説しましたね。

といっても普段あまり食べることがないパセリですが、もし摂取した場合はパセリにどんな栄養度があるのでしょうか?

  • βカロテン
  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2、
  • 鉄分
  • カルシウム
  • 鉄分
  • カリウム

とくにパセリはビタミンCが非常に多く含まれています。

ビタミンCは美肌を作る際に欠かせない栄養素。

妊娠中はシミが出来やすい状態、肌が敏感な状態なので積極的にビタミンCを取ることはいいことです。

ただしビタミンCは加熱すると壊れてしまういます。

乾燥パセリも同様に、製造過程で壊れている状態。

もし料理の付け合わせで生のパセリがあるときにはぜひ食べてビタミンCを摂取してください。

またパセリは鉄分も豊富に含まれています。

妊婦は血流が増加することで貧血になりやすい状態です。

ぜひパセリを食べる機会があれば食べるようにしましょう。

関連記事⇒妊婦は貧血になりやすい?妊娠中の貧血の原因と影響、2つの貧血改善レシピ

妊娠中に注意したい、パセリよりもバジル

妊娠中に気を付けて欲しいものの1つとして、妊婦はバジルにも注意してください。

バジルにはパセリ同様、子宮を収縮する作用があります。

多量に食べると流産・早産の可能性があるとされています。

日本ではどちらかというとパセリよりも、バジルの方が食べる機会が多いのではないでしょうか?

例えばピザ、パスタなどに使用されていることが多いです。

バジルは葉であれば10枚程度、ソースであれば30グラム程であれば問題ないようです。

ですがジェノベーゼパスタですと、ソースにするだけの量が必要になるので、裕に30グラムを超えてしまいます。

ジェノベーゼは妊娠中は止めるか、少量を食べるくらいにとどめておくようにしましょう。

そしてバジルは一度に多量食べないこと、毎日食べないことに注意しましょう。

まとめ

妊婦はパセリを食べても大丈夫です。

海外の一部ではパセリが持つ子宮収縮作用が流産に繋がるとされ、妊娠中は食べないようにしているようです。

ですが日本では日常的にパセリを食べる習慣が無いことや、料理に使用しても微量なため、栄養面からむしろ食べた方が良い食品。

妊娠中は些細なことも心配になると思いますので、妊婦がパセリを食べる際には決して大量に食べたり、毎日継続して食べたりすることがないようにしましょう。

またパセリと似ているバジルにもパセリ同様に、子宮収縮作用があるため、食べる際には量に十分注意して食べるようにしましょう。