授乳中はパセリを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と注意点&レシピ

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目次

授乳中はパセリを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と避けるべきパセリ製品&注意点とレシピ

授乳中に食べない方がいいといわれる食材のひとつにパセリがあります。

これは、パセリに流産させる成分が含まれているといわれるから。

授乳中も赤ちゃんに悪影響が出るのでは?と不安になる人が多いのです。

結論からいえば、授乳中にパセリを食べてもOK!

ただし、精油を過剰に摂取するのはNGです。

この記事では

  • 授乳中、常識の範囲内で食べるのは問題なし
  • パセリがNGと言われる理由はアピオールという成分
  • パセリの精油を大量摂取するのはNG
  • おいしいパセリの食べ方3選(おひたし、卵とじ、ドライパセリ)

こうしたことを紹介します。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

授乳中でも常識の範囲内でパセリを食べるのは問題なし

パセリはいわゆるハーブの一種。ヨーロッパでは妊婦にとって禁忌といわれることがある食品です。

しかし、安心してください。授乳中に常識の範囲内で食べる分には問題なし!むしろ、バランスが摂れた食事を摂るのに役立てたい食材です。

パセリには次のような栄養素が豊富に含まれています。

  • ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン)
  • ビタミンA
  • ビタミンK
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC
  • 食物繊維

ここにあげた栄養素は、授乳中は特に多く摂取が必要。料理に彩りを添えるパセリで栄養を上乗せできるのはお得ですよね。

他にも、香り成分が胃を刺激したり、利尿作用が期待できたりして食欲増進やむくみ緩和が期待できます。

授乳中も普通にパセリを料理に活用していきましょう。

(参考:食品成分データベース

パセリの精油を大量摂取するのはNG

パセリの精油があるのをご存知ですか?アロマや口臭ケアグッズと言われると「あ!」と思うのでは?

パセリの香り成分アピオールには心を落ち着けるとか、口臭をケアする効果があるといわれています。

例え授乳中であっても、アロマオイルや口臭ケアグッズを常識の範囲内で使う分には問題ありません。

しかし精油を飲んだり、口臭ケアグッズをスナック菓子のように食べたりするのはNG!

またアロマも「香りが合わない」「特に効果を感じない」なら使うのを止めましょう。香りは人によって大きく好みが違いますからね。

使用方法をよく読んで、節度ある使い方をしてくださいね。

(参考:アロマオイル効能ガイド

おいしいパセリの食べ方3選

パセリといえば、料理の添え物。残されるもの、といったイメージではないでしょうか。

また、苦味や食感が苦手な人も多いでしょう。

どちらかといえば「まずい」と感じる人が多いですよね。

そんなパセリは、加熱するとおいしく食べられるってご存知ですか?

栄養分も生とほとんど変わらないまま、ずっと食べやすくなります。

お皿の端に生で乗せるのではなく、火を通しておかずの一品として活用してみましょう。

おひたし

ほうれん草のお浸しのように、パセリをお浸しにしましょう。

作り方は簡単。パセリの茎を取り除き、70℃のお湯に1分浸します。

水気を切って、ゴマとしょう油、もしくは、かつお節としょう油で味を調えればOK!

火を通すことでゴワゴワした食感が気にならなくなり、食べやすくなりますよ。

卵とじ

ゴボウ(ささがき)の卵とじにパセリをプラス。そんな緑鮮やかな卵とじもおすすめです。

<材料>
ゴボウ(ささがき)           120g
長ネギ                                1本分
パセリ(葉)                     40g
★だし汁                             350cc
★しょう油                         大さじ1
★みりん                             小さじ1
卵                                       2個

<作り方>
(1)鍋に★を入れ、ゴボウ・長ネギ・パセリを入れる
(2)火にかけ、ゴボウに火が通ったら、溶き卵を回し入れる
(3)火を止め、フタをして30秒間蒸らす。

パセリは細かく刻んでもいいですし、お好みの大きさにカットして食材の存在感を出してもOK。

鶏肉を入れて親子丼のようにしてもいいですし、気軽にパセリをプラスしてみてください。

ドライパセリ

パセリを買っても、保存方法に悩む人も多いのでは?

花を生けるように、水にパセリをさして保存するのもいいですが、ドライパセリにしてしまいましょう。

長く使えるようになる上、使い勝手も良くなっておすすめですよ。

作り方は簡単!

洗ったパセリの水気を切り、キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上に広げます。

そして、電子レンジ(600W)で3分加熱。

あら熱を取って、細かく刻み、ビンなどに保存。

これで、好きなときに好きなだけ、料理にパッと振りかけて使えます。

パスタ、揚げ物、サラダ、味噌汁、卵料理などに入れて使ってください。

まとめ

パセリは授乳中に食べても問題ありません。

ただ、精製したものや精油は薬効があるとされ、海外では薬のように使われています。

パセリ油や精製物を大量に摂取するのはNGです。

パセリはそのままだと、食感が悪かったり、苦味が強かったりして食べにくいもの。

加熱すればグッと食べやすくなるので火を入れましょう。

ビタミンやミネラル類が豊富なので、授乳中でも普段の料理にプラスして食べるのがおすすめ。

常識の範囲内で葉を食べる分には問題ありませんから、安心して食べましょうね。