赤ちゃんが生まれると必要になるのがベビーカー。
ベビー服や哺乳瓶などと違い、ベビーカーは高価なもの。
買い直しがききませんし、選ぶ時にはいいものを慎重に見極めたいものです。
でも、「初めての子育てで何を選べばいいかわからない…」という方も多いでしょう。
そんなお父さんお母さんにぜひおすすめしたいのが、ピジョンの「ランフィ」という商品。
ランフィは子育て中の親御さんから絶大な支持を得ているベビーカーです。
ランフィの特徴や機能、口コミなどをまとめてご紹介します!
目次
ランフィはピジョンが販売するベビーカー
https://products.pigeon.co.jp/item/index-1810.html
「ランフィ」は、ベビー用品を扱う老舗企業、ピジョンが製造販売しているベビーカーです。
現在市場に出回っているベビーカーは、大きく
- 価格の安いベーシックモデル
- 高級モデル
- 両者の特徴を兼ね備えた中級モデル
の3種類に大別することができます。
ランフィが分類されるのは、3番目の「中級モデル」。
リーズナブルな価格にもかかわらず、安全性や高い操作性を実現しています。
現在購入できるランフィは三種類
現在、主に販売されているランフィは以下の3種類。
- 最新型のランフィRA7
- ランフィエフ
- アカチャンホンポ限定のランフィリノン
一応初代ランフィも購入できますが、あえて古いものを買うメリットがないのでここでは除外します。
初代ランフィが発売されたのは2015年。
そして、翌年2016年には「ランフィエフ」へとアップデート。
そして、昨年2017年には、最新型のランフィRA7が発売されました。
三番目の「ランフィリノン」とは、ベビー用品専門店であるアカチャンホンポとピジョンが共同開発したベビーカーです。
全国のアカチャンホンポ、もしくは同店の通販サイトで購入することが可能です。
ランフィRA7とエフ・リノンそれぞれの違いは?
では、それぞれのスペックにはどのような違いがあるのでしょうか?
ちなみにこちらが最新型のランフィRA7。
そしてこちらがランフィエフ。
見た目に関してはそこまで変わりませんね。
実際、最新型の「ランフィRA7」とその前身である「ランフィエフ」には、そこまで大きな違いがありません。
価格やサイズ、スペックはほぼ同じ。
しかし、ランフィRA7には「ヘッド部分を取り外しできる」という特徴があります。
価格が変わらないので、個人的には最新型のRA7の購入がおすすめです。
続いて、RA7とリノンの違いについて。リノンの見た目はこんな感じ。
それぞれの相違点をざっと挙げてみると、
- リノンはハンドルが折りたたみ可能
- リノンはシートにクールマックス
- リノンのほうがちょっとだけ重い(リノン5.6キロ、エフ5.4キロ)
- リノンのほうが高い(リノン定価54,000円、エフ定価53,000円)
このような感じです。
リノンの方はハンドルが折りたたみできるので、収納には便利。
車に積んでお出かけもしやすいです。
また、「クールマックス」という汗を吸いやすいシートを採用しており、夏でも赤ちゃんのお尻が蒸れません。
重量に関しては、RA7の方が少しだけ軽いです。
ただ、その差はわずか200グラム。
私はどちらも持ってみたことがありますが、実際そんなに変わりません(笑)
アカチャンホンポ限定ということで、開発費などが余分にかかっているのでしょうか。
価格はリノンの方が少しだけ高くなります。
最新型のランフィRA7の特徴は?
ベビーカーを選ぶ上で意識したいのが、
- 安全性
- 操作性
の2点。
やはり赤ちゃんの体が第一なので安全性は欠かせない要素です。
そして、操作性だって必要。
ベビーカーを押す親御さんの体だって大事ですからね。
結論、ランフィは安全性、操作性ともに優れているベビーカーです。
最新式のランフィRA7の特徴や性能について詳しく見てみましょう。
大径16.5センチのシングルタイヤを採用
ランフィ最大の特徴と言ってもいいのが「大径16.5センチのシングルタイヤ」です。
ベビーカーの中でも16.5センチを超えるタイヤを持つベビーカーはほとんどありません。
でも、なぜ大きなタイヤを採用しているのでしょうか?
それは、タイヤを大きくすることで「街中の段差を簡単に乗り越えることができるから」です。
ベビーカーを押している親御さんたちのストレスの一因となるのが段差。
赤ちゃんを乗せた状態で道路と歩道の段差を乗り越えるのはとても大変です。
車体を持ち上げたりしなければならず、そのたびに体力を消耗してしまいます。
しかし、ランフィの大型タイヤであれば多少の段差は楽々。
スケボーなどの小さい車輪と、自転車の大きな車輪ではどちらが段差を超えやすいかを想像していただければわかりやすいでしょう。
また、「シングルタイヤで走行が軽快」というのもランフィの特徴。
シングルタイヤは接地する面積が少ないためダブルタイヤのベビーカーよりも、格段に走りが軽いです。
こちらも、タイヤの細いピストバイクとママチャリを比較すればわかりやすいはず。
ピストとママチャリでは、接地面の少ないピストの方が走りが軽快ですからね。
スイング式サスペンション・空中構造
「スイング式サスペンション」、「タイヤの空中構造」で赤ちゃんへの衝撃対策も万全です。
ランフィは上下の衝撃だけでなく、前後の衝撃にも対応したスイング式サスペンションを採用。
段差を乗り越える際、タイヤが後方にスイングするようになっており、衝撃が赤ちゃんに伝わりません。
また、タイヤの中が空洞になっているのも特徴。
そうすることでクッション性を高め、衝撃を緩和することに成功しています。
タイヤ内部にはチューブが使われていないので、パンクの心配や空気を入れる必要もありませんよ。
それに加えて、全体を支えるスタビライズフレームには、揺れの少ない構造を採用。
走行時のグラグラが軽減されているので、赤ちゃんに気を使いすぎず走行することができますね。
オート四輪切替
「オート四輪切替」も、ランフィの特徴のひとつ。
オート四輪切替とは、対面、背面ハンドルのどちらのときでも押す人側の車輪を自動でロックしてくれる機能のこと。
勝手に前方側の車輪が動くように切り替えてくれるので、方向転換がスムーズです。
ただ、このオート4輪機能がついているベビーカーは車体が重くなってしまう傾向があります。
機能を使いすれば、その分だけ重量が増してしまうのはつ前のことですからね。
しかし、このランフィはオート四輪にもかかわらずたったの5.4キロという軽量を実現。
この点は、他社の同価格帯製品よりも抜きん出ています。
5.4キロの軽量ボディ
5.4キロという軽さで、お母さんでも楽々押すことができます。
ベビーカーは毎日使うものですから、重い物は使いたくないというのが本音。
あまり重いものだと、外出する度にヘトヘトになってしまいますからね。
でも、いたずらに軽量であることを押したベビーカーは安全性が心配。
軽さを押したベビーカーの中には、機能が簡略化されてしまっているものも多いからです。
その点ランフィは、軽さ、安全性ともに兼ね備えたベビーカーと言えるでしょう。
ご紹介したように、スライド式サスペンションなどで安全構造はバッチリ。
その上軽量化にも成功しています。
これなら毎日のお出かけにもストレスがありません。
私もそんなに力がある方ではありませんが、このベビーからなら片手で持つことができますよ。
54センチのハイポジションシート
ハイシート構造は、ほとんどのベビーカーに搭載されている構造です。
もちろん、ランフィも人気のハイシート構造を採用。
54センチの高さにシートを設定することで、地面の熱やホコリから赤ちゃんを守ってくれます。
また、ベビーカーを押す親御さんとの距離が近くなるのもありがたい点ですね。
頭部シートが取り外し可能
「頭部シートの取り外しが可能」というのは、最新型のRA7にしかない特徴です。
頭部のシートがチャックで簡単に取り外しができ、丸洗いすることもできます。
赤ちゃんは夏でも冬でも汗をかきやすい体質。
いつでもシートを清潔に保てるので、これなら赤ちゃんも快適です。
ランフィのシートには他にも、
- リバーシブルシート
- ハグットシートS
- メッシュベースシート
などの特徴もあります。
赤ちゃんが座るシートは裏表で異なる素材になっており、季節に合わせて使うことが可能です。
また、ハグットシートで赤ちゃんの頭やお尻をしっかりサポート。
このハグットシートには寝具の素材としても注目されている「エルク」という化学繊維を使用しているので、快適性が保たれます。
ハグットシートを取り外すと、その下がメッシュシートになっているのも特徴的。
このメッシュシートが通気性を高めてくれるので、蒸れを防ぐことが可能です。
メッシュシートだけでも使用できるので、3歳くらいの大きな赤ちゃんでも乗せる事ができますよ。
収納カゴが大きく使い勝手バツグン!
収納カゴが大きいというのも、ランフィの嬉しい特徴。使ってみるとわかるのですが、ランフィは本当にかごが大きいです。
発売当時のランフィは、「かごが小さい」という評判もあったのですが、数度のアップデートで改善されたようですね。
なにかとかさばるママの荷物ですが、これくらいの大きさがあれば楽々入ります。
私の場合、使っていて不便を感じたことはありません。
カラーは4種類
ランフィのカラーラインナップは以下の4種類。
- ライム&ブラック
- デイジーブルー
- ダリアレッド
- ラベンダーネイビー
デザインも洗練されていておしゃれです。
男の子ならブルー系、女の子ならライムかレッドを選んであげると喜びそうですね。
詳細なスペック
使用月齢範囲 | 生後1ヵ月~36ヵ月まで |
重量 | 本体重量5.4kg(ハグットシートS付) |
リクライニング角度 | 115度~165度 |
タイヤ径 | φ165mm |
サイズ(最大寸法) | [折りたたみ時] W510×D380×H1010mm [展開時] W510×D825×H1030mm(背面位) [展開時] W545×D955×H1030mm(対面位) |
定価 | 定価54,000(税抜) |
ランフィはどこで買えるの?
ランフィは以下の店舗で購入することができます。
- アカチャンホンポ
- 赤ちゃんデパート水谷
- イオン
- トイザらス
- Hello 赤ちゃん
- you me
- 赤ちゃんデパート河田
ただ、取扱や在庫は販売店によって異なるので、公式サイトの販売店一覧でお近くの店舗情報を確認しておくのがいいでしょう。
販売店情報はこちら⇛https://pigeon-htravel.com/shop/index.html
また、店舗だけでなくアカチャンホンポの通販サイトや、Amazonなんかでも購入することが可能です。
Amazonの方が若干やすいのでおすすめです。
ランフィを使ってみた感想・口コミ
最後に、私が実際にランフィRA7を使って見た感想をご紹介します。
やっぱり走りやすい
使ってみてまず感じたのは、「とにかく走りやすい!」ということ。
といっても、私はランフィ以前にベビーカーを使った経験がないのですが(笑)
今回改めてランフィの特徴を調べてみて、この走りやすさの謎が解けた気がします。
道路と歩道の段差くらいであれば難なく乗り越えられますし、方向転換も快適。
前に一度ママ友が使っている他社のベビーカーを押させてもらったことがあったんですが、操作性は段違いでした。
重量についてはもっと軽いモデルもある
重量に関しては、もう少し軽いモデルもあるようですね。
ランフィのライバル機種と言われている「コンビ スゴカル」の重量は5.0キロ。
ランフィよりも若干軽いです。
ただ、私自身はランフィを使っていて「重い」と感じたことは一度もありません。
正直、0.4キロくらいの違いであれば、そこまで変わらないのではないでしょうか?
コスパはいいと思う
ランフィは、総じてコスパのいいベビーカート言えます。
オート四輪切替やサスペンション、必要な機能が揃っていることはもちろん、価格に関しても申し分ありません。
中級モデルの料金相場は4〜6万円と言われていますが、ランフィは定価54,000円。
基準は十分クリアしているでしょう。
中には、「ベビー用品にはそんなにかけられない」という方もいるでしょうが、赤ちゃんの安全のため、そして押す親御さんの体のことを考えれば、安い投資のはずです。
まとめ
ピジョンランフィの特徴や機能、口コミなどをまとめました。
冒頭にも述べましたが、ベビーカーを選ぶ上で気をつけたいのが、
- 安全性
- 機能性
の二点。ピジョンのランフィはこの二点を見事にクリアしている商品です。初めてのベビーカー選びであれば、ランフィを選んで間違いないでしょう。
また、「今のベビーカーちょっと使いづらい…」なんて感じている方の買い替え候補としてもおすすめ。
もちろん、ぱっと出せる金額ではありませんが、赤ちゃんの安全性などを考えれば安いもの。
ピジョンランフィを使えば、赤ちゃんも親御さんも快適な外出を楽しめるはずです!