妊娠中は胎盤を通して体内の水分が赤ちゃんに回されるため、喉が乾きやすくなる妊婦さんが少なくありません。
また、お腹も大きくなり、汗もかきやすくなるので妊娠前よりも多くの水分が必要になります。
水分が不足すると脱水症状になったり、肌が乾燥してしまったりとトラブルに見舞われてしまいます。
妊婦は喉が渇いたらしっかりと水分補給をすることが大事です。
つわり中は特に気持ちが悪くなって吐いてしまう妊婦さんも多いですよね。
吐くと体の水分が出て行ってしまいますのでますます脱水になります。
つわり中は特にこまめな水分補給が大事。
しかし、つわり中は味の好みが偏ってしまい、麦茶や水すら受け付けないということもあります。
炭酸飲料なら飲めるという妊婦さんも多いのですが、水分補給を炭酸飲料だけに頼ってしまうのは体のことを考えると良くありません。
そこでオススメなのがポカリスエットです。
ポカリスエットはさっぱりとしていてほんのり甘く、つわり中の妊婦さんでも飲みやすい味付けになっています。
また、ポカリスエットには特につわり中の妊婦に嬉しい効果が3つあります。
- 体に吸収されやすい
- 低血糖を防ぐ
- 吐き気を防ぐ
つわりの時の妊婦さんには嬉しい効果ばかりですね。
しかし妊婦がポカリスエットを飲むときには3つの注意点があります。
- 飲みすぎない
- 糖分のとりすぎに注意する
- キンキンに冷やさない
この3つの注意点を守って妊娠中にポカリスエットを上手に利用しましょう。
今回は妊娠中のポカリスエットの正しい飲み方と注意点について解説をしていきます!
参考にしてください。
目次
つわりの強い味方!妊婦さんにはポカリスエットの嬉しい効果が!
ポカリスウェットは妊娠初期から中期、妊娠後期まで安心して飲む事ができる、非常に優秀な飲料だと言えるでしょう。
ポカリスエットには妊婦に嬉しい効果が3つあります。
特につわり中にはとても強い味方になってくれるのがポカリスエットの効果です。
・体に吸収されやすい
ポカリスエットは飲む点滴とも言われているくらい、体液に近い成分で作られているので体に吸収されやすい飲み物。
つわり中や妊娠中の水分の不足を補うにはもってこいの飲み物ですね。
特につわり中は吐いてしまう妊婦さんも少なくありません。
吐いてしまうとそれだけ体の水分が出て行ってしまいますので、脱水に気をつけなければなりません。
そんなときにポカリスエットを飲むと効率よく水分を体内に吸収できるのでオススメ。
ポカリスエットは少し酸味のあるあっさりとした甘さで、つわり中の妊婦にも飲みやすい味なので水分補給に賢く利用してください。
・低血糖を防ぐ
妊娠中のつわりで気持ち悪くなるのは妊婦の起こす低血糖が原因の一つと言われています。
お腹の赤ちゃんに栄養素を回しているので、妊婦自身は糖分が足りなくなってしまうのです。
ポカリスエットは糖分が含まれていますので、低血糖を予防するのにも役立ちます。
ポカリスエットを飲んで低血糖を防げばつわりの吐き気も軽減できそうですね。
・吐き気を防ぐ
ポカリスエットにはミネラルも含まれています。
ミネラルを補給することで吐き気を防ぐ効果が期待できます。
また、吐いて失ったミネラルを補給することもできます。
つわり中の吐き気は本当に辛いものです。
ポカリスエットを飲んで少しでも吐き気を和らげ、快適な妊娠生活を送りましょう。
ちなみにポカリスエットには、イオンウォーターという、通常のポカリスエットより甘みを控えめにしたタイプがあります。
糖分が抑えられているので、甘い味を受け付けないときはイオンウォーターもオススメです。
ポカリスエットの代わりにアクエリアスでも良い?
ポカリスエットと似た飲み物で、アクエリアスもありますね。
人によってはポカリ派、アクエリ派なんて好みが分かれることも。
ではポカリの代わりにアクエリアスを代用しても良いでしょうか?
結論から言うと、アクエリアスの代用は特に問題ありません。
2つの商品を比較してみても含有成分に違いはさほどないためです。
強いて言うのであれば、アクエリアスよりもポカリの方がナトリウムと炭水化物の量が多いことが挙げられます。
それらの成分の効果で考えると、体調が優れないときや、発汗で脱水気味になっているとき、つわりの時はポカリがオススメといえるでしょう。
ちなみにアクエリアスにはアミノ酸やクエン酸が多く含まれており、疲労回復に最適。
妊婦さんは普通の人よりもずっと体力が必要ですので、身体を動かして疲れたときはアクエリアスで一息つくのはいかがでしょうか?
飲み過ぎはダメ!妊婦がポカリを飲むときの注意点
妊婦に嬉しい効果があるポカリスエットですが、妊婦がポカリを飲むときは注意点が3つあります。
・飲み過ぎない
妊婦に嬉しい効果のあるポカリスエットですが飲みすぎるのは良くありません。
ポカリスエットには糖分が含まれていて、その糖分がつわり中には良い効果ももたらしますが、飲みすぎると危険です。
糖分のとりすぎは体重の増加や妊娠糖尿病などのリスクもあります。
つわり中にはとても役立つポカリスエットですが、飲みすぎないように注意しましょう。
関連記事
妊娠糖尿病とは?胎児への影響と妊娠中に気をつける7つの予防策と解決策
・糖分のとりすぎに注意する
ポカリスエットを飲みすぎないのは、糖分のとりすぎになるのが心配だからです。
もしもポカリスエットを飲みすぎてしまった場合は、他の食事での糖分を控えてバランスをとりましょう。
ポカリスエットで水分補給した時は、おやつは甘いものをやめておくなどして糖分のとりすぎにならないように気をつけましょう。
関連記事
妊娠中の糖分に注意!妊娠中、糖分の摂取量の目安や影響と4つの注意点
・キンキンに冷やさない
夏場などはキンキンに冷えたポカリスエットが美味しく感じますが、妊娠中はあまり冷えたものは飲まないほうが良いです。
妊婦は体を冷やすと良くないので、あまりにも冷たいものばかり飲むと良くありません。
お腹を壊してしまったり、お腹が張ったり、むくみがひどくなったりします。
妊婦がポカリを飲む時は常温がオススメです。
関連記事
妊婦のむくみ解消方法7選〜妊娠中の辛いむくみを改善する対策方法
妊娠中の水分補給やつわりにもポカリスウェットはおすすめ♪
妊娠中はポカリを飲むとつわりを軽減できたりと嬉しい効果があります。
・体に吸収されやすい
・低血糖を防ぐ
・吐き気を防ぐ
つわり中の吐き気や低血糖、脱水を防ぐためにポカリスエットやイオンウォーターはとても役に立ちます。
しかし、妊婦がポカリを飲むときは注意点が3つあります。
・飲みすぎない
・糖分のとりすぎに注意する
・キンキンに冷やさない
この注意点を守って、辛い妊娠中のつわりをポカリで乗り切りましょう!