授乳中はラーメンを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

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寒い冬の日や海に行ったときなどには、ラーメンが無性に食べたくなりますよね。

私は塩派なのですが、息子は醤油、旦那は味噌……見事に好きな味がバラバラ。

入れる具材も味によって多少違ってくるので、ラーメンを食卓に並べるときはどれにしようか迷ってしまいます。

でもどれも美味しいので、結局はみんなぺろりとたいらげちゃうんですけどね。

そんな我が家でも人気のラーメンですが、『授乳中でも食べても大丈夫』ということを知っていましたか?

「ええ!?あんなに油っぽいもの食べたら母乳が詰まって乳腺炎になるんじゃない!?」

そう思った方。それ、古い情報です。

たしかに食べ物によって乳腺炎になりやすい人となりにくい人がいるようですが、ラーメンや乳製品を食べることによって、乳腺炎になるとはハッキリと証明されていないんです。

最近では因果関係はないとするのが一般的になってきました。

とはいえ、授乳中に食べたいだけ食べるのはやっぱり危険です。

この記事では授乳中のラーメンの食べ方についてご紹介します。

ポイントは8つです。

・ラーメンって?
・ラーメンは授乳中におすすめの食べ物?
・ラーメンのカロリーは?
・授乳中におすすめのラーメンの食べ方は?
・夜中にラーメンを食べるのはダメ?
・辛いラーメンやカップ麺は食べないほうがいい?
・おすすめラーメンレシピ
・ラーメンを食べるときの2つの注意点

最後まで記事を読んでいただければ、授乳中でもラーメンを楽しめるようになるはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね♪

目次

ラーメンって?

小麦や塩、卵を使用した中華麺と醤油などのスープと一緒に味わう料理です。

麺の上に、チャーシューや煮卵、メンマやネギなどの野菜を乗せて食べるのが一般的。

味は醤油や塩、味噌、とんこつなどがあります。

海苔・なると・ほうれん草などの日本を彷彿させるラーメンは「支那そば」と呼ばれることが多いようです。

昭和33年に発売されたインスタントラーメンは、保存がきいて使い勝手がよいことから長く人気商品になっています。

ラーメンは授乳中におすすめの食べ物?

塩分、脂質、油分が多いので、けっしておすすめの食べ物とはいえません。

ラーメンを絶対食べてはダメ!というわけでもありません。

乳製品や油、糖分などを食べると母乳が詰まったり出なくなる、乳腺炎になりやすいと言われていましたが、因果関係がないことがわかっています。

そのため、ラーメンを食べても問題はありませんが、食べ方や量には気を付けるべきということですね。

ラーメンのカロリーは?

人気ラーメン店のカロリーを一部紹介いたします。

・醤油ラーメン

日高屋(中華そば):672キロカロリー
幸楽苑(あっさり中華そば):643キロカロリー
スガキヤ(醤油ラーメン):389キロカロリー
くるまやラーメン(中華そば):826キロカロリー

・塩ラーメン

幸楽苑:648キロカロリー
くるまやラーメン:791キロカロリー

・味噌ラーメン

日高屋:915キロカロリー
幸楽苑:813キロカロリー
くるまやラーメン:907キロカロリー

・とんこつラーメン

日高屋:688キロカロリー
幸楽苑(とんこつチャーシュー麺):955キロカロリー
スガキヤ:365キロカロリー
くるまやラーメン:848キロカロリー

授乳中におすすめのラーメンの食べ方は?

なるべく添加物の多いカップラーメンは食べないことにしましょう。

また、スープには塩分が多いので麺と具を中心に食べて、スープは少しだけにするなどの工夫をするといいですね。

食べる量は、いくら授乳でお腹が減るからといっても1杯までとしましょう。

カロリーや塩分が気になるようでしたら、他の方と半分ずつシェアするのもいいですね。

奥の手は、こんにゃくや豆腐などを中華麺のように見立てたダイエット食品を使うというのもあります。

海藻や大豆が原材料なので、普通のラーメンよりも母乳の質を落とすなどと気にすることもなく、カロリーも控えめなので安心して食べられます。

しかし、中華麺とは食感や味が違ってきますので物足りなさを感じるかも?

口に合うようでしたらヘルシーな麺を使用するのもありですよ。

関連記事⇒授乳中はインスタント食品を食べても大丈夫?カップラーメンばかりの危険性と影響

夜中にラーメンを食べるのはダメ?

授乳中に限らず、夜中に間食をするものとしては、かなり高カロリーかつ油っぽい食べ物なのでおすすめできません。

ラーメンは翌日の楽しみにとっておくとして、ナッツやヨーグルトなど、軽めだけれどお腹にもたまる夜食を選ぶようにしましょう。

辛いラーメンやカップ麺は食べないほうがいい?

香辛料は母乳の質を悪くすると言われているので、できるだけ食べないほうがいいでしょう。

質が悪くなると赤ちゃんが母乳を嫌がるようになり、その後飲んでもらえなくなる可能性があるのです。

しかし、私もそうですが辛い物好きにとっては、週に一度ぐらいは食べたいですよね。

激辛ラーメンや韓国の辛ラーメンが無性に食べたくなるときも…

そんなときは、授乳した後に食べるようにしましょう。

そして食べたら搾乳をして、その母乳は捨てます。その後次の授乳まで2~3時間以上空けると母乳の質もある程度は戻っているはずです。

辛い物を食べたときは粉ミルク中心にするなど、臨機応変を心がけましょう。

完母ではなくても、赤ちゃんはちゃんと育ちます。

実際に私は何人もそういう赤ちゃんをこの目で見てきたので、母乳にこだわらず、ストレスをためない授乳生活を送ってほしいと思います。

関連記事⇒授乳中は唐辛子を食べちゃダメ?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

おすすめラーメンレシピ

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ラーメンを食べたいけれど、カロリーや糖質が気になるという方は、以下のレシピを参考に『手作りラーメン』を食べてみてはいかがでしょう。

ヘルシーな麺と好みの野菜だけなので、罪悪感なく食べられますよ♪

・しらたきラーメン

材料:しらたき1袋、カット野菜200g、お好きなラーメンつゆ1人前

↓作り方↓

①しらたきを湯通しします。

②カット野菜をフライパンで炒めましょう。

③つゆをフライパンの中に入れ、野菜とよく混ぜ合わせます。

④しらたきも入れて中火で3分~5分ほど煮込んだらできあがりです。

ラーメンを食べるときの2つの注意点

授乳中にラーメンを食べるときには、以下2つの点に注意しましょう。

①食べ過ぎないこと

ラーメンは油分、塩分が多いので、食べ過ぎには注意しなければなりません。

毎日ラーメンだけを食べるというのはNG!

日ごろは野菜中心の食事を心がけ、たまにこってりしたラーメンを楽しむ。

といった心構えで授乳期間を過ごすことをおすすめします。

母乳の質はママの食事などで決まりますので、できるだけ飲みやすい母乳を保ちつつ、たまに食べたいものを食べるようにしましょう。

また、授乳期は出産のために増えた体重が戻りやすい時期でもあるので、高カロリーのものばかり食べるのはおすすめできません。

②塩分を摂りすぎないこと

ラーメンのスープには塩分が大量に含まれています。

塩分の摂りすぎは母乳の出や質の低下、むくみなどを起こす原因となります。

スープをぐっと飲みほしたいところかもしれませんが、そこはちょっと待った!

少量を楽しむ程度に留めましょう。

ただ、あまり極端にこだわりすぎず、たまにのご褒美としてラーメンを食べるようにするとストレスがなくていいですよ。

ラーメンを食べても大丈夫です!でも、量に気を付けて。

母乳の質や出、乳腺炎など、心配になることばかりにとらわれて、食べたいものも食べられず、育児を楽しめていないというママはとっても多いです。

私もそんなひとりでしたが、ある日を境にふっきれ、食べたいものを食べるようにしました。

そうしたら大変ばかりが先行していた育児を楽しめるようになりました。

人間、食べたいものを食べられないのがこんなに辛いんだと、この時初めて知りました。

母乳が出なくなったら粉ミルクにすればいい。

そういう楽な気持ちで育児をすることが大事です。

ミルクでもちゃんと育ちます。完ミでも風邪ひとつ引かない赤ちゃんもたくさんいますよ。

大事なのはママが赤ちゃんとの生活をいかに楽しめるかどうか。

自分だけ無理をしているといずれ爆発してしまいます。

楽しみながら育児をするのを忘れずに。

ラーメン、食べたいなら食べましょう!

注意しなければならないことだけ気を付ければ食べても大丈夫ですよ。