男の子の名前に使いたい漢字の一種です。
潔さや欲のなさを示します。
謙虚さという意味でも誠実さを感じさせる。
だからこそ男の子の名前としては候補にあげたくなる漢字なのです。
「廉」は一文字で「廉」と読む場合と他の漢字と合わせることで、バリエーションが考えられる漢字の一種です。
目次
「廉」という漢字について
字画数:13画
音読み:れん
訓読み:いさぎよ(い)
名前で使う場合には「廉」以外にも「きよし」「すなお」などの読み方に適しています。
「廉」を使った男の子の名前
廉(ただし)
廉夢(おさむ)
廉志(きよし)
廉生(すなお)
正廉(まさゆき)
道廉(みちやす)
廉士(れんじ)
廉介(れんすけ)
廉人(れんと)
廉太郎(れんたろう)
読み方は色々とある
男の子の名前に使う場合には「廉」以外の響きでも十分に使える。
何となく古めかしい漢字という印象。
その反面、日本人らしい名前でもあるので今も好んで子供の名前に使う親御さんもいます。
「れん」という響きで読む場合には、合わせる漢字次第で今風のハイカラな名前にすることも十分に可能です。
「廉」という漢字を使った名前の芸能人、有名人
森 廉さん
見沢 知廉さん
破廉 ケンチさん
水野 廉平さん
山本 廉さん
吉田 廉さん
松下 廉蔵さん
「廉」の持つ深い意味について
欲望が少ない様子を示す漢字。
「清廉」「廉潔」は欲深くない状態を表しています。
言い換えれば人格的に控えめ。
協調性もある人間という解釈もできるわけです。
社会的な部分で使われる言葉の中にも「廉」があります。
例えば「廉価」「低廉」は値段が安いという意味を示しています。
漢字の字面から読み取る誠実さ
漢字の角の部分がすべて整っている。
このことから、けじめがしっかりしている。
そして欲望が少ないという意味につながるようになりました。
折り目正しいという部分においても意味が通ります。
ひたすら真面目な印象を周囲に与える漢字の一種でもあるわけです。
親の気持ちが伝わる「廉」という漢字の意味
最近は「れん」という響きを持つ男の子の名前が多い。
実際に充てる漢字には個人差があります。
ただ「廉」という漢字を使うことには個性を感じさせます。
漢字の意味をきちんと捉えた親御さんの場合。
他の「れん」という漢字ではなく、あえて「廉」を選んでいるのです。
心が清らかで私欲の少ない人
今の時代誰もが自分だけが良ければ・・・という希薄さが目立ちます。
あえて、時代の流れに逆らって自分を持つ人格を持ち合わせてほしい・男の子ならば誰にでも優しく接する心の美しさを持ってほしい。
親はそこまでの願いをこめるわけです。
あまりにも「廉」という漢字の持つ意味がおこがましい?名前負けしないか?という心配もあるようです。
それでも、自分の価値観をきちんと持ってほしい。
そして筋の通った生き方をしてほしい。
そんな親御さんの思いを一文字で表すと「廉」という漢字を選ぶわけです。
あか抜けた漢字の「廉」を使った名前
最近は「廉」を一文字で読む場合と他の漢字を合わせる場合。
この2種類があります。
そこにどのような感じを合わせるのか?は両親がしっかりと話し合えば良いわけです。
思い入れの強い漢字をもう一文字合わせて名まえを決める!という考え方でもOKです。
あえて「れん」と読まない方法もあります。
欲にだけは知らずに物事の善悪を見極める鋭い洞察力。
これが男の子としての成長過程に必要なこと。
そう考えると外せない漢字。
そうなってくるわけです。
漢字の持つ意味から命名を決める
漢字が気に入って「廉」を使う人は案外と多いのです。
他にも「廉」という響きの漢字はあります。
あえて「廉」を選ぶ理由としては、字面の良さと漢字の持つ意味が男の子の理想形を示しているように感じるからです。
男の子の名前に相応しいと思われる漢字。
そういう意味で人気が高いのだと思います。
損得勘定だけでは生きて行けない
清く正しくという意味を持つ漢字。
「廉」には誠実さや凛とした雰囲気を感じます。
控えめで慎ましい男子。
これこそ、生きて行く上で大事な術を身にまとっていると考えられるわけです。
ぐいぐいと前に出るタイプの人ではない。
石橋を叩いて渡るタイプ。
そして物事を見極める力を持ち合わせる。
そこには損得勘定に左右されない意志が兼ね備えられているのです。
誠実さと実直さ
漢字から持つ印象としては「廉」には責任感のようなパワーを感じずにはいられません。
それだけ強い発信力のある名前の一つと捉えても良いわけです。
男子に必要なのは実直さと柔軟さです。
この「廉」という漢字には善悪のけじめをつけられる人になりますように、という願いをこめられるのです。
だからこそ今の時代にも重宝される漢字の一つなのです。
堂々とした男の子らしさを兼ね備えた成長を願う。
親はそんな我が子に最初に贈る名前として「廉」という漢字を選ぶのです。
とても素敵な命名の背景がそこにあるのです。