れんこんの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

スポンサードリンク

シャキッとした食感が特徴的なれんこんは、煮物、天ぷら、サラダ、きんぴらなど色々な料理に使われています。

またれんこんの穴は「見通しがきく」という意味で、縁起物としてお正月やお祝いの席の料理に使われることが多いですね。

ポリフェノールの一種のタンニンという成分を含んでいることから、変色しやすい性質があります。

でんぷん質を多く含んでいて、そのほかにも食物繊維、ビタミンCも多く含んでいます。

使うときは、アクが強いのでアク抜きしてから使いましょう。

切り方や火の入れ方によって合う料理や食感が違ってくるのも面白いですね。

れんこんは、保存するときに乾燥させないで保存することが大切。

ここではれんこんの正しい保存方法、消費期限、おすすめのレンコンを使ったメニューを紹介します。

目次

れんこんはどのくらい日持ちする?賞味期限は1週間!

れんこんは丸ごとの状態と、カットした状態では保存期間が変わってきます。

丸ごとのほうが長持ちするので、購入する時はカットされていないものを購入したほうがいいですね。

れんこんを購入するときは、ずんぐりとしていて丸く太い、寸胴でまっすぐなものがおいしいです。

皮は薄茶色でみずみずしくハリがあるもの、持ったときに見た目よりもずっしり重いものがいいですね。

また、カットして売っているものは、切り口を見てください。

切り口の穴が小さくて、穴の中が白いものがおすすめ。

黒くて土が詰まっているもの、紫色に変色しているものは避けましょう。

れんこんは、節でつながっていますが、節の先についているものほど甘くておいしいのが特徴です。

れんこんには薄茶色の斑点がついているものがあります。

少々でしたら味に代わりがないので、気にしなくても良いでしょう。

れんこんの保存方法!

れんこんは乾燥に注意して保存してください。

れんこんの正しい保存方法を紹介します。

れんこんの正しい冷凍保存方法

れんこんは、冷凍で保存することができる野菜です。

冷凍するときは、料理に使いやすいように切って酢水にさらしてアク抜きをし、水気をよくふき取って、保存袋にいれて保存します。

また、乱切りや薄切りにして、軽くゆで、冷めてから保存袋に入れて保存すると凍ったまま調理に使うことができますね。

れんこんのきんぴらにして、アルミパックに入れて保存すると、お弁当にそのまま入れることができる便利なおかずになります。

れんこんは冷凍で1ヶ月保存が可能。

れんこんの正しい冷蔵保存方法

れんこんを冷蔵庫で保存するときは、乾燥しないようにして保存します。

新聞紙につつむか、ポリ袋に入れて口を開けた状態で野菜室に入れます。

切り口がどうしても紫に変色するのが、気になりますよね。

そんなときは、切り口に塩水をつけてからラップして保存すると防ぐことができます。

また、カットしたれんこんは保存容器に入れて、れんこんがかぶるくらいの水を入れて、蓋をして保存します・

冷蔵庫で1週間は保存が可能ですが、なるべく早く食べるか、調理して冷凍保存がおすすめです。

その他の方法

カットしていない状態で購入した場合は、常温で保存することも可能です。

室内の冷暗所で、新聞紙にくるんで保存してください。

1週間は保存が可能です。

ワンポイントアドバイス

れんこんを購入時は、穴の中が白くてきれいなものを購入するのがおすすめ。

もし土などが入っていた場合は、端にティッシュを巻きつけて掃除して、中まできれいにして、料理に使って下さい。

保存するときは、乾燥しないように保存するのがポイント。

新聞紙にくるむか、口の開いたポリ袋に入れて保存してください。

ラップで包んでしまうと、れんこんは呼吸ができなくなるので、新聞紙でくるみましょう。

冷凍しておいたれんこんを使った4つのメニュー

れんこんは冷凍するときに、アク抜きをして冷凍するので料理に使いやすいですね。

また下ゆでして冷凍したものは、凍ったまま料理に使っても大丈夫。

おすすめの冷凍れんこんを使ったメニューを紹介します。

れんこんの炒り煮

しっかりとした味付けでお弁当にもおすすめです。

【材料】

冷凍れんこん 2節
だし 3/4カップ
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2
いり白ごま 適量

① れんこんは皮をむいて、縦に4つに切り乱切りにして、酢水にさらしてアクを抜き軽くゆでて、冷凍したものを使います。

② サラダ油大さじ2/3を熱して、凍ったままれんこんを炒めます。

③ だしを加えて、煮立ったらみりんと醤油を入れて、弱火にして落し蓋をして8分煮ます。

鍋をゆすって照りよく煮て、ごまを振って出来上がり。

れんこんとちくわの甘辛煮

【材料】

れんこん1節
ちくわ 3~4本
ごま油 少々
七味とうがらし 少々

★ みりん 大さじ1
★ 砂糖 小さじ1
★ しょうゆ大さじ1~2

① れんこんは皮をむいて半月きりにして、冷凍したものを使います。

② ちくわは斜めの薄切りにします。

③ ごま油でれんこんを炒めて、透き通ったらちくわを加えて炒めます。

④ ★の材料を加えて味がしみこむように炒め煮します。

⑤ 器にもって七味とうがらしを振って出来上がり。

豚肉とれんこん炒め

スポンサードリンク


【材料】

れんこん 2節
豚ばら肉 100g
ししとうがらし 8本

★ だし1/4カップ
★ 醤油 大さじ2
★ 砂糖 大さじ1
★ 酒 大さじ1

ごま油 大さじ1
しょうがの千切り 少々

① れんこんは皮をむいて一口大の乱切りにしてアク抜きをして冷凍したものを使います。

② 豚肉は3~4cmの幅に切ります。

③ ししとうは包丁の先で切れ目を入れます。

④ ★の材料を合わせておきます。

⑤ ごま油を熱して、豚肉をほぐしながら炒め、肉の色が変わったられんこんとしょうがを加えていため合わせます。

⑥ ④をまわしいれて汁気がなくなるまで炒めます。

ししとうを加えて軽く炒め出来上がり。

れんこんの柚子味噌煮

柚子の風味がおいしい柚子味噌煮。

簡単に市販の柚子味噌を使用します。

【材料】

れんこん 1節
豚もも角切り肉 400g
こんにゃく 1枚
柚子味噌 大さじ3
柚子の皮の千切り

① れんこんは皮をむいて乱切りにして冷凍したものを使います。

こんにゃくは一口大にちぎります。

② 鍋にこんにゃくを入れてから炒りし、水4カップを加えます。

③ 煮立ったら豚肉とれんこんを入れて、柚子味噌をときいれます。

煮立ったら弱火にして汁がなくなるまで煮ます。

④ 柚子の皮をのせて出来上がり。

れんこんの作り置きメニュー

れんこんは、煮物や炒め物にもよく使われる食材なので、作り置きメニューにむいています。

おすすめのれんこんの作り置きメニューを紹介します。

れんこんのきんぴら

シャキッと仕上げて、冷凍保存もできるので便利。

【材料】

れんこん 300g
赤唐辛子 1本
ごま油 大さじ2
けしのみ 適量

① れんこんは皮をむいて、縦半分に切って薄切りにします。

酢水にさらしてアクを抜いて、水気をよく切ります。

② 赤唐辛子をぬるま湯につけてもどし、種を取って小口きりにします。

③ ごま油を熱して、赤唐辛子とれんこんを入れて炒めます。

途中で酒大さじ3を入れて炒め、れんこんが透き通ったら砂糖大さじ1.5を入れます。

④ 汁気がなくなるまで炒め、醤油大さじ1.5を加えて味をなじませるように仕上げます。

器にもってけしの実をふって出来上がり。

まとめ

れんこんの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。

乾燥に弱いのが特徴で、すぐに変色しやすいれんこんは、ちょっと工夫するだけで長期間、よい状態で保存が可能になります。

冷凍するときは、アク抜きをして下ゆでをして保存すると、料理に使いやすいです。

また、調理して保存すると、すぐに食卓に並べることができますし、お弁当のときも助かりますね。

れんこんの作り置きメニューも紹介していますので、参考にしてください!