ローストビーフは、パーティに欠かせない食材のひとつでもありますね。
やわらかくてジューシー、そして見た目も華やかなローストビーフは、テーブルに並んでいるのを見るだけで、気持ちを高めてくれます。
その鮮やかな赤色のお肉は、実は半生状態。
授乳中の体は妊娠時よりも制限はないものの、気を遣いたいところですよね。
果たして授乳中にローストビーフは食べてもいいのでしょうか?
この記事ではローストビーフについて詳しく紹介するとともに、授乳中の食べ方についてお伝えします。
ポイントは7つです。
・ローストビーフって?
・ローストビーフは授乳中におすすめの食べ物?
・ローストビーフのカロリーは?
・ローストビーフは生肉なの?
・授乳中におすすめのローストビーフの食べ方は?
・おすすめローストビーフレシピ
・ローストビーフを食べるときの3つの注意点
最後まで記事を読んでいただければ、授乳中にローストビーフを食べることに不安がなくなるはずです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
ローストビーフって?
牛肉のかたまりをコショウや塩などの香辛料をまぶし、オーブンで焼いて作る料理です。
オーブンがなくてもフライパンや炊飯器で手軽に作る方法もあります。
自宅で簡単に作ることもできるので、ホームパーティや記念日などに人気のあるメニューです。
ローストビーフは授乳中におすすめの食べ物?!
結論から言うと、食べても大丈夫です。
ローストビーフを食べるのを避けたほうがいいのは妊娠中だけ。
生肉や生魚などに生息するトキソプラズマ菌に感染するとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまうため、なるべくなら食べないようにするのがいいとされているのです。
しかし授乳中はトキソプラズマやリステリアなどの細菌は母乳を通して『赤ちゃんに感染することはありません』ので、安心して食べて大丈夫です。
から揚げなどとは違い、ローストビーフは比較的カロリーも控えめでさっぱりとした味つけが多いので食べやすいです。
どの料理にも言えることですが、ひとつのものばかり食べるのではなくバランスの取れたメニューを心掛けるようにしましょう。
ローストビーフはおすすめというよりは、食べても大丈夫。という認識で、あまり食べすぎないように気をつけたいですね。
ローストビーフのカロリーは?
100グラムあたり約140~400キロカロリーになります。※使用する部位によって異なる。
たんぱく質が豊富で、次に脂質、炭水化物があげられます。
ビタミンB12やナイアシンも含まれています。
授乳中は貧血になりやすいのですがローストビーフには鉄分も豊富に含まれているので、ママの手助けをしてくれる食材と言えます。
ローストビーフは生肉なの?
生のように見えますが、実際は半生の状態です。
牛肉は豚肉とは違い、菌がいるのは表面のみといわれています。
ローストビーフはその表面をこんがりと焼き色がつくまで焼いて作るので、その過程で菌が死滅するため、半生であっても食べられるというわけです。
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授乳中におすすめのローストビーフの食べ方は?
添加物などを考えれば、市販のものより手作りのほうが身体に優しいです。
しかし手作りの場合、半生じゃなく生になってしまったということがありえます。
牛肉は表面をしっかりと焼けば生で食べても大丈夫ですが、食中毒の危険がないわけではありません。
食中毒のリスクを回避したいのであれば、市販のものを選ぶようにしましょう。
添加物が気になる場合は、くれぐれも食中毒には注意してくださいね。
おすすめのローストビーフレシピ
授乳中でも食べられるおすすめのローストビーフレシピを紹介します。
ローストビーフサラダ
材料:牛肉(モモ)かたまり400g、お好きな野菜(レタスやキュウリ、トマトなど)適量、塩コショウ少々
ソースの材料:ウスターソース、トマトケチャップ各大さじ1、バター10g
①牛肉を室温に戻しておきましょう。
②牛肉に塩、粗びきコショウをふり、全体によくなじませます。
③フライパンに油(オリーブ油ならなお可)を入れ、牛肉の表面全体がこんがりと焼き色がつくまで焼いてください。
④焼き色がついたらアルミホイルで2重に包み、そのまま約1時間ほどおいておきます。
⑤フライパンにソースの材料を入れ、混ぜながら2分ほど煮ましょう。
⑥出来上がったローストビーフを薄く切り、お好みの野菜を皿に盛りつけます。
⑦野菜の上にローストビーフを盛り付け、ソースをかけたらできあがりです。
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<ローストビーフがレア(生)だった時の対処法>
ローストビーフは火加減によって生肉状態の時があります。
しかし、表面からそれを確認するのは難しいので、料理用の温度計を肉に刺して確認してください。
56℃以下ならレア、59℃以下ならミディアムレア、62℃以下ならミディアム、63℃以上ならウェルダンです。
レア状態だったときは、以下の方法で加熱を行いましょう。
①電子レンジで片面ずつ10秒ほど温める。
②ジップロックなどの保存袋に入れ、炊飯器に湯をはり湯煎する。
③蓋をしたフライパンで蒸し焼きにする。
※どの方法もやりすぎると肉に火が通りすぎて固くなってしまいます。
様子をみながら加減するようにしてください。
ローストビーフを食べるときの2つの注意点
ローストビーフを食べるときには注意してほしいことが2つあります。
1.食中毒に注意しましょう。
先のポイントでもお話しましたが、ローストビーフは半生状態のお肉です。
市販されているものは、しっかりと安全の基準を満たしたうえで商品になっているのでその問題は低いですが、手作りしたものは細心の注意を。
必ず肉の表面は全体をしっかりと焼き、中もレアではなく半生状態であることを確認してから食べるようにしましょう。
(肉の状態を見極める方法は上記で解説していますので、ご参考ください)
2.食べ過ぎには注意しましょう。
ローストビーフは他の肉料理と比べて低カロリーですが、だからといって食べ過ぎるのはよくありません。
授乳中はバランスのよく食べることが大事ですので、肉だけなど偏食にはならないようにしましょう。
ローストビーフは部位によってカロリーが違います。
バラ肉だと100グラムあたり約426キロカロリーですが、モモ肉だと約140キロカロリーです。
モモ肉のローストビーフを食べるようにすると、カロリーの摂りすぎを防ぐことができますよ。
まとめ ~食べても問題はなし!でも食べ過ぎないように~
妊娠期間中ローストビーフを食べたいけど我慢していた方は、たくさんいるのではないでしょうか?
私もそのひとりで、大好きだけど食べられなくて辛かったです。
産後にその我慢から解放され、ローストビーフを食べたときのこのうえない幸福感を今でも覚えています。
ぜひあなたも今日の夕飯はいつも育児を頑張っている自分へのご褒美として、ローストビーフはいかがでしょうか?