授乳中にラムレーズンは食べても大丈夫?ラムレーズン3つの注意点と影響

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「授乳中のアルコールは絶対NG!」と思っているお母さんは多いですよね。

妊娠中に続き、授乳中も食事にはかなり気を使っているはずです。

私もそのひとりで、娘に母乳を与えているときはアルコールはもちろん、アルコールが含まれているお菓子類にもかなり気を使っていたことを覚えています。

特に気になったのが『ラムレーズン』

レーズンサンドやラムレーズンのアイスクリームが好きで、よく食べていたのですが、ふと「授乳中はラムレーズンも食べちゃダメなのかな?」と疑問を感じました。

・授乳中のラムレーズンはOKなの?
・どんなことに気を付けて食べたらいいのか知りたい!
・母乳とアルコールの関係が気になる!

ラムレーズンアイスには、「アルコールに弱い方やお子様は控えてください」というような注意書きがあることから、授乳中のラムレーズンも気になりますよね。

私と同じようにラムレーズンを食べることを迷っている人のために、授乳中のラムレーズンについて詳しく調べてみました!

参考になれば幸いです。

目次

授乳中だけどラムレーズンは食べても大丈夫なの?

授乳中のアルコールは控えているというお母さんは多いでしょうが、ラムレーズンは食べてもいいのか判断が難しいですよね。

ラムレーズンは、干しブドウをラム酒に漬けた食品です。

もちろんラム酒のアルコールが含まれているのですが、その含有量はおよそ2%。

アイスクリームやガトーレーズンのようなレーズンサンドのお菓子になれば、さらにアルコール度数は低くなり、授乳中でも食べることができる食品です。

ビールのアルコール含有量がおよそ4%ですから、ビールと比べると少ないことがわかりますね。

ラムレーズンが母乳に与える影響は?

アルコールが含まれているものを食べると母乳に移行して、赤ちゃんにも影響があると思ってしまいますよね。

ラムレーズンに含まれるアルコールは2%と少量ですので、授乳中にラムレーズンを食べたとしても母体で代謝されます。

母乳に移行する量もごくわずかですので、そこまで神経質になる必要はありません。

授乳中だからといってあれもこれも我慢してストレスを溜めてしまうほうが、母乳に影響が出てしまうかもしれません。

ラムレーズンのアイスクリーム1カップ程度なら授乳中でも安心して食べることができますよ。

最近ではハーゲンダッツや牧場しぼり、MOW(モウ)、セブンプレミアムなどの商品で、ラムレーズンアイスが発売されていますね。

関連記事⇒授乳中はぶどうを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と5つの注意点やレシピ

授乳中にラムレーズンを食べるときの3つの注意点

授乳中にラムレーズンを食べても問題ないといわれても、やはりちょっとだけ躊躇してしまうという人も多いと思います。

ここでは授乳中にラムレーズンを食べるときの注意点を3つにまとめました。

正しい知識を身につけて美味しくラムレーズンをいただきましょう!

  1. 食べすぎには注意!
  2. 食べるタイミングもポイント
  3. 水分を一緒に摂ろう

ラムレーズンを大量に食べるのはNG!

いくら授乳中にラムレーズンを食べてもいいといっても、やはり食べ過ぎはNGです。

アルコール度数が2%と低めではありますが、たくさん食べればそれだけ体内にアルコールが取り込まれることになります。

多く摂取した分、分解されるまでの時間もかかってしまいます。

アルコールが分解されずに体内にあるうちは、母乳にもアルコールが含まれるため、食べる量には気を付けたいところです。

1日に食べても問題ない目安量は以下の通りです。

・アイスクリームはカップ1つまで
・レーズンサンドは1枚まで
・ラムレーズンをそのまま食べるなら20g程度

くれぐれも食べ過ぎないように気を付けましょうね。

ラムレーズンを食べるタイミングも大切!

先にも少し触れましたが、体内にアルコールがあるうちは母乳にもアルコールが含まれます。

これを聞いて「えっ!」と思った方も多いかもしれませんね。

アルコールを含んだものを食べた直後に授乳をすると、微量ではあるものの母乳にもアルコールが含まれることがわかっています。

・アルコール摂取直後から母乳にアルコールが含まれる
・摂取後30分から60分がピーク
・ビール1缶なら2時間程度で分解

このことから、ラムレーズンを食べた後も母乳にアルコールが含まれることになります。

しかし2時間ほど経過すれば母乳への影響はほとんどないと考えていいでしょう。

授乳中にラムレーズンを食べるときは、

・授乳をした直後に食べる
・食べた後2時間は授乳を控える

この2つを守って食べてくださいね。

ひとつ補足をすると、授乳間隔が安定しない新生児の赤ちゃんに母乳を与える場合は、ラムレーズンは避けたほうがいいかもしれません。

新生児のうちは、赤ちゃんが1時間おきにおっぱいを欲しがるなんてことも珍しくありません。

赤ちゃんの授乳間隔がある程度長くなる生後3か月頃までは、ちょっとだけラムレーズンも我慢したほうがいいでしょう。

ラムレーズンと一緒に水分を摂るのもおすすめ

ラムレーズンのアルコール含有量はビールやワインなどのアルコールに比べると少ないです。

それでもアルコールが含まれていることは確かですから、できるだけ母乳への影響を最小限にするために、ラムレーズンと一緒に水分を摂ることをおすすめします。

水分を摂ることで血液中のアルコール濃度を上昇させるのを抑えます。

また母乳に移行するアルコールの量も抑えることができるので、ラムレーズンを食べるときは水分を一緒に摂るようにしましょう。

気になる!母乳とアルコールの関係

授乳中のアルコールは絶対NG!ということは、授乳中のお母さんにとっては当たり前のことかもしれませんね。

しかしアルコールも正しい摂り方をすれば授乳中でもOKなんですよ!

ラムレーズンを食べるタイミングの項目で少し触れましたが、アルコールが分解されるまでの時間と授乳間隔を上手に使うことで、授乳中でもお酒を飲むことができます。

アルコールが分解されるまでの時間は、

<350mlのビールの場合>

1缶・・・2時間
2缶・・・4時間
3缶・・・6時間

となっています。

赤ちゃんの授乳間隔を考えると、授乳中のお母さんは1日に350mlのビールなら2缶が目安となります。

3缶以上は赤ちゃんへの影響が懸念されるため、控えたほうがいいでしょう。

関連記事⇒授乳中はワインを飲んでも大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

搾乳すればOKはウソ?!

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よく「お酒を飲んだ後でも搾乳して捨てれば大丈夫!」ということを聞いたことがあります。

実はこの情報は間違いなのです。

アルコールが体内にあるうちは母乳にもアルコールが含まれます。

そのためお酒を飲んだ後に搾乳をしても、体内にアルコールが残っているうちは母乳にもアルコールが含まれているのです。

そして体内でアルコールが分解されると母乳にもアルコールは含まれなくなることがわかっています。

お酒を飲んだ後は母乳にアルコールが溜まっているなどと言われていたこともありましたが、母乳にアルコールが溜まることはなく、分解されるとともに母乳内のアルコールもなくなります。

搾乳せずに、そのまま赤ちゃんに母乳を与えて問題はありません。

まとめ

ラムレーズンに含まれているアルコールは、ビールやワインなどに比べると少ないため、授乳中でもそこまで不安になる必要はありません。

常識の範囲内であれば、ラムレーズンを食べることができます。

ただし、授乳中でも問題ないからといって、毎日ラムレーズンを食べ続けることはおすすめできません。

たまにおやつの時間やデザートに食べる程度にしておきましょう。

授乳中には

・たくさん食べない
・授乳間隔に合わせてラムレーズンを食べる
・新生児のうちは我慢!

この3つのことに気を付けて食べるようにしましょう。

私はレーズンサンドが好きでたまに食べるのですが、授乳中も自分へのご褒美に量を守って食べていました。

ストレスを感じやすい授乳期ですから、好きなものを我慢しすぎずに、ほどよく楽しむことが好ましいですね!