つわり中にサラダが食べたい!おすすめレシピと2つの注意点

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サラダといっても、簡単なものから豪勢なものまで、色々ありますよね。

デパ地下のデリカコーナーに行くと、こんなに種類があるのかと驚くほどさまざまな具材を使用したサラダが並んでいます。

さっぱりしているので、つわりがひどい妊婦さんも食べたくなる料理のひとつではあるのですが、注意してもらいたいことがあるんです。

それは『生野菜は極力食べないように』です。

この記事ではサラダについて詳しく紹介するとともに、なぜ生野菜を食べてはいけないのか、オススメのレシピなど、妊娠中の食べ方についてお伝えします。

ポイントは6つです。

・サラダって?
・サラダはつわりの時におすすめの食べ物?
・サラダのカロリーは?
・妊娠中におすすめのサラダの食べ方は?
・おすすめサラダレシピ
・サラダを食べるときの2つの注意点

最後まで記事を読んでいただければ、サラダに対する不安が消えているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

サラダって?

生野菜や茹でたり蒸した野菜をドレッシングやソースなどを和えたりかけたりして食べる料理です。

肉や魚介類、ハム、パスタやマカロニなどを和えたものもあり、サラダといっても主食感覚のものもあります。

サラダには大きくわけて、4つの種類があります。

1食前のサラダ、2メインディッシュのサラダ、3付け合わせのサラダ、4食後のサラダです。

1は、メイン料理を食べる前に食べるサラダで、オードブル的な役割です。

量は少な目で見た目を鮮やかにしている傾向があります。

2は、言葉のとおりメイン料理となっているサラダなので、肉類や魚介類など、ボリュームも豪勢さも他のサラダとは異なります。

3はハンバーグやチキン料理、魚料理など、メイン料理の味を引き立てたり、見た目をよく見せる工夫がされてあります。

4は、口当たりがよくさっぱりしたサラダを食べることで、食事を終えるという目的があります。

サラダはつわりの時におすすめの食べ物?

好みの食材で作ることができ、さっぱりしているので吐きつわりや匂いつわりの人にも食べやすく、おすすめの食材と言えます。

具材を工夫すればサラダだけで立派な食事になるので、食欲がない時でも必要な栄養を摂ることが可能です。

しかし、妊娠中に生ものを食べるのはトキソプラズマや様々な細菌、ウイルスに感染してしまう可能性が高くなるので極力避けたいところ。

トキソプラズマに感染してしまうと流産の可能性があがり、胎盤を通して胎児にも悪影響(奇形や水頭症)が起こる確率が上がります。

また、食中毒になってしまうと、使えない薬が多い分、妊婦さんは辛い思いをしてしまいます。

妊娠中はできるだけ『火を通した』サラダを食べるようにしましょう。

サラダのカロリーは?(1食分)

・シーザーサラダ 330キロカロリー
・ポテトサラダ 200キロカロリー
・温野菜サラダ 450キロカロリー
・マカロニサラダ 260キロカロリー
・春雨サラダ 120キロカロリー
・ゴボウサラダ 160キロカロリー

妊娠中におすすめのサラダの食べ方は?

『温野菜サラダ』『火を通したサラダ』です。

上記のポイントでもお話しましたが、細菌やウイルスに感染の危険があるので極力生野菜は食べないようにしましょう。

オススメの野菜はカボチャやニンジン、さつまいもにほうれん草、ブロッコリーです。

どれも火を通しても美味しく食べることができるので、一度加熱してから冷たいサラダにしたりする食材を選ぶようにしましょう。

どうしてもレタスが食べたくなったら、食感はちょっと落ちてしまいますが、加熱してから食べる、しっかりと野菜用の洗剤で洗浄するなど、工夫をすると安心です。

おすすめサラダレシピ

カボチャのサラダ

材料:カボチャ300グラム、プレーンヨーグルト大さじ3、干しレーズン大さじ1、お好みでナッツ少々

↓作り方↓

1:かぼちゃの種を取り除き、ふんわりとラップをかけて電子レンジで3~4分ほど加熱します。
2:かぼちゃの皮を切り落とし、ひとくち大ぐらいに切ります。
3:かぼちゃをボウルに入れ、スプーンやフォークの背などを使ってつぶしていきましょう。
4:ヨーグルトとナッツ、干しレーズンを加えて混ぜ合わせたらできあがりです。

鉄分たっぷり。ほうれん草とひじきのサラダ

材料:冷凍ほうれん草100グラム、ニンジン2分の1、もやし100グラム、サラダ用のひじき(そのまま使えるもの)大さじ1、味噌大さじ1、マヨネーズ大さじ1、白すりごま少々

1:もやしをたっぷりのお湯にお酢を少量加えて1、2分茹でます。
2:千切りにしたニンジンを柔らかくなるまで茹でましょう。
3:冷凍ホウレンソウを表示に従って加熱してください。
4:ボウルに水気をよくふき取ったほうれん草、ニンジン、もやしを入れ、ひじきも加えます。
5:味噌、マヨネーズ、白すりごまを入れ、よく混ぜ合わせたらできあがりです。

サラダを食べるときの2つの注意点

食中毒に気を付けてください。

この記事で何度も注意喚起していますが、妊娠中は免疫力が低下しがちなので、感染確率が上がります。

流産や胎児奇形などのリスクを伴うこともあるので生野菜は極力口にしないほうが安全です。

食中毒の原因菌やウイルスに感染してしまう原因は2つあります。

ひとつは生肉。ユッケなど火が通っていない肉です。馬刺しや鳥刺しなどは絶対に食べないようにしましょう。

もうひとつは、野菜を栽培している土の中に潜んでいる病原体が付着してしまっている可能性があるというわけです。

野菜や肉は『加熱』することで菌を消滅させることができます。

どうしても生野菜を食べたいという方は、野菜用の洗剤(赤ちゃん用のなども売っています)を使用してよく洗ってから食べるようにしましょう。

栄養が偏りすぎないように工夫をしましょう。

ほうれん草だけ、ジャガイモだけではなく、色々な野菜を入れたサラダを作るようにしましょう。

茹で卵や鶏肉、タコやイカ、ツナなども入れると、お腹も満たされるし、必要な栄養もたくさん摂れるのでいいですね。

野菜を茹でてストックしておけば2、3日分をまとめて作れるので体調の良いときに作っておいて、

その日の気分でお好きなメイン(ハムやお肉、魚介類)などを加えるなど、サラダを主食の一部として楽しむようにしましょう。

必ず野菜は火を通すことを忘れずに。

食中毒の恐怖をのぞけば、サラダは妊婦さんにとってとても良い料理です。

具材で色々な工夫もできますし、ドレッシングで味に変化もつけられます。

生野菜好きな人にとっては妊娠期間中はちょっと辛いかもしれませんが、加熱さえすればなにを食べても大丈夫です。

もしかしたら茹で野菜や蒸し野菜の美味しさに改めて気づくきっかけになるかもしれません。

妊娠期間中は食べるものに多少の制限がありますが、その時期しか味わえない経験なので、プラスに考えてその貴重な時間を楽しんでくださいね。