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赤ちゃんにさんまはいつから食べさせていい?3つの注意点とおすすめレシピ
秋の味覚といえばさんまを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
我が家でも秋になると、食卓にさんまがよく登場します。
脂がのったさんまはとてもおいしいですよね。
大人だけでなく赤ちゃんにも旬のものを食べさせてあげたいものです。
しかしさんまは赤ちゃんに与えてもいいのでしょうか。
白身魚は比較的早い時期から与えることができるので、さんまも同じような考え方になってしまいますよね。
そこで私が疑問に感じたのは、
- 赤ちゃんにはいつからさんまを食べさせていい?
- アレルギーはある?
- 赤ちゃんにさんまを食べさせるときのポイントを知りたい!
- 簡単でおいしい離乳食レシピを知りたい!
離乳食が進むといろいろな食材を食べさせてあげたいという反面、アレルギーも気になるところです。
与えられる時期をきちんと知り、赤ちゃんのペースに合わせてさんまを与えられるといいですね!
赤ちゃんにさんまを食べさせても大丈夫?
鯛やヒラメなどの淡白な白身魚は離乳食が始まってすぐ、5~6か月頃から与えることができます。
しかし青身魚であるさんまは、白身魚を経験してしっかり食べられるようになってから与えることができるようになります。
さんまを与える目安としては、9~11か月頃の『カミカミ期』からがおすすめです。
ちなみに『赤身魚』と呼ばれる鮭やマグロは、7~8か月頃から食べられるようになります。
さんまは栄養価が高い
さんまは栄養価が高く、赤ちゃんがさんまを食べられるようになったら積極的に取り入れてもらいたい食材のひとつです。
- タンパク質
- ビタミンB12
- レチノール
- 鉄分
赤ちゃんに必要なタンパク質も良質なものを含んでいますし、ミルクや母乳から摂取しにくい鉄分も含んでいます。
さんまのアレルギーの心配は?
一般的に青身魚は白身魚と比べるとアレルギーが出やすいとされています。
消費者庁発表の資料によると、さんまはアレルギーの特定原材料には指定されていませんが、青身魚の仲間であるサバが挙げられています。
(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より)
白身魚はよりアレルギーのリスクが低いため、『もぐもぐ期』の5か月頃から与えることができますが、それよりもアレルギーのリスクがあるさんまは、少し遅めの9か月以降から与えるのが理想というわけです。
赤ちゃんにさんまを食べさせたあと、次のような症状が現れた場合にはアレルギーの可能性がありますので、かかりつけの小児科に相談してください。
- 口の周りが赤くなる
- 口の中や喉が腫れる
- 体にじんましんなどの発疹が出る
- おう吐
- 下痢
- 目の充血
呼吸が苦しそうな様子が見られたら、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。
赤ちゃんにさんまを食べさせるときの3つのポイント
離乳食がスムーズに進み、いろいろな食材を食べられるようになった9か月頃から、いよいよ赤ちゃんにさんまを与えることができるようになります。
赤ちゃんがおいしくさんまを食べられるようにするには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。
ここでは3つのポイントにまとめましたので、参考にしてくださいね。
- 新鮮なさんまを選ぼう
- しっかり加熱して小骨を取り除こう
- 初めて食べるときは平日の午前中がベター
さんまは新鮮なものがおすすめ
赤ちゃんの離乳食に使う食材は、どんなものでも新鮮なものを選びたいものです。
特に魚介類は新鮮なほうが臭みもなくおいしいので、さんまを購入するときにもなるべく新鮮なものを選ぶようにしましょう。
新鮮でおいしいさんまを選ぶには、次のポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。
- 背中が盛り上がっていて厚みのあるもの
- お腹部分に張りがあり固いもの
- 黒目の周りが透明で濁っていないもの
- 口先が黄色いものがおすすめ
- 頭や内臓を取り除いていないほうが鮮度が落ちにくい
さんまの水揚げ量が増える秋には、お刺身用のさんまが販売されることもあります。
より鮮度にこだわるなら、生食ができるさんまを購入するといいでしょう。
赤ちゃんに与えるときは、もちろんしっかり加熱をしてから与えてくださいね。
加熱してから小骨を取り除いたものを与えよう
離乳食期に与える食材は、必ず加熱したものを与えます。
さんまもしっかりと加熱をしたものを与えましょう。
また、さんまは意外と小骨が多い魚です。
特に内臓周りや背骨の周辺には小骨がたくさんあります。
血合いごと取り除いてしまえば、ほとんどの小骨を取り除くことができますよ。
アレルギーを考慮して初めてのさんまは平日に
鮭やサバに比べるとアレルギーが出るリスクは低いとされていますが、絶対にアレルギーが出ないとは言い切れません。
初めてさんまを食べさせるときは、アレルギーが出てしまうことを考慮して、平日の午前中に食べさせるのがおすすめです。
もしアレルギー症状が出てしまったとしても、病院が開いているときであればすぐに駆け込むことができるので安心ですね。
赤ちゃん喜ぶ!簡単おいしいさんまの離乳食レシピ2選
ここでは簡単に作ることができる、さんまを使った離乳食レシピを2つ紹介します。
アレンジがしやすいレシピなので、プラスする食材を変えるなどしてお好みにアレンジしてくださいね。
さんまご飯
月齢に合った固さのご飯にさんまを混ぜ込むだけの簡単レシピ。
青菜をプラスして食感を良くして与えてくださいね。
○材料(赤ちゃん1人分)
軟飯・・・80g
さんま・・・20g
小松菜(ゆで)・・・小さじ1杯
○作り方
1.さんまは熱湯でしっかり茹で、骨と皮を取り除いておきます。
2.柔らかくゆでた小松菜は、食べやすいように細かく刻みましょう。
3.軟飯に細かくほぐしたさんまと小松菜を加えて混ぜ合わせたら完成です。
さんまのつみれ
出来上がったつみれは、汁物にしたりあんをかけたりして食べさせてあげましょう。
○材料(赤ちゃん1人分)
さんま・・・30g
溶き卵・・・小さじ1杯
○作り方
1.さんまは皮と骨を取り除き、身だけにします。
2.さんまを包丁で細かく叩いてからすり鉢にさんまを入れ、ミンチ状にしましょう。
3.卵を加え、さんまとなじむまでしっかりとすり合わせます。
4.鍋に湯を沸かし、沸騰したらスプーンで丸く形成したすり身を入れ、2分ほどゆでたら完成です。
さんまは赤ちゃんの離乳食にぴったり!
さんまは栄養価も豊富な食材です。
赤ちゃんの離乳食が進んだら積極的に食べさせてあげたいですね。
- さんまは新鮮なものを選ぶ
- 骨に気を付けよう
- アレルギーにも注意
以上の3点を押さえて、赤ちゃんが喜ぶ調理法で与えてくださいね。
我が家ではさんまそのものの味を味わってもらいたかったので、素焼きが多かったです。
旬を迎える秋には、ぜひ素焼きでさんまそのものの味を味わわせてあげてくださいね。