いらっしゃいませ赤ちゃん!
自身のおなかに宿った新しいいのちはなんとも愛しいものですね。
妊娠期間が進むにつれ、気になってくるのはそんな赤ちゃんの性別ではないでしょうか?
「元気に生まれてくれるのが一番!」
というのはもちろんですが、名前やお洋服を決めておくのに性別を知りたい、というママさんパパさんも多いかと思います。
おなかの赤ちゃんの性別がわかるのは、いつ頃なのでしょうか?
性別判断にまつわるジンクスも交えて解説していきたいと思います!
目次
赤ちゃんの性別が決まるのはいつ?
赤ちゃんの性別、実は受精をした時から決まっているのです。
ヒトの染色体には、Y染色体とX染色体の二種類があります。
この染色体の組み合わせで、性別は決まります。
お母さんの卵子が持つのはX染色体のみ。
お父さんの精子は、X染色体とY染色体の両方を持っています。
卵子がX染色体を有する精子と受精すると、赤ちゃんの染色体はXXとなり、性別は女の子になります。
卵子がY染色体を有する精子と受精した場合は、赤ちゃんの染色体はXYとなり、性別は男の子になります。
これらの受精卵が細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんが成長していく過程でそれぞれ男性器、女性器が形作られていき、性別の区別がつくようになります。
赤ちゃんの性別がわかるのはいつ頃?
おなかの赤ちゃんの性別がはっきりと区別できるようになるのは、大体妊娠11週目ごろだと言われています。
この頃にはもう赤ちゃんの性器が出来上がっています。
ただし、ママさんパパさんがその性別を知るのは、もうしばらく先のこととなります。
赤ちゃんの性別は、子宮内の状態や、赤ちゃんの成長などを確認するためのエコー検査によってわかります。
性別が判別できるようになるのは妊娠5か月ごろからと言われています。
安定期、と呼ばれる時期に入ったころですね。
この時期に性別がわかったという方も多いようです。
よりしっかりと判断がつくようになるのは妊娠7か月以降で、大抵の場合は妊娠8か月ころまでに性別を知ることができると言います。
性別の見分け方
赤ちゃんの性別は、エコー検査で映り込んだ赤ちゃんの性器を確認することで判別できます。
ポピュラーなのは、
太ももの間にピーナッツ状の突起があると男の子
対して太ももの間に木の葉のようなものが見えると女の子
という見分け方。
また、膀胱と子宮の2つの黒い点が映っていたら女の子、膀胱の1つだけなら男の子、という見分け方もあります。
診断される医師の方々は、この方法で見分けられた時の方が判断に信ぴょう性がある、という方も多いようです。
途中で性別が変わった!?
時折、以前伝えてもらった性別と変化したり、診断された性別とは反対の赤ちゃんが生まれてきたりするケースがあるようです。
というのも、エコー検査の技術が発達してきたとはいえ診断の確率は100%必ず、というわけではないのです。
エコー検査の際に赤ちゃんのお股が隠れていると、性器がうまく見えない場合があります。
また、へその緒や手を足の間に挟んでいることでそれらがおちんちんに見えた、ということも。
「性別が変わったの!?」
と驚く方もいるかもしれませんが、先述した通り赤ちゃんの性別は受精卵のころからすでに決まっています。
赤ちゃんの性別が変わったのではなく、判断が少し難しいこともある、ということを頭に入れておきたいですね。
先生に赤ちゃんの性別を聞いてもいい?
多くの産院では、希望する人には性別を教えてくれるようですよ。
エコー検査の際にさらっと告げられるケースもあるみたいなので、生まれてくるまでのお楽しみにしておきたい方は先生や看護師さんなどにその旨を伝えておくと良いですね。
中には、何週目以降までは性別がわかっても教えない、また妊娠中に性別は告げない、といったスタイルの病院もあるのだとか。
確実に判断できないことでトラブルを避けるため、希望した性別じゃなかったという理由からの中絶を避けるため、という名目だそうです。
エコー検査はあくまでおなかのなかや赤ちゃんの状態を見るための検査。
性別を判断するための検査ではないということを理解することが必要ですね。
ウソホント?性別ジンクス
性別判断でよく耳にするのが、様々なジンクス。
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
わたしもつわり時期に欲求に任せてフライドポテトばかり食べていたら「男の子かもね~」なんて言われたことが。
そんなおもしろ性別判断ジンクスを紹介していきたいと思います!
お腹の出方
・お腹が突き出ていると男の子
・お腹が丸みを帯びていると女の子
おなかの突出の仕方に差異が出るのは、お母さんの骨盤の広さによるものです。
骨盤が狭いお母さんですと、骨盤の間に赤ちゃんが収まらないためにお腹が前に突出します。
反対に骨盤が広いお母さんの場合は、赤ちゃんがすっぽりと収まるのであまりお腹が突き出ないのです。
体系の違いによる差ですから、これによって性別が決まるとは考えにくいですね。
つわりの程度
・つわりがきついと男の子
・つわりが軽いと女の子
つわりの程度、感じ方はひとそれぞれ。
きつい・軽いのはっきりとしたラインもありません。
またこの説には、つわりが軽いと男の子、きついと女の子、という逆の説も存在するようです。
信憑性はあまり高くないと言えるでしょう。
顔つきの変化
・お母さんの顔つきがきつくなると男の子
・お母さんの顔つきが優しくなると女の子
お母さんの顔つきは、見る人によって変わりますよね。
「顔つきがきつくなったね」「優しくなったね」
といったコメントをもらうかたもいらっしゃるかもしれませんが、性別に関するこれといった根拠はないようです。
食べ物の好みの変化
・しょっぱいものを食べたくなると男の子
・甘いものを食べたくなると女の子
つわり時期の食の好みの変化は妊婦さんあるある。
これもひとそれぞれですね。
「水すら受け付けなかったわたしはいったいどっちを産むの!?」
なんてことにもなりかねません。
これに関してもひとくちにそうであるとは言いがたいですね。
他にも、「上の子がおなかの赤ちゃんの性別を言い当てた」なんてエピソードが有名ですよね。
ジンクスはあくまでジンクス。
けれども火のない所に煙は立たぬ、というように実際に経験したママさんが多いというのも確か。
占いや楽しみの一環として思っておくのも良いかもしれませんね。
おわりに
おなかの赤ちゃんが男の子なのか、女の子なのか。
一番大切なのは、やはり元気に誕生してくれること。
もちろんどちらであろうと可愛いことに変わりありませんが、やはりワクワクは募るもの!
やがて来るその日が待ち遠しいですね。