毎日の食卓に欠かせない精米、日本人の食事といえばお米ですよね。
日本のお米は、海外のお米に比べて丸みがあって粘り気があり、しっとりとした炊き上がりがおいしいジャポニカ種という種類のお米です。
水分を含みやすいのが特徴なので、匂いも移りやすいので、保存に気をつけなければなりません。
長持ちするイメージのお米ですが、正しく保存しないと、米の表面の脂質が落ちて酸化して、味が落ちます。
毎日食べる精米ですから、いつでもおいしい状態のお米を食べたいですよね。
ここでは、精米の消費期限、正しい保存方法、おすすめのメニューなど紹介します。
今まであまり考えずに保存していた方は、ぜひ見てくださいね。
目次
精米はどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!
お米は、精米してすぐが、一番おいしく食べられます。
その後は時間がたつにつれてどんどん味が落ちますので、購入するときはできるだけ精米日が新しいものを購入するようにしましょう。
米粒が見える袋に入っている場合は、粒がそろっているか、ひび割れていないか、割れていないかをチェックしましょう。
ひび割れているものは、乾燥しているので味が落ちます。
色は白よりも透き通っているものがおいしいです。
精米は長持ちすると、安く大量に売っているものを購入すると、最後のほうはかなり味が落ちたお米を食べることになるので、こまめに買って食べきるのが一番おいしいです。
精米の保存方法!
精米は、基本的には常温で保存します。
精米の正しい保存方法を紹介します。
精米の正しい冷凍保存方法
精米は、常温で保存するもので冷凍庫に保存する意味がありません。
炊いたご飯の場合は冷凍保存すると長持ちします。
精米の正しい冷蔵保存方法
精米は、冷暗所で保存すると劣化を防いで保存することができます。
冷暗所が見つからない場合は、冷蔵庫の野菜室での保存も可能です。
野菜室で保存するときは2Lのペットボトルで保存すると、中身も見えるし密封できるのでおすすめ。
きれいに洗ってきちんと乾かしたペットボトルに入れて保存してください。
2Lのペットボトルには2kgの精米が入ります。
その他の方法
精米は常温で保存するのが基本、常温でも風通しがいい冷暗所で保存してください。
保存するときは、購入したときに入っている袋から出して、米びつや別の紙袋に入れて保存しましょう。
もともとの袋は穴が開いていて、湿気が入りやすいからです。
実は、台所は精米の保存に適していません。
台所は、火を使うので温度の変化が激しいですし、水を使うので湿気も多いからです。
普段はクローゼットなどの冷暗所に保存して、使う数日分だけ台所に移動して使うのがおすすめ。
ワンポイントアドバイス
お米の保存で怖いのが、虫がわくことですよね。
虫予防のためには、密封した容器に入れ、唐辛子を1本入れておくと虫予防になります。
また、精米は季節によって保存期間が変わり、湿度と温度が高い春~夏は3週間、秋~冬は1ヶ月の保存期間です。
米は劣化すると、酸化して味がかなり落ちるので、きちんと保存して早めに食べきりましょう。
精米を使った3つのメニュー
精米は炊いて食べるだけではなく、いためたり焼いたりと色々なメニューがあります。
おすすめのメニューを紹介します。
シーフードピラフ
具材を入れて精米と一緒に炊き込むので、味がしっかりついた本格的なピラフです。
【材料】
米 3カップ
えび 4尾
いか 1ぱい
はまぐり 4個
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
ピーマン赤、緑それぞれ1個
① 玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
ピーマンは種とヘタを取って8つに切ります。
② 米は研いでザルに上げ水気をきります。
③ えびの背綿を取って、いかは足とわたを抜いて皮をむき、胴は輪切り、えんぺらは細切り、足はぶつ切りにします。
ハマグリは、砂抜きして洗います。
④ 水2.5カップを強火にかけて貝の口が開いたら取り出し、あくをすくってえびを入れます。
えびが赤くなったらいかも入れて、強火でひと煮たちさせ、取り出します、
⑤ ゆで汁をのこして。
酒大さじ2と水を足して3カップにします。
⑥ 厚手の深鍋に、サラダ油を入れて熱し、にんにくと玉ねぎをいれ、玉ねぎが透き通ったら油大さじ3を足し、米を炒めます。
⑦ 米を焦がさないように5分炒めたら、塩小さじ2こしょう少々を加え、ゆで汁を加え、蓋をして強火にします。
⑧ 沸騰したら3分煮て→弱火にして15分→1分強火として火を止めて5分蒸らします。
⑨ 米をたいている間に、フライパンにサラダ油を入れ、ピーマンをいためて軽く塩コショウします。
⑩ 蒸らしたごはんに、ゆでた魚介、ピーマンを乗せてさらに5分蒸らしてください。
⑪ 大きくふんわりと混ぜて、塩コショウをして味を調えて出来上がり。
五目炊き込みご飯
定番の炊き込みご飯は、家族みんなが大好きなメニューです。
【材料】
米 2カップ
鶏胸肉 150g
ごぼう 100g
にんじん 70g
油揚げ 1枚
こんにゃく 1/2枚
絹さや 5~6舞
だし 1カップ
★ 塩小さじ1
★ 砂糖 小さじ2
★ 醤油 小さじ2
★ 酒 大さじ2
① お米はたく30分前にといでザルにあげて水気をきります。
② ごぼうは皮を包丁の背でこそげとり、ささがきにして酢水にさらしてアクを抜きます。
にんじんは太めの千切り、油揚げは油抜きをして千切りにします。
③ こんにゃくは細切りにして下ゆでをします。
鶏肉は角切りして酒大さじ1に絡めて下味をつけます。
④ だしと★の材料を入れて煮立てます。
鶏肉を入れてごぼう、にんじんなど固い材料から入れ軽く煮ます。
具と煮汁を分けます。
⑤ 炊飯器に米を入れて、水を1/2カップ入れかき混ぜ。
煮汁を入れてメモリまで水を足します。
具を広げていれ、炊きます。
⑥ 炊き上がったら全体ざっくり混ぜ、塩茹でにした絹さやを散らして、出来上がり。
イカのリゾット
にんにくがきいたいかのリゾット、短時間で簡単にできます。
【材料】
米 2カップ
いか2杯
玉ねぎ 小1個
ねぎ 1/2本
にんじん1/3.本
にんにく1かけ
固形スープ 1個
粉チーズ 少々
① 米はたく30分前にといで、ザルにあげます。
② 固形スープを水4カップで溶かします。
③ イカは足とわたを抜いて、皮をむいて1cmの輪切りにします。
足の部分は吸盤を包丁でこそげとってざく切りにします。
④ ネギと玉ねぎはみじん切りにして、にんじんは短冊切りにします。
⑤ 大きめの鍋にサラダ油を熱し、つぶしたにんにくを炒めます。
香りが出たら、玉ねぎとネギをくわえて炒めます。
⑥ 玉ねぎが透き通ったら、にんじん、米、イカの順番に加えます、
⑦ 全体に油が回ったら、②を半量加えます。
⑧ 米がスープをすったら、残りの②を加えて塩コショウをして20分炊きます。
⑨ 10分ほど蒸らして器に持って、粉チーズを散らして出来上がり。
精米の作り置きメニュー
精米は炊いた後に冷凍することもできるので、保存がききます。
精米の作り置きメニューを紹介します。
お米のアイス
簡単に作れるお米のジェラードアイス。
おいしくて長持ちするのでおすすめ。
【材料】
ごはん 100g
牛乳 2カップ
スキムミルク 大さじ4
砂糖20g
バニラエッセンス 少々
① フードプロセッサにごはん、スキムミルク、砂糖、バニラエッセンス、牛乳0.5カップを入れて混ぜます。
混ぜ終わったら、残りの牛乳を入れて冷凍庫で凍らせます。
② ①がスプーンですくえるくらいの固さになったら、再びフードプロセッサに入れて滑らかにして出来上がり。
まとめ
精米の保存方法やおいしいメニューを紹介しました。
精米は、湿気と温度が保存のときにとても大切。
冷蔵庫の野菜室は、精米を保存するのに最適な場所です。
きちんと保存しないと、虫がわいたり、劣化しておいしく食べることができないので、紹介した保存方法を参考にしてくださいね。