生理前は妊娠しやすいってホント?妊娠しやすい日と性行為で妊娠する確率

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妊娠しやすい時期っていつなんだろう?

生理後?生理前?それとも……。

女性なら一度はこんな疑問を感じたことがあるのではないでしょうか?

私は赤ちゃんが欲しいと思ったとき、まず自分の身体を知ることからはじめました。

生理不順だったので婦人科を受診。結果、妊娠しにくい身体だと言われてしまったのです。

それから食生活を改善、基礎体温をつけることで子供を授かることができました。

今でも思います。

あの時、自分の身体と向き合わなかったら妊娠できていなかったかも、と。

妊娠したいのなら、まずは自分の生理周期を知らないといけません。

この記事では、妊娠についての疑問を解決していきます。

ポイントは6つです。

・生理周期の数え方
・排卵日の計算方法
・生理前は本当に妊娠しやすい?
・妊娠しにくい時期としやすい時期
・中出しで妊娠する確率
・排卵日以外でも妊娠する可能性はある?

最後まで記事を読んでいただければ、妊娠することについての疑問が解消されるはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

生理周期の数え方

生理周期は通常、25日~38日です。

どうやって数えるのか、『生理になった1日目から次の生理が始まる前』を数えて自分の周期を知ることができます。

たとえば、4月1日に生理が始まり、5月1日に次の生理が始まったら30日となります。

排卵日の計算方法

まず、覚えておいてほしいのが、生理周期には前半と後半があり、女性の身体もそれぞれ変化をすること。

生理周期前半を『卵胞期』、後半を『黄体期』と呼びます。

生理周期の前半『卵胞期』は、排卵の準備をする時期になります。

『生理開始日から排卵まで』をそう呼び、体温は低体温で妊娠する可能性は低い状態です。

気を付けてほしいのは、卵胞期が12日以下だと卵胞が十分成長する前に排卵が起こってしまっている可能性があります。

また10日以下の人は、卵子を上手く育てられていない可能性が高いので一度婦人科を受診することをおすすめします。

生理周期の後半『黄体期』は、『排卵後から次の生理の前日』のこと呼びます。

妊婦さんや妊娠を希望している人など一度は聞いたことがあるはずです。

妊娠に必要なホルモン『黄体ホルモン(プロゲステロン)』が分泌され、妊娠に適した身体になる時期です。

体温は高温期で、人によってはすごく身体が熱いと感じる人がいるほどになります。

気を付けてもらいたいのが、この黄体期が10日以下ですと黄体ホルモンの分泌が不十分である可能性があります。

これを『黄体機能不全』と呼び、受精しても受精卵が着床するに至らず不妊の原因となります。

大事なのは、『まずは自分の生理周期を知り、異常がないか確認すること』からはじめましょう。

生理前は本当に妊娠しやすい?

排卵が起こるのは、生理が毎月定期的にある人の場合、『生理が始まってから12日~16日』です。

※生理不順の人はこれに該当しないので気を付けてください。

簡単にいうと、生理が始まってから数えて2週間前後が妊娠しやすい時期というわけになります。

生理周期が25日や28日など、比較的早くに次の生理が来る人は、生理前は妊娠しやすいと感じるかもしれませんね。

しっかりとした時期を知りたい場合は、基礎体温をつけることをおすすめします。

生理開始日は低体温(36℃前半)だったのが排卵が起こると高温(37℃)近くまであがっているのがわかります。

妊娠しにくい時期としやすい時期

妊娠しにくい時期というのは実質存在しません。

たとえ生理中であっても、精子が卵子に到達することができた場合など、妊娠することがあります。

妊娠しやすいのは排卵が起こった日の前後3日~5日ほどです。

基礎体温をつけていると、排卵が起こった日がわかるようになります。

『排卵日=生理周期内で一番体温が低い日』なのです。

その日前後の5日間がもっとも妊娠する確率が高い日になるといえます。

中出しで妊娠する確率

排卵日に中出しをしたとしても、妊娠する確率は約25%です。

この確率は、健康でかつ年齢も若い人のもの。

年齢やストレス、生活環境や生理周期の乱れなので、この確率も下がっていきます。

自然妊娠の確率は、30代前半まで30%、30代後半だと18%、40代前半5%と下がっていくのです。

30代前半までは排卵日を狙って性行為を行った場合、1年以内に妊娠すると言われることも。

妊娠を希望し取り組んでいるにも関わらずなかなかできない場合は、身体になんらかのトラブルや病気が潜んでいる可能性があります。

一度、パートナーと一緒に婦人科で診てもらうと改善するケースもありますので相談してみましょう。

排卵日以外でも妊娠する可能性はある?

あります。

妊娠するには受精して着床するという段階があるのですが、この過程には時間差があります。

精子の生存期間が長かったりして受精に成功すれば、排卵日以外でも妊娠はします。

あくまでも排卵の時期は、『妊娠しやすい時期・適している時期』であり、それ以外は絶対に妊娠しないということはありません。

生理周期を知り、妊娠しやすい時期を把握しましょう。

妊娠を希望していてもしていなくても、自分の生理周期を知ることは大切です。

不順や異常がある場合は、病気を見つけやすくなります。

赤ちゃんが欲しい人は、タイミングを見て頑張ることも可能です。

基礎体温をつけるのは少々面倒な作業ですが、朝の習慣としてしまえば、そんなに辛くはありませんので、検討してみてくださいね。