西洋ハーブには色々な種類があって、料理に添えたり、お茶にしたり、オイルを作ったりと使い方もいろいろ。
香りがよくて風味もよいので、色々な料理に使うことができますよね。
育て方も簡単なものが多く、ベランダで栽培している方も多いのではないでしょうか?
ハーブは種類によって、栄養や効果も違うので調べて使うことで、効能を感じることができます。
たとえば、親しみがあるバジルは、疲労回復や消化促進の効果を期待できますし、香りが強いタイムには、殺菌・防腐作用があるので風邪対策におすすめ。
いろいろ使ってみたいハーブですが、保存方法がわからないかたも多いですよね。
ここでは、西洋ハーブの保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介しますので参考にしてくださいね。
目次
西洋ハーブはどのくらい日持ちする?賞味期限は2週間!
西洋ハーブは、どのくらい持つのか?保存方法がなぞですよね。
西洋ハーブは冷蔵庫で2週間と、意外と長持ちする食物です。
まずは購入するときに、新鮮なものを選ぶのが大切です。
新鮮なハーブは、葉も茎も鮮やかでいきいきしているもの。
古くなると、葉や茎がしなだれてきます。
また、香りもハーブには大切、香りがよいものを選ぶようにしてください。
西洋ハーブの保存方法!
西洋ハーブには色々な保存方法があります。
冷凍も冷蔵も可能ですし、ドライハーブにしたり、ソースにしたりして保存する方法もあります。
使い方によって保存方法が違うので、注意してくださいね。
西洋ハーブの正しい冷凍保存方法
西洋ハーブを冷凍保存するときは、まずハーブの葉を摘みましょう。
葉の部分だけをポリ袋に入れて、少し空気を入れて膨らませて口を結んで冷凍保存します。
また、ミントの葉だったら、一枚ずつ製氷機に入れて、水を入れてミント氷を作ってもいいですよね。
飲み物にミント氷を入れたらとてもおしゃれで、来客用にもおすすめ。
冷凍したハーブは、約1ヶ月保存することができます。
袋に入れて冷凍したハーブを使うときは、凍ったまま調理してください。
西洋ハーブの正しい冷蔵保存方法
西洋ハーブを冷蔵庫で保存するときは、乾燥させないことが大切。
まず、ハーブを水できれいに洗って、水気をふき取ります。
保存容器の下に湿らせたキッチンペーパーを敷いて、水気をきったハーブを入れてその上にも湿らせたキッチンペーパーをかぶせて、野菜室に保存してください。
ハーブは冷蔵保存で2週間はもちますが、なるべく早く使い切ってくださいね。
その他の方法
ハーブを料理に使って、少しだけ残ってしまったという時、よくありますよね。
そんなときは、少しずつ残った色々な種類のハーブをあわせて、ドライハーブにするのがおすすめです。
ドライハーブは、新鮮なうちに葉を摘んで耐熱皿に並べ、電子レンジ3分加熱して乾燥させます。
乾燥したハーブを手でもんで粉末状にしたら出来上がり。
簡単です。
瓶などにつめれば、1ヶ月保存できます。
ドライハーブは、パスタやお肉料理、トマトソース、クッキーなど、幅広く使えるので便利ですね。
ワンポイントアドバイス
種類の多いハーブは、肉料理、魚料理、野菜の煮込みなど、幅広く活躍します。
料理ごとに最適なハーブがありますので、調べてからその料理に合ったものを使ってください。
ハーブの保存もいろいろありますが、ドライハーブやハーブソースは使い道も多いので、常に常備しておきたいですね。
ハーブは味を引き立て、香りをプラスするだけではなく、消化を助けたり、食欲を増進したりする役目もあります。
冷凍しておいた西洋ハーブを使った3つのメニュー
冷凍したハーブは凍ったまま料理に使うことができます。
冷凍ハーブのおすすめメニューを紹介します。
鶏肉のハーブ焼き
ハーブは冷凍したまま使います。
【材料】
鶏もも肉 1枚
にんにく 1/2かけ
セロリの葉少々
パセリの軸 少々
ローリエ 1/2枚
オリーブオイル 大さじ1
トマト 1個
① 鶏肉は、味をしみこみやすくするために、両面をフォークで指します。
塩コショウを少々、とおろしにんにくをすり込みます。
② パッドにセロリの葉とパセリの軸、ローリエを散らして、その上に鶏肉をのせます。
オリーブオイルをかけて全体によく絡めます。
③ ラップをかけて冷蔵庫に入れて1時間は置いて、香り付けをします。
④ フライパンを熱して、油を引かずに③の鶏肉をのせて、狐色になるまで焼きます。
裏返して裏も同じように焼きます。
⑤ 鶏肉に火が通ったら、一口大に切ってトマトをの上にのせてセロリの葉を飾って、出来上がり。
ハーブソーセージ
みじん切りにして冷凍した西洋ハーブを使います。
【材料】
豚赤身のひき肉 200g
ハーブをみじん切りにして冷凍したもの(タイム、マジョラム、ローズマリー、セージなど)
黒こしょう
① ひき肉、ハーブとこしょう、塩小さじ1/2をゴールに入れてよく手で混ぜ合わせます。
② よくこねたら1時間以上寝かせて、味と香りをよくなじませます。
③ 小さめのソーセージの形に丸めて、サラダ油を引いたフライパンに転がしながら焼きます。
④ 焼きあがったら、皿にもってセージを飾って出来上がり。
乾燥ハーブを混ぜてハンバーグの種に入れると、ハーブハンバーグにもなるのでおすすめです。
いかのハーブロースト
魚介にもよくあうハーブ。
香りがよいローストになります。
【材料】
いかの胴 1ぱい分
にんにくのみじん切り 大さじ1
パセリのみじん切り 大さじ2
パン粉 1/3カップ
冷凍オレガノみじん切り 小さじ1
オリーブ 適量
レモン 適量
オリーブオイル 大さじ1
バター 大さじ1.5
① いかは輪切りに切ります。
② にんにくとパセリ、パン粉、オレガノを混ぜ合わせます。
塩コショウを入れて味を調え、いかに満遍なく混ぜ合わせます。
③ 耐熱さらにバターを塗って、いかを並べて薄切りにしたオリーブを散らします。
④ オリーブオイルをまわしかけて、バターをちぎって散らします。
⑤ 180度に熱しておいたオーブンに入れて、15分ほど焼きます。
⑥ 焼きあがったらレモン汁をかけて出来上がり。
西洋ハーブの作り置きメニュー
ドライハーブを筆頭に、西洋ハーブの作り置きメニューは実はたくさんあります。
おすすめの作り置きメニューを紹介しますね。
グリーンソース
使って残ったハーブがあったら、新鮮な香りがするうちにソースにすると、色々な料理に使える万能ハーブソースの出来上がりです。
【材料】
パセリ 適量
バジル 適量
マジョラム適量
ハーブはお好みで。
オリーブオイル
ワインビネガー
塩コショウ 少々
① パセリ、バジル、マジョラムなどのお好みのハーブをよく洗い、水気を切って固い茎は取り除いてみじん切りにします。
② 清潔にした瓶に、ハーブ、オリーブオイル、ワインビネガーを、1対1対1の割合で入れます。
③ 塩コショウを適量加えてよく混ぜてなじんだら出来上がり。
お好みでにんにくや、レモンなどを加えてもいいですね。
ハーブオイル
常備しておくと、パスタやソテーなどに使えるハーブオイル。
簡単にできるのでお勧めです。
【材料】
ローズマリー、パセリなどのお好みのハーブ
にんにく 適量
赤唐辛子 適量
① お好みのハーブをよく洗って、キッチンペーパーなどでよく水気をきります。
② 清潔に熱湯消毒した瓶に、にんにくと赤唐辛子を入れ、ハーブも入れて、オリーブオイルを口までなみなみと入れて常温で保存。
4~5日で香りがオイルにつくので、パスタなどに使ってください。
ハーブは水分が少ないものを選びます。
水気があるものは乾燥させて使ってください。
まとめ
私たちの身近な食材になったハーブですが、正しい保存方法を知らない方も多かったのではないでしょうか?
特にハーブは保存する方法が多いので、いろいろな方法で保存して料理に使ってください。
西洋ハーブは種類も多く、効能も色々なので、たくさん料理に使っていきたいですね。
おすすめの作り置きメニューも、ぜひ作ってみてください。