子供も大人も大好きなお菓子、せんべい。
パリッとした食感と、塩や醤油の味付けは日本人が大好きな味、昔からある人気のおやつです。
せんべいは袋を開けると、どんどん劣化してしまうので、保存するときはパリッとした食感を損なわないように、保存するのが大切です。
せんべいは長持ちするイメージですが、開封して残ったせんべいはどのくらい保存できるのでしょうか?またどうやって保存すればいいのでしょうか?
ここでは、せんべいをいつまでもおいしく食べられるように、せんべいの保存方法と消費期限、おすすめのせんべいのメニューを紹介します。
目次
せんべいはどのくらい日持ちする?賞味期限は6ヶ月!
せんべいは長持ちするイメージなので、あまり賞味期限を気にしない人が多いのではないでしょうか?
確かに長持ちする製品が多いですが、一度開封すると劣化が早くなりますし、賞味期限ギリギリに食べると、風味が落ちてしまう可能性もあります。
また、せんべいの種類によっても賞味期限は変わってきます。
通常売られているせんべいは3ヶ月~6ヶ月、揚げせんべいは2ヶ月~4ヶ月、ぬれせんべいになると15日~60日程度の賞味期限になります。
濡れせんべいは、賞味期限が極端に短くなるので注意が必要。
購入するときは、袋に記載されている賞味期限が遠いものを選ぶようにしましょう。
せんべいの保存方法!
せんべいは袋を開ける前はそのまま常温保存で大丈夫です。
では、開封した後はどういう風に保存したらいいのでしょうか?
せんべいの正しい保存方法について紹介します。
せんべいの正しい冷凍保存方法
せんべいは一度開けると、湿気てしまう可能性が高いので、すぐに食べないなら冷凍保存がおすすめ。
冷凍庫は湿気がなく冷暗所なので、せんべいの保存に最適なのです。
冷凍庫に保存するときは、冷凍用の保存袋に入れて二重にして、しっかりと封を閉じ、保存します。
冷凍庫に入れておくと湿気ることも凍ることもなく、そのまま冷たいおせんべいとして食べることができます。
凍ったままアルミホイルにのせてオーブンで焼くと、香ばしいおせんべいが食べることができます
せんべいの冷凍保存の目安は1ヶ月です。
せんべいの正しい冷蔵保存方法
せんべいは冷蔵での保存がむいていません。
冷蔵庫の中は意外と湿気が高いので、おせんべいが湿気てしまいます。
せんべいは、常温で保存するか、長期間食べないときは冷凍して保存してください。
その他の方法
せんべいは開封前、開封後、基本的に常温保存で大丈夫です。
ただ、保存する場所は気をつけてください。
直射日光が当たらず、涼しい場所、湿気がない、高温にならない場所に保存する必要があります。
台所は、湿気が多いので避けたほうがいいですね。
開封後は、湿気ないように缶や保存袋など、密封できる入れ物に入れ替え、乾燥剤を入れてしっかり密閉して保存しましょう。
日本の気候は季節によって、大きく湿度が変わります。
特に梅雨の時期は湿度が高くなるので、気をつけて保存してください。
ワンポイントアドバイス
湿気てしまったせんべいも、電子レンジやオーブントースターで乾燥させることで、またパリパリのおいしいせんべいがよみがえります。
アルミホイルの上にのせて、トースターで少し焼くと湿気がとび香ばしさが増します。
またラップをしないで、レンジにかけると水分が飛んでせんべいが復活します。
レンジにかける時間は数十秒くらいで大丈夫です。
冷凍しておいたせんべいを使った3つのメニュー
冷凍してもせんべいはパリパリなので、そのまま食べることができます。
おせんべいを使った料理を紹介します。
せんべいから揚げ
おせんべいがあまってしまったときにもおすすめのメニューです。
【材料】
鶏もも肉 2枚
せんべい 適量
薄力粉 大さじ3
ベーキングパウダー 小さじ1
水 適量
卵 1個
★ 酒 大さじ2
★ 醤油 大さじ1
① 鶏肉を一口大に切って★の材料と一緒に袋に入れてよくもみ、3分以上寝かせます。
② せんべいはジップロックに入れて、すりこ木で細かくたたいておきます。
③ おせんべいと薄力粉、ベーキングパウダーを混ぜ合わせます。
下味をつけた鶏肉の袋に卵を入れてよくもみます。
④ せんべい粉を入れて、もみこんでおきます。
⑤ フライパンに油を1cmくらい入れて、180度くらいにして狐色に揚げます。
せんべいコロッケ
ポテトサラダとおせんべいで、簡単さくさくコロッケです。
【材料】
残りのポテトサラダ
せんべい(塩味)
小麦粉 大さじ3
水 大さじ1.5
① 残りのポテトサラダを、小さめの俵型に丸めます。
② 冷凍したおせんべいは、電子レンジで乾燥させ、袋に入れて手で砕きます。
③ ①のポテトサラダを、小麦粉と水をといたものにくぐらせて、砕いたおせんべいをまぶします。
④ 揚げ油を170度に温めてさっと揚げます。
軽く色がつけばOKです。
せんべい汁
子供も大好きなせんべい汁です。
【材料】
鶏肉 1/2枚
高野豆腐 1枚
干ししいたけ 2個
ネギ 1/2本
ごぼう 1/2本
にんじん 1/2本
キャベツ 1/8個
しめじ 1パック
しろせんべい 適量
★ だしの素 大さじ2
★ しょうゆ 大さじ1
★ めんつゆ 大さじ2
① 干ししいたけと高野豆腐は戻しておきます。
② ごぼうは皮をこそげとって、薄切りにして酢水にさらしあく抜きをします。
③ 鶏肉は一口大に切って、戻した高野豆腐、しいたけ、その他の野菜も食べやすい大きさに切ります。
④ 鍋に材料をすべて入れて、水をいれ★の調味料を入れて蓋をして煮ます。
⑤ 野菜が煮えたら、せんべいを割って煮ます。
⑥ せんべいが柔らかくなったら出来上がりです。
せんべいの作り置きメニュー
せんべいはそのままでも保存がきくお菓子ですが、手をかけて作り置きメニューを作ることもできます。
おすすめのせんべいの作り置きメニューを紹介します。
かきもち
市販のせんべいもおいしいですが、自分で作るせんべいもおいしいです。
作って保存するときは、冷凍すると長く保存できますよ。
【材料】
切り餅4個
さくらえび 適量
青のり 適量
塩 適量
① もちは2mmの厚さに切って、ざるに広げてよく乾燥させます。
② 桜海老はフライパンでから煎りして、すりつぶします。
③ 揚げ油を中温に熱して、もちをからりと揚げて油を切って、熱いうちに桜海老、青のり塩をまぶして出来上がり。
もちはしっかり乾かしてから揚げてください。
水分が抜けていないと揚げたときに水分がはねます。
チーズしらすせんべい
変わった素材をせんべいにしてもおいしいですね。
【材料】
しらす干し 50g
いりごま白 大さじ1
ピザ用チーズ 100g
さくらえび 適量
青のり 適量
① しらすせんべいを作ります。
しらす干しといりごまを混ぜ合わせて。
ラップで包んでめん棒を転がして薄く延ばします。
② ラップを広げて電子レンジで2分~2分30秒加熱して乾燥させます。
③ チーズせんべいを作ります。
電子レンジにクッキングシートを敷いて、チーズを大さじ1ずつおきます。
半分には桜海老を乗せ、半分は何ものせないで、同じく電子レンジで加熱します。
④ 何ものせていないほうに青のりをかけて出来上がり。
ご飯せんべい
ご飯で作る甘くないおせんべいです。
【材料】
ご飯 適量
クッキングシート 2枚
揚げ油 適量
塩 お好みで
① 火やご飯をクッキングシート2枚の間に挟み、棒で伸ばしてご飯がつぶれるくらい伸ばします。
② 濡らした包丁で好みの大きさに切ります。
③ フライパンに2cmくらいの厚さに油を入れて、かりっと揚げます。
④ 表面が固くなったら出来上がり、塩を振って食べます。
まとめ
せんべいは、長い間保存できるイメージですが、種類によって保存期間が違いましたね。
また湿気に弱いので、保存する場所に注意してください。
せんべいのおいしさは、なんといってもパリパリ感!
湿気の多い季節は、冷凍庫で保存するのがおすすめです。
湿気たせんべいを復活させる方法も紹介していますので、参考にしてくださいね。