妊娠中のしこりが痛い!妊婦の脇の下のしこりの原因と予防策と解決策

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妊娠中は体の様々な変化に悩まされる事があります。

そんな中、脇の下にしこりができていた・・という経験がある方はいらっしゃいませんか?

脇や胸のしこりは「乳がんなのでは?」と心配になりますよね。

ですが、脇にしこりができているからといって、乳がんという訳ではありません。

  • 妊娠中にしこりができる?
  • 副乳って何?病気?
  • 乳腺が発達することでリンパの腫れも!

今回は妊娠中にできる「脇のしこり」についてまとめています。

心配に感じている妊婦さんは是非参考になさってください。

それでは解説をしていきます。

目次

妊娠中の妊婦は脇の下にしこりができる事がある?

妊娠中に脇付近にしこりができる事があります。

脇の下のしこりや脇の真ん中にしこりが出来たりと、体に異変を感じる妊婦さんは少なくはありません。

時期などは個人によってバラバラです。

妊娠初期にしこりを発見する方もいらっしゃいますし、臨月に入ってからしこりができたという方も。

つまり、妊娠初期から中期、妊娠後期にかけても脇の下にしこりができる可能性はあるという事です。

それでは、妊娠中に脇の下にしこりができる理由には、どんな原因が考えられるのでしょうか?

妊娠中の脇の下のしこりは乳がんの可能性も?

乳がんの初期は自覚症状がない事がほとんどなので、早期発見が難しくなっています。

しかし、乳がんは自分で見つける事ができますので、しっかりと自分の体を観察しておきましょう。

乳がんの症状のひとつとして、「乳房や脇の下のしこり」があります。

硬さとしては、消しゴムやプロセスチーズのような硬さです。

触ってもしこりがあまり動かない時には乳がんの可能性があります。

しかし乳がんの初期は痛みもほとんどなく、その他の症状も見られないのでなかなか発見できないのです。

脇のしこりや痛い時には必ずかかりつけの産婦人科医に相談を

自分で触ってみて、しこりを感じた場合には早い段階でかかりつけの産婦人科医に相談をしましょう。

もしもそのしこりが乳がんだった場合には、早期発見・早期治療が大切です。

がんは進行してしまうと、どんどん対処が難しくなってきます。

また妊娠中という事もありますので、治療をするにしてもお腹の赤ちゃんの事も考慮する必要があります。

しかし、がんが進行してしまうと母体もとても危険な状態になってしまうのです。

違和感があった時には早めの対処を心がけましょう。

自分のかかりつけの産婦人科医には、どんな些細な事でも相談をしておく事をオススメします。

産婦人科で対応できないのであれば、総合病院などを受診するよう勧めてくれる場合もありますし、不安を解消しておく事でより良いお産に繋がりますよ。

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妊娠中の脇の下のしこりや痛いのは副乳の可能性もある?

「副乳」という言葉を聞いた事がありますか?

なかなか耳にしない言葉ですが、妊娠中の脇のしこりや痛みは副乳かもしれません。

・副乳って何?

一般的に乳房は左右に一つずつありますよね。

諸説ありますが、昔は人も他の哺乳類と同じように複数乳房があり、進化の過程で現在のように二つになったと考えられています。

よって、その名残として乳房が退化しきれなかった物が副乳として残っているのです。

・副乳ができる原因は?

この副乳は妊娠中に初めて気づくママが多いのです。

実は私も一人目の妊娠が発覚し、6ヶ月の頃に脇の下に違和感が。

しこりと何やらイボのような物があり、不安に感じた為助産師さんに相談をしました。

すると「それは副乳ですね。でも病気ではないので安心してください。何もしなくて大丈夫ですよ~」と言われ一安心。

乳腺が発達していく過程で退化していた乳房も発達してしまうのです。

私の場合は臨月くらいには段々としこりもなくなりほとんどわからなくなりました。

・副乳が乳腺炎になる可能性も人によっては、痛みを感じたり熱を持ってしまう事があります。

その際は、しっかりと冷やして熱を取ってあげる事で痛みが和らぎますよ。

副乳は通常の乳房と違い、母乳を出す事ができませんので乳腺炎を起こしてしまう事があります。

冷やす事で炎症が治まるようであれば問題はありませんが、何度も何度も繰り返し炎症が起こる場合は産婦人科医に一度相談をしましょう。

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乳腺の発達が原因でリンパが腫れるからしこりや痛みが出る?

妊娠をすると、赤ちゃんにおっぱいをあげる準備として乳腺が発達していきます。

・妊娠をすると乳腺が発達する

ホルモンバランスの変化によって乳腺が急激に発達していく為、その際に炎症を起こしてしまう場合があるのです。

そしてリンパが腫れてしまい、しこりになってしまう事も。

熱を持って痛みがある場合は保冷剤などで冷やし応急処置を行いましょう。

これらの症状は母乳を出せるように体が変化している証拠です。

病気ではありませんので安心しましょう。

まとめ

妊娠中の体の変化はとても不安になります。

最初の妊娠であれば尚更です。

わからない事だらけで、参考に買った情報誌などを読んでみても、読めば読むほど心配になってしまう事もありますよね。

いずれにしても、妊娠中は神経質すぎるくらいで構いません。

気になった事があれば、きちんと医師の診断を仰ぐようにしましょう。

痛くないからといって見て見ぬフリをするのは良くないです。

また、不安やストレスはお腹の赤ちゃんにとっても悪影響になります。

今はお母さんが良い状態で妊娠生活を送る事を最優先に考えましょう。