雨の日や冬の寒い日だってお構いなしに子どもは元気いっぱいです。
とはいえ、やはり体調管理を考えるとなかなか毎日ずっと外遊びともいきませんよね。
そんな時は、お家の中でできる遊びを子どもと一緒に楽しみましょう♪
今回は0~3歳児に絞って、親子で一緒に体を動かして楽しめる遊びをご紹介します。
道具もいらない・お金も使わないけど楽しく遊べますので試してみて下さいね♪
目次
発達段階に合わせた遊びを取り入れよう
生後3カ月を過ぎた頃から、首がすわってくる子が増えてきます。
視力はというと、まだまだ周りのものとの焦点が合ってはいませんがお母さんが抱っこした時には顔がちゃんと見えるとも言われています。
白黒だった世界から徐々に色も判別できるようになってきますので、ゆっくりではありますが赤ちゃんの世界も広がりつつあります。
生後5カ月頃にはおすわりができるようになり、徐々に発達が進んでいくとハイハイやつかまり立ちもできるようになっていきます。
これまでは腕全体を使っていたものから、手の平を使って握ったり振ったり、さらに発達が進むと指先を使って器用につまんだり…。
赤ちゃんにできることが増えていくと、遊び方も広がっていきますね。
成長・発達には個人差がありますので、ご自身のお子さんの状況をみながら遊びを工夫していってみて下さいね。
お子さんが気に行った遊びがあれば何度も繰り返してあげてみて下さい。
楽しい!面白い!という経験をたくさんさせてあげることで心は満たされ、他のことへの興味・関心が育っていきますよ!
子どもにとっての遊びとは?
子どもにとっての遊びは単に体を動かして楽しむだけではありません。
体を動かせばお腹が空く、たくさん動いて疲れたらグッスリ眠れる、と毎日の生活サイクルが整ってきます。
バランス感覚や平衡感覚、体幹までも鍛えてくれます。
遊びの中で観察し、考え、失敗してもそこから更に学び、違う方法を思いつき、またチャレンジし、できたときの達成感を感じ…と遊びの中から得るものは大きいのです。
今回ご紹介する遊びは親子で楽しむものばかりです。
是非、パパもママも一緒に楽しんで、スキンシップやコミュニケーションを取って下さいね!
子どもと一緒に遊ぶコツってあるの?
初めてのことに慎重な子や体を動かすのが苦手な子もいます。
もちろん無理強いするのはNGですが、だからといって最初から「この子には無理」だと決めつけるのもよくありません。
慎重な子ほど親の表情をよく見ています。
信頼している人の顔の動きをみて「大丈夫なのかな?」と安全確認しているのです。
そのため、一緒になって遊ぶパパやママがにっこり笑って楽しそうにしていれば、お子さんもリラックスして楽しめるようになってきます。
お子さんが緊張しているようであればいきなりダイナミックな遊びをするのではなく、少しずつ体を動かす楽しさを一緒に味わっていくようにすると良いでしょう。
0歳児が楽しめる遊び:①いないいないばぁ!
赤ちゃんが大好きな遊びの定番といってもいいほど喜んでくれるのが「いないいないばぁ」ですよね。
大好きなパパやママのお顔が見えなくなったかと思うと、
「ばぁ!」と顔を出す遊びは、赤ちゃんにとってとても楽しいもの。
何度も繰り返したり、頭にタオル等を掛けてから「ばぁ」と顔を出したり、時にはソファやテーブルの端から…なんてフェイントもアリかも!?
0歳児が楽しめる遊び:②ハイハイで追いかけっこ
ハイハイができるようになったら、家の中でハイハイ追いかけっこをしてみましょう。
「まてまて~!」と声をかけながらゆっくり追いかけてみて下さい。
きっと嬉しそうに逃げたり、時には振り返って待ってくれたりしますよ。
追いついたらくすぐってみたり、「大好き~!」と抱きしめてあげたりしても良いですね♪
1歳児が楽しめる遊び:①ブランコゆーらん
お子さんの後ろに周り、両手を脇の下から通して胸の前で組みます。
そのまま抱っこをするように持ち上げて左右に優しく振ります。
童謡「ぞうさん」を歌いながらゆっくりと左右に揺らしたり、時には前後に揺らしたりします。
1歳児が楽しめる遊び:②一緒にお散歩1、2、3
お子さんと向かい合わせに立ち、両手を繋ぎます。
お子さんがパパやママの足の甲に足の裏を乗せるように立ちます。
「1、2の散歩、1、2、1、2…」とリズミカルにお散歩してみましょう。
パパやママにとっては後ろ向きに歩きながら進みます。
慣れてきたら向きを同じにしてみたり、前後左右に進んでみたり、歩くスピードや足を持ち上げる時の高さを変えたりと変化をつけて楽しんでみて下さいね。
2歳児が楽しめる遊び:①トンネルくぐりでこんにちは
パパやママがトンネルになって、お子さんがトンネルをくぐる遊びです。
最初は足を前後に開いて、股くぐりです。
お子さんが出てきたら「こんにちは~!」とごあいさつしましょう。
四つん這いになったり、腕立て伏せをしたりとだんだんとトンネルの幅を小さくしていきます。
上手にクリアすることができたら、今度はお子さんがトンネルになってもらいましょう。
パパやママは頑張ってトンネルをくぐってみて下さいね♪
2歳児が楽しめる遊び:②お馬さんパカパカ
パパやママがお馬さんになって、背中にお子さんを乗せます。
パパやママは四つん這いのまま移動しましょう。
時には両膝は立てたまま、両肘を下ろしてみたり、「ヒヒヒ~ン」と鳴きながら膝立ちをしてみたりすると楽しいです。
お子さんは必死に足をからめてバランスを取りながら、いかに落ちないか一生懸命考えながら楽しんでくれますよ♪
必死につかまるあまり、首を絞められないように気をつけて下さいね!
3歳児が楽しめる遊び:①お猿さんのぶら下がり
パパやママは木になって、お子さんは木にぶら下がっているお猿さんに変身です。
抱っこで立った状態からスタートし、お子さんを支えている両手を離します。
お子さんは両手・両足を使って、落ちないように木にしがみつきましょう。
時には「風が吹いてきた~」と体を揺らしたり、回ってみたりしても楽しいですよ。
お子さんは抱っこからおんぶのように、落ちないように気をつけながら体をつたって移動してみるといいでしょう。
腕にぶら下がってみたり、そこから体へと移動したりと難易度をあげていきましょう。
3歳児が楽しめる遊び:②ぐらぐらバランス
パパやママはうつ伏せに寝転がり、その上を子どもがバランスを取りながら移動する遊びです。
体の上を歩くのは意外にもぐらぐらしてしまうので、最初は壁の傍など子どもが捕まるものがある場所からスタートすると良いでしょう。
慣れてきたら落ちても安全な広い場所で試してみて下さいね♪
パパやママにとってはマッサージにもなるので、気持ちよく楽しめます。
うつ伏せになっているとお子さんの表情やバランスの取り方が見えにくいので、声を掛け合いながら少しずつ進んでいくように促しましょう。
慣れてきたら少しずつ体を高くしていき、そこからジャンプで降りるなどの変化をつけてみましょう。
天気に左右されずに室内で楽しめる親子遊びをご紹介しましたがいかがでしたか?
道具もお金も掛けずに楽しめる遊びなので、いつでもすぐに始められます。
周りに踏んだら危ないもの、棚などの角に頭をぶつけないように注意してから遊び始めましょう。
お子さんは靴下を脱いで、裸足で遊ぶことがポイントですよ♪