妊娠初期の吐き気はいつからいつまで続く?原因と3つの吐き気対策、対処法

スポンサードリンク

妊娠初期に吐き気に悩まされる妊婦さんはとても多いです。

個人差があるものの、ひどい人はお手洗いから離れられない、日常生活を送る事ができないなんて方も。

この吐き気はどうして起こるのでしょうか?

  • 妊娠初期の吐き気の原因
  • 吐き気と上手に付き合う
  • 対策法3選!

今回は、妊婦さんの最初の大きな壁とも言える「吐き気」についてまとめています。

多くの妊婦さんにあてはまりますので、是非参考になさってくださいね。

目次

妊娠初期に吐き気が起こるのはどうして?

何も食べられない程苦しい吐き気。この吐き気の原因は何なのでしょうか?

妊娠初期の吐き気の原因は?

妊娠をする事で、女性の体は妊娠を継続させる為に必要な黄体ホルモンを大量に分泌します。

そうする事で、ホルモンバランスが乱れ「つわり」と呼ばれる妊娠特有の症状が起こります。

つわりの主な症状として、吐き気や眠気、体のだるさなどがあり多くの妊婦さんが体の変化を感じているのです。

いつまで吐き気は続く?

妊娠2ヶ月にあたる、妊娠5週~6週くらいに「つわり」の症状を感じ始める方が多いです。

中には、このつわりの症状を感じて妊娠に気づく方もいらっしゃいます。

そして妊娠6週~8週あたりで、つわりの症状がピークに。

吐き気がひどいと家事が手に付かない、体調を崩してしまう事も少なくはありません。

つわりがひどい時には無理は禁物です。

仕事や家事は無理をしない程度にして、一番に自分の体の事を考えてあげましょう。

そして妊娠4ヶ月に入り、妊娠12週~15週あたりでつわりも少しずつ落ち着いてくる方がほとんどです。

しかし中には出産まで吐き気や気持ち悪さが続いていたという方もいらっしゃいます。

吐き気などの症状には個人差がありますので、つわりが全くないという方もおかしくはありません。

つわりとの上手な付き合い方

この苦しいつわりを上手に乗り切る方法はあるのでしょうか?

無理をしてでも食べる

つわりで何も食べられないとなると、一番心配なのは栄養不足です。

お腹では赤ちゃんが少しずつ成長しています。

お母さんはしっかりと栄養をお腹の赤ちゃんへ届けなければなりません。

苦しくても何か食べる!という気持ちをしっかりと持って過ごすようにしましょう。

お腹の赤ちゃんは、お母さんの栄養を頼りに生きています。

お腹の赤ちゃんのためにも、頑張って何かを口にするようにしましょう。

大切なのは栄養バランスよりも、食べられるものを探してとにかく食べるという事。

固形の物を噛む事ができなければ、ゼリーやジュース、スープなどで栄養をしっかりと補給しましょう。

脂っこいものが無理であれば、トマトやレモンなど酸味の強いものやサッパリとした味付けの物でチャレンジしてみる事をオススメします。

しっかりと水分補給をする

妊娠中は特に水分補給が大切です。

つわりによる嘔吐がひどいと、水分不足に陥ってしまいます。

いつも以上に水分を摂取する事を心がけておくと良いです。

その際に、スポーツドリンクや野菜ジュースなどが飲めるようであれば栄養補給も一緒にできるのでオススメ。

体の冷えに注意

妊婦さんにとって冷えは大敵。

体が冷えて寒いと血管が縮まってしまい、体の隅々まで血液が流れにくくなります。

よって肩こりや腰痛の原因にもなりますし、お腹の張りにも繋がりますので要注意です。

そして何より冷えは、つわりの症状を悪化させてしまう事があります。

冷えを改善する為には食生活を見直す事も大切です。

体を温める食材を積極的に取り入れましょう。

足湯をしたり靴下や腹巻きを使用して、常に体を冷やさない工夫も必要です。

吐き気の対策方法

個人差がありますが、吐き気の対策方法をご紹介します。

炭酸水でスッキリ

炭酸水や炭酸飲料独特のシュワシュワとした感じが、吐き気を和らげてくれます。

オススメは、炭酸水にレモンを搾ったレモンサワーです。

炭酸水のシュワシュワに、レモンの酸味が加わり口の中をスッキリとさせてくれますよ。

食事の回数を増やしてみる

一度にこれまで食べていた量の食事を食べられなくなったという方は、一日に食べていた食事を5回程度に分けて食べてみるのも一つの方法です。

食べる時間にこだわらずに、まずは食べられる分だけを食べるようにしていきましょう。

気分転換をしてみて

家の中にいると、どうしても気分が晴れない事も多いです。

そんな場合には、少し散歩をしてみたり買い物に出かけてみるなどの気分転換も必要です。

気分を変えてみる事で、吐き気が治る事もありますよ。

まとめ

個人差は大きいですが、妊娠初期の吐き気がひどいと本当に毎日毎日が苦痛です。

私も妊娠3ヶ月頃がとても辛くて、家事なんてできた物ではありませんでした。

しかし、その辛い時期も必ず終わりがあります。

可愛い赤ちゃんに会える日を想像して、苦しい時期を頑張って乗り越えましょう!

参考資料

「たまひよ新・基本シリーズ 初めての妊娠・出産」

「HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」