シングルマザーとして頑張っている人が増えている印象があります。
厚生労働省が発表した人口推動態統計では、2017年に離婚した人数は21万2262組とされています。
(参照:厚生労働省│人口動態統計・結果の概要)
私の周りにもシングルマザーが何人かいますし、娘のクラスにも3人ほどがシングルマザーだといいます。
子育てに仕事に上手に両立をしているシングルマザーですが、
「シングルマザーだって恋愛したい!」
という人はいると思います。
シングルマザーだからこそ、誰かに頼りたくなる時だってあると思うのです。
「でもシングルマザーだとそもそも恋愛対象外に思われそう」
「どうやって恋愛をすればいいのかわからない」
「子どものことを理解してくれるだろうか」
「子どもは許してくれるだろうか」
といったように、シングルマザーが恋愛をすることで悩みや不安もあると思います。
シングルマザーでも上手に両立をして恋愛を楽しんでいる人もいますが、
・子どもと彼のバランスをきちんと考えること
・子ども優先が第一条件
・彼にシングルマザーであることを最初から伝える
・恋愛=再婚ではないことを理解
といったように、ちょっとしたポイントを押さえながら恋愛をしていくことが大切だと言います。
シングルマザーだけど恋愛してもいいのか迷っている人のためのきっかけになれば幸いです。
目次
シングルマザーの恋愛事情
シングルマザーは母親であることは大前提だと思うのですが、既婚者と違うのは特定の相手がいないので女性でもあるということ。
配偶者がいて夫婦の関係がうまくいっていれば、つらいときには話を聞いてもらったりサポートしてもらったりすることもあると思います。
しかしシングルマザーは
・仕事をして家計を支える
・子どもの唯一の保護者
といったように、仕事も家庭も支えなければいけません。
近くにサポートしてくれる両親がいればいいですが、そうではないシングルマザーもたくさんいるでしょう。そうなると
「頼れる相手が欲しい」
と思うのも普通のことです。
ここではシングルマザーの恋愛事情について見ていきましょう。
シングルマザーを理由に恋愛しないという人も
私の周りにも何人かシングルマザーがいますが、みんな口をそろえて
「恋愛は今のところするつもりはない」
と言います。
その理由を聞くと、
・今は子どもが小さいからそんな気になれない
・恋愛モードに入れない
・そんな時間を取っている暇はない
とのこと。
確かにみんなバリバリ働き、子どもを迎えに行き、帰ってからはバタバタと夜の時間が過ぎるとか・・・。
「自分の時間が取れるならゆっくり休みたいわ~」
とのこと。
シングルマザーでも恋愛している人もたくさん!
一方で、娘の同級生のシンママの中には、上手に恋愛も楽しんでいる人もいるようです。
・ちょっとした息抜きになる
・子どもとは切り離して考えている
など、家庭と恋愛は別に考えているという印象を受けました。
シングルマザーであることや子どもがいることを理解してくれたから、恋愛をする気になったという人も少なくないようです。
シングルマザーの恋愛の悩み4選
シングルマザーがいざ恋愛をしようと思っても、シングルマザーであるがゆえに悩みもあるよう。
独身には変わりはないものの、やっぱりバツイチ子持ちという肩書が気になるという人も少なくありません。
シングルマザーが恋愛をするときに気になるのは、
1. 子どもと彼のバランス
2. 子どもが嫌がるかも・・・
3. 周りの目
4. 時間が取れない
という4つのこと。これをどうやって乗り切るか、理解してもらうかということを悩みとして抱えている人が多いようです。
子どもも彼も大事にしたい!そのバランスが難しい
シングルマザーの恋愛の悩みとしてよく聞かれるのが、子どもと彼のバランスをとるのが難しいということ。
シングルマザーとして生活していると、
・仕事
・育児
・家事
この3つが生活の基本でありすべてとなってしまいます。
子どもを預ける場所がなければひとりの時間を持つことも難しいですし、かといって子連れでデートなんて無理!と思う人もいるでしょう。
「子どもはもちろん大事、でも彼のことも大事にしたい」
そういった思いが強く、上手にバランスを保てるかが大きな悩みとなるようです。
彼がいることで子どもが嫌がってしまうかも・・・
シングルマザーとはいえ、ひとりの女性であることも大切にしたいと思う人は多いです。
シングルマザーが恋愛をすることはもちろん自由ですが、
「子どもに彼がいることを言えていない」
「彼氏がいることを知ったら子どもが嫌がるかも」
「子どもを不安にさせたくはない」
そういった気持ちが恋愛にブレーキをかけてしまうケースもあるといいます。
シングルマザーで恋愛をすることで周りの目が気になる
実はこれも大きな悩みのひとつとか。
シングルマザーの人は今恋愛をしているということはあまり公にしたくないというのが本音。
その理由として挙げられるのが周りの目が気になるから、というもの。
・シンママなのに遊んでると思われそう
・子どもを放っておいていると思われそう
・変な噂を流されないか不安
といったように、『シングルマザーなのに』というのが自分の中のどこかにあると感じている人は多いといいます。
育児に仕事に忙しい!時間が取れない
もし仮に彼氏ができたとしても、現実問題デートに取れる時間はかなり限られているというのも悩みのひとつ。
「彼氏ができても時間が取れなくて続かないかも」
「育児も仕事もひとりで抱えていることを理解してもらえないかも」
といった不安もありますよね。
私の周りのシングルマザーも、恋愛したいと思いつつも実際そんな時間は絶対に取れないとよく言っています。
シングルマザーで恋愛は難しい?その理由は
シングルマザーでも恋愛をしたいと思っている人は多いものの、実際はシングルマザーが恋愛をするのは難しいと考えている人が多いのも事実。
その理由としては、
・そもそも出会いがない
・自分で「シングルマザーだから」と抑制している
・慎重になってしまう
というのが挙げられます。
子どもがいると出会いの場は限られる
独身で子どもがいないときは好きな時に好きな場所に遊びに出かけることができます。
友達の紹介で新たな出会いがあることもありますよね。
でもいい年齢になると、遊んでくれる友達も少なくなっていきますし、出会いのある場所に足を運ぶこともぐっと少なくなります。
結婚をすればもちろん出会いなど皆無ですが、これはシングルマザーでも同じことが言えるそう。
子どもがいることで周りからは配偶者がいると思われますし、シングルマザーということが分かっても一歩引かれたところで見られることが多いとか。
前述したようにそもそも時間がないということも出会いがないということにつながりますよね。
シングルマザーという肩書が自分をセーブ
シングルマザーの恋愛が難しいというのは、自分自身で恋愛を難しくしているというケースも。
「シングルマザーなんだから恋愛なんてしていられない」
「シングルマザーが恋愛なんてナシだよね・・・」
「シングルマザーを相手にする男なんていないでしょ」
そんな気持ちが恋愛したい本音を隠し、恋愛を難しくしているのかもしれません。
子どものことを思ってあえて恋愛から遠ざかっているという人もいますが、子どもの手が離れたら恋愛をしてもいいかな、と思っている人も多いと思います。
傷つきたくないという心理
シングルマザーになった経緯は人それぞれです。
円満に離婚が成立して、元夫との関係も涼子だという人もいるでしょう。
でも中にはかなりの覚悟を持ってシングルマザーとなった人や、裏切られたり傷つけられたりしてシングルマザーにならざるを得なかったという人もいるかもしれません。
「もう傷つきたくない」
「恋愛なんてしたくない」
「どうせ付き合ってもうまくいかない」
など、恋愛することに憶病になっていることもあるのかもしれませんね。
シングルマザーでも恋愛したい!うまくやっていく3つのコツ
「シングルマザーでも恋愛したい!」
そう思っている人は少なくないはず。
シングルマザーが家庭と恋愛を上手に両立するにはちょっとしたコツが必要。
1. 再婚は視野に入れない
2. 子どもが最優先!
3. シングルマザーということを理解してもらう
気になる相手ができたら、上記のポイントを押さえてお付き合いしていくことをおすすめします。
これでうまくいかなければそれまでの相手だったと諦めることも大切ですよ!
あくまで恋愛!再婚は視野に入れないのがうまくいくコツ
彼氏ができ、お付き合いが順調にすすでいるとお互い結婚を意識し始めるのは自然なことですよね。
でもシングルマザーの場合、再婚となると様々な壁を乗り越える悲痛用があります。
・子どものこと
・お互いの両親のこと
・生活拠点のこと
などは大きな問題となるはず。
特に子どもと彼の相性が合わなければ再婚なんて無理ですし、子どもが小学生や中学生なら生活拠点を変えることにも躊躇してしまうでしょう。
お互いの両親に反対されてしまうケースだって考えられます。
そういったことをすべてクリアすれば再婚を視野に入れてもいいですが、初めから再婚することは視野に入れないほうがベター。
あくまで恋愛。
心の拠り所を作るというくらいの気持ちでお付き合いをしたほうがうまくいくケースが多いようです。
彼よりも子どもが優先!これが条件
シングルマザーが恋愛するときに一番気になるのは子どものこと。
彼氏ができたときに、
・子どもがいること
・彼よりも子どもを優先することがあるということ
など、
「あなたよりも子どもが優先だから」
ということを理解してもらうことが大切です。
シングルマザーが恋愛をするのはもちろん自由ですが、女性であると同時に子どもの保護者というのが一番です。
それができなければ恋愛はしないほうがいいのかもしれませんね。
彼にシングルマザーであることをしっかり伝える
ごくまれに、自分がシングルマザーであることを告げずにお付き合いをしている人もいるようです。
付き合ってから「実はね・・・」と、
・バツイチであること
・子どももいること
この2点をいきなり告げられたら、男性側も驚いてしまうかもしれません。
シングルマザーでもいいと思ってお付き合いをしてくれる男性を選ぶのが大切です。
シングルマザーが恋愛するならこんな男性がいい♪
シングルマザーが安心して恋愛を楽しむには、相手の男性の性格や器も大きなポイントとなると思います。
お付き合いする前は素敵な男性だと思っても、
「俺との時間をもっと作ってよ」
「なんで子どものことばっかりなんだよ」
といったように、シングルマザーであることをしっかりと理解してくれていなかったということもあるようです。
もしシングルマザーが恋愛をするなら、こんな男性がおすすめですよ!
シングルマザーということを理解してくれる
私のシングルマザーの友人が言うには、本当の意味でシングルマザーであることをしっかり理解してくれていることが分かる男性じゃないと、ということでした。
友人はシングルマザーを理由にお付き合いを断ることもあったそうですが、そのほとんどの男性は
「シングルマザーだってかまわない」
「子どもと仲良くなる自信もあるよ」
なんて言うそう。
初めからこういうことを言う男性は、高い確率でダメなのだとか!
・付き合うことを保留にしても許してくれている
・協力できることはないか聞いてくれる
など、シングルマザーであることに配慮しつつ、こちらの都合に合わせてくれる人が付き合いやすいと言います。
友人はそういった男性と出会うことができて、再婚なんてしないと言っていたのに再婚し、今は幸せそうです。
子ども優先に考えてくれる
子どもがある程度大きくなり、高校生や大学生ならさほど気にすることはありませんが、幼児や小学生だとまだまだ手がかかります。
中学生にもなれば思春期にも戸津注するので、親の恋愛事情には敏感になる子もいるでしょう。
そういったことをしっかりと考えて、子ども優先にしてくれる相手出ないと恋愛を続けていくのは難しいのかもしれません。
・子どもの予定を優先してくれる
・ドタキャンもある程度許してくれる
といったこともポイントになるそうです。
子どもが小さいと急に熱を出したりして予定通りに行かないことだってありますよね。
そういったことをきちんと許してくれる人がいいでしょう。
子どもとのことも考えてくれる
シングルマザーであることを伝えると、
「子ども好きだから大丈夫!」
「早く仲良くなりたい!」
という男性も少なくないようです。
でもこれって、子どもの気持ちもあるので思うように仲良くなれなくて当然だと思うのです。
特に子どもは大好きなママに彼氏ができれば、
「ママを取られちゃう!」
と思ってしまうかもしれません。
そういった子どもの気持ちを考えてくれる男性が理想です。
・会うのは子どもの気持ちに任せてくれる
・無理に仲良くなろうとしない
・仲良くなるきっかけは作ろうとしてくれる
など、一方的ではないコミュニケーションをとってくれるとありがたいですよね。
結婚に執着しない
これも大きなポイントになるそうです。
彼氏もバツイチ子持ちだと再婚はお互い慎重になるでしょうが、相手の男性が若く初婚であれば、結婚を意識しだす人もいると思います。
シングルマザーが恋愛を楽しむには、結婚に執着をしない男性を選ぶこともひとつのポイントだといわれています。
まとめ
シングルマザーが恋愛をすると、
・子どもと彼氏の両立
・時間を上手に使えるか
・子どもが嫌がらないか
・彼氏に嫌がられないか
など、様々な不安や心配事が出てくると思います。
こういったことから自分で恋愛をセーブするシングルマザーも少なくありません。
しかし反対に、子どもが小さいと
「お父さんがいないのはかわいそうかな・・・」
と思って再婚相手を探すというシングルマザーもいるようです。
子どもにとってお父さんがいるに越したことはないのかもしれませんが、お父さんがいないからといってかわいそうでも不幸でもないと思うのです。
恋愛をするなら自分のためにするのがおすすめ。
・息抜き
・楽しみ
・生きがい
といったように、自分の人生に潤いを与えるために恋愛をするようにしてくださいね。