赤ちゃんの新幹線料金はいつから必要?料金と自由席、指定席、グリーン席の違い

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飛行機の場合には生後8日から搭乗できるという決まりがありますが、新幹線の場合には生後何日からという決まりは特にありません。

帰省や家族旅行などで新幹線を利用することもあるでしょう。

そのときに気になるのが新幹線の料金についてです。

ここでは、新幹線の料金は何才まで無料なのか。

何才から子供料金が必要になるのか。

普通席や指定席、グリーン席で違いはあるのかということや、赤ちゃん連れで気をつけたい点についてもまとめました。

目次

新幹線の料金はいつから発生するの?

新幹線には大人料金と小人料金があります。

小人料金が適用されるのは小学校1年生〜6年生までです。

中学生以上は大人料金がかかり、未就学児は原則無料になります。

年齢ではなく、学年で決められているというところがポイントです。

6才でも年長なら無料ですが、1年生なら小人料金がかかります。

小人料金は、乗車券、特急券共に大人料金の半額になります。

のぞみやはやぶさなど割増料金がかかる場合にはその割増料金分も半額になります。

学年で小人、大人が決められる場合、難しいのが春休みです。

学年は年度で変わります。

そのため未就学児は3月31日までは無料ですが、4月1日からは小学生という扱いになり小人料金がかかります。

小学校6年生の場合も3月31日までは小人料金で乗車できますが、4月1日からは中学生という扱いになり大人料金がかかります。

未就学児が無料になる条件

未就学児が新幹線に乗る時、原則無料です。

原則ということは条件があるということです。

未就学児が無料になる条件

・自由席に乗る
・新幹線の料金を支払う人1人につき、未就学児は2名まで無料

未就学児が無料になるのは自由席に乗る場合だけです。

自由席なら子供は大人の膝の上ではなく席に座っても違反ではありません。

ただ混み合っている時などは、無料の子供が1席使っていると嫌な目で見られることもあるでしょう。

混み合っている時は膝の上に座らせるなど周りのお客様への配慮を忘れないでくださいね。

また新幹線料金を支払う人1人につき無料になるのは未就学児2人までです。

母親が1人で未就学児3人を連れている場合には、1人分の子供料金を支払う必要があります。

しかし、「新幹線料金を支払う人」というのは大人でなくても構いません。

例えば、母親と小学生1人が新幹線に乗る場合はどちらも新幹線料金を支払っています。

この場合には未就学児4人まで無料になります。

新幹線の料金を支払う人がいた場合に未就学児が無料になるということなので、未就学児だけで新幹線に乗る場合には無料にはなりません。

その場合には小人料金が発生します。

自由席、指定席、グリーン車で違いは?

自由席なら未就学児が1席使用しても、料金はかかりません。

しかし、指定席とグリーン車の場合には「席を確保する」ということになるので料金が発生します。

指定席の場合には、小人の乗車券と指定席特急券が必要になります。

グリーン車には小人料金がありません。

そのため未就学児でも1席使用する場合には、小人の乗車券と特急券に加えて大人のグリーン料金が必要になります。

指定席やグリーン車に乗る場合でも大人の膝の上に乗せるのであれば、未就学児の料金は必要ありません。

赤ちゃん連れで新幹線に乗る時に気をつける点

赤ちゃん連れの場合には、荷物も多くなりますし、グズる可能性もあります。

周囲のお客様への配慮も必要です。

赤ちゃん連れの場合には、座る席も考えましょう。

新幹線には、多目的室というものがあります。

体が不自由な人が優先的に使うことができる個室なのですが、使用している人がいない場合には、授乳スペースとして使用することもできます。

使用には追加料金は必要ありません。

鍵がかかっているので、車掌に申し出ましょう。

多目的室の場所は新幹線によって異なります。

東海道新幹線と山陽新幹線ののぞみ、ひかり、こだま、さくらの場合11号車にあります。

九州新幹線の8両編成、みずほ、さくらは7号車に、6両編成なら5号車にあります。

多目的室の利用があるかどうかはその時の運次第ですが、確認できるように多目的室の近くに乗車すると良いでしょう。

またベビーカーを持って乗車する時には必ず折りたたんで邪魔にならないようにしましょう。

通路に置くのは他のお客様の迷惑になるためマナー違反です。

車両の1番前は足元が広くなっているのでベビーカーを起きやすいです。

1番後ろも背もたれの後ろにスペースがありベビーカーを置くことができます。

新幹線では移動中に眠っている人もいます。

赤ちゃんが泣き出した時にはデッキに出るようにしましょう。

オムツ替えやトイレは乗車前にしておく方が良いです。

また、お気に入りのおやつやジュース、おもちゃも持って起きましょう。

おもちゃは絵本やシールブック、お絵かき帳など音が鳴らないものにしましょう。

赤ちゃん連れの場合には指定席を取る方が安心

私も子供が小さかった頃新幹線に乗ったことがあります。

初めての時には何も考えず、子供がいなかった時と同じように自由席に乗ろうとしました。

時間にもよるのでしょうが、自由席ってとても混み合います。

新幹線が来る何分も前から並んでいる人もいますよね。

赤ちゃん連れだと長い時間並ぶこともできません。

新幹線が到着する少し前に行って順番に乗車すると、まず座ることはできません。

とりあえずデッキに赤ちゃんを抱っこしたまま立って乗車しましたが、長い乗車時間赤ちゃんを抱っこして立っているというのはとても辛かったです。

荷物も多いですし。

2回目からは少し料金は上がりますが、指定席を取るようにしました。

指定席の方が席にも余裕があり隣の席が空いているということもあります。

何より座っていられるというのがとても楽です。

まとめ

子供を連れての長距離の移動というのはとても大変です。

移動だけでママの疲れはドッと溜まってしまいます。

また、周りのお客様への配慮も忘れないようにしましょうね。