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赤ちゃんにスナック菓子は食べさせていい?与える時期と3つのポイント
赤ちゃんはどんどん成長し、あっという間にハイハイやつかまり立ちをするようになります。
今まで手が届かなかったところにも届くようになり、今まで以上に目が離せなくなりますよね。
そんな時に、うっかり置いておいたスナック菓子を赤ちゃんが食べてしまった、ということもあるかもしれません。
おじいちゃんおばあちゃんがついスナック菓子を与えてしまった、ということもよくある話です。
大人でもスナック菓子が好きな人は多いですから、赤ちゃんだって一口食べればおいしいと感じるはずです。
- 赤ちゃんはいつからスナック菓子を食べられる?
- 赤ちゃんにスナック菓子を与えるときのポイント
- どんなスナック菓子なら与えてもいい?
- 良いおやつって?
スナック菓子は柔らかく軽い口当たりが特徴なので、私も「赤ちゃんがある程度大きくなったら食べられるのかも?」と軽い気持ちで考えていました。
与えてしまってから後悔することがないように、きちんと正しい知識を知っておくことが大切ですね。
赤ちゃんにスナック菓子を与えていいのはいつから?
スナック菓子は塩分量が多く、油を使っているものがほとんどでトランス脂肪酸も気になります。
これらは赤ちゃんには必要のないものですので、離乳食期の赤ちゃんにスナック菓子は不向きといえます。
スナック菓子はカロリーだけが高く栄養価がほとんどありませんから、離乳食期の赤ちゃんはもちろん、バランスの良い食生活を心がけたい幼児期にもできるだけ避けたほうがいいとされています。
赤ちゃんや子どもだけでなく、大人も控えたほうがいい食品として挙げられます。
スナック菓子をおやつに与えるのは、できれば3歳以降が理想です。
赤ちゃんにスナック菓子を与えるときの3つのポイント
赤ちゃんも9か月を過ぎ離乳食が進むと、3食だけでは栄養やエネルギーが不足してしまうこともあります。
そのためにはおやつは補食として欠かすことができません。
離乳食期の赤ちゃんのおやつは手作りや腹持ちのいいものが理想ですが、たまにはスナック菓子を取り入れたいという人もいるでしょう。
ここでは赤ちゃんにスナック菓子を与えるときのポイントを3つにまとめました。参考にしてくださいね。
- 赤ちゃん用のスナック菓子を与えよう
- スナック菓子は少量が基本
- アレルギーにも気を付けよう
スナック菓子は赤ちゃん用がマスト!
最近では赤ちゃん向けのスナック菓子も販売されるようになり、赤ちゃんのおやつのバリエーションも豊富になりました。
私も娘が1歳前後のころには、赤ちゃん用のスナック菓子にお世話になりました。
赤ちゃん用のスナック菓子は大人用のスナック菓子に比べて塩分がほとんど含まれておらず、ノンフライのものが多いので安心して与えることができます。
口どけもよく食べやすいので、お出かけなどでぐずぐずしてほしくないシーンでは大活躍でした。
スナック菓子は少量を与えよう
赤ちゃん用のスナック菓子とはいえ、普段食べているものに比べると赤ちゃんにとってスナック菓子は味が濃くおいしく感じます。
一度味を覚えると、たくさん欲しがる赤ちゃんも多いですが、スナック菓子は少量が基本です。
これは赤ちゃんだけに限らず、幼児期の子どもも、自由にスナック菓子を食べられる大人も心がけたいことです。
スナック菓子はアレルギーにも注意
赤ちゃん用のスナック菓子を食べられるようになるころには、すでにいろいろな食材を食べられるようになっているはずです。
しかし市販品のスナック菓子にはどんなものが使われているのかは、しっかりと原材料名をチェックしないとわかりません。
- 小麦
- 卵
- 乳製品
- エビ
- カニ
- そば
- 落花生
(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より)
これらの7品目は特に発症例や重症度が多く、表示義務となっている食品です。
今までアレルギー反応がない場合でも、まだ食べさせたものがスナック菓子に含まれていないかきちんと確認することが大切です。
赤ちゃんに与えるならこんなスナック菓子がおすすめ
赤ちゃんにスナック菓子を与えるときに、「どんなスナック菓子なら与えてもいいの?」と思う人も多いでしょう。
私も娘に初めてスナック菓子を与えるときに、何を与えていいのか迷いました。
おすすめは次の3つです。
1歳からのかっぱえびせん
カルビーの『かっぱえびせん』から、赤ちゃんでも食べやすいタイプが販売されています。
手で持ちやすく一口で食べやすい、味はエビの風味が感じられる薄味で、赤ちゃんにも安心して与えることができます。
4連パックなので、与えやすさも魅力です。
我が家でもお出かけのおやつとして重宝していました。
お野菜すなっく
ピジョンから販売されている赤ちゃん用のおやつは種類が豊富で、7か月頃から食べられるものも多いことが魅力です。
そのひとつが、『お野菜すなっく』です。
ブロッコリーとほうれん草が練り込まれ、軽い口どけのスナック菓子です。
もちろんノンフライなので安心して与えることができますね。
お野菜すなっくは7か月からOKとされていますが、赤ちゃんの様子を見ながら与える時期を調整してください。
たべっ子Baby
ギンビスの『たべっ子どうぶつビスケット』にも赤ちゃん向けのビスケットがあります。
馴染みのたべっ子どうぶつビスケットよりも塩分が少なめで、口に入れるとほろっとほどけて食べやすいです。
ジップ付きなので少しずつ与える場合にも便利ですよ。
卵や牛乳、大豆が不使用というところもうれしいポイントです。
赤ちゃんにとって良いおやつって?
赤ちゃんにはバランスのいい食生活を送ってほしいものです。
そのためにはおやつの与え方は重要です。
おやつは時期によっても目的や役割が異なります。
月齢に合わせたおやつを与えるようにしましょう。
- 7~8か月はおやつ不要
- 9~11か月はプレおやつ期
- 1歳~1歳半は本格おやつ期
- 1歳半以降はおやつは補食と考える
(参照:Baby-mo『いつからOK?離乳食食べていいもの悪いもの』P89より)
7~8か月頃
食べることになれる時期でもあるこの月齢では、特におやつは必要ありません。
手づかみ食べの練習として、赤ちゃんせんべいなどをたまに与えてみてもいいでしょう。
9~11か月頃
しっかり噛むことができるようになるこの月齢は、本格的なおやつが始まる練習としておやつを与えてもいいでしょう。
おやつは1日1回で50kcalが目安です。
1歳~1歳半頃
ミルクや母乳の量がぐっと減り、そろそろ卒乳を意識するころです。
このころからおやつは食事のひとつとして考え、本格的なおやつを取り入れる必要があります。
1日1回、3時のおやつを習慣にしましょう。飲み物と合わせて65kcalが目安です。
1歳半以降
1歳半以降になると運動量も増え、食事だけでは足りなくなってしまいます。
このころから1日2回のおやつがおすすめです。
3歳までは2回合わせて140kcal、5歳までは2回合わせて250kcalが目安です。
小さなおにぎりやパンケーキ、クラッカーなど腹持ちのいいものをチョイスしましょう。
果物もおすすめです。
スナック菓子はなるべく与えないようにしよう
赤ちゃんにスナック菓子は基本的にはNGです。
おやつは赤ちゃんにとっても楽しくておいしいものですから、上手に取り入れたいものです。
スナック菓子をおやつに取り入れるなら、
- スナック菓子は赤ちゃん用のものを与える
- たまに少量を与える
- おやつの役割を知ろう
この3つのポイントを押さえて、上手に取り入れるようにしましょう。
大人もスナック菓子の食べ過ぎには気を付けましょうね。