「上の階の住民が深夜なのに騒いでてうるさい!」
「もう早く終わって欲しい!工事の騒音が耐えられない!」
騒音に関してのトラブルを抱えると、ちょっとした物音にも反射的に反応してしまい、動悸がしたり、気持ちがイライラしたり、本当に辛い日々になりますよね。
騒音の元が近隣住民の場合は、できれば穏便に済ませたい。
でも、一方的に我慢をするのは限界があるし…
妊娠中はただでさえ気分の浮き沈みが激しいもの。
そんな時に騒音問題に巻き込まれたら、精神的にも参ってしまいます。
なによりも気がかりなのは、騒音がお腹の赤ちゃんに影響しないかどうか、ではないでしょうか。
「騒音を解決する方法はないの?」
こんなふうに思っている妊婦さんもいますよね。
そこで騒音によるポイントを2つにまとめました。
- 騒音による赤ちゃんへの影響
- 騒音トラブルの解決法
お腹の赤ちゃんのためにも、妊娠中はイライラせずに穏やかに過ごしたいですよね。
もし騒音のトラブルに巻き込まれてしまった時は、一日でも早く解決して快適な生活を取り戻せるようにしましょう。
目次
騒音の中で生活しているけど、赤ちゃんは大丈夫?
「隣人の騒音がストレスでたまらない!」
「こんなにイライラしていて大丈夫?」
生活環境が大規模工事現場の近くだったり、近所や集合住宅内での住民の生活音が大きかったりすると、お腹の赤ちゃんへの影響が気になりますよね。
でも大丈夫です。
騒音による赤ちゃんへの直接的な影響はありません。
ただ騒音に対して、妊婦さんであるママのほうが神経質になっていたり、極度に不安や怒りを抱えた気持ちに陥っていると、ママの体の血流が悪くなってお腹が張るなどの症状が現れる可能性があります。
お腹が張るということは、子宮が収縮しているということです。
赤ちゃんがお腹の中の居心地が悪くなってしまう状態ですので、できるだけ穏やかな気持ちで過ごせるように注意しましょう。
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一刻も早く解決したい!騒音のトラブルに巻き込まれてしまった時の5つのポイント
そうは言っても、音に関しては考え方が様々なので、解決するのは容易ではありません。
騒音のトラブルに遭った場合、注意したいポイントを5つにまとめました。
1.できるだけ個人間でのやり取りは避ける
集合住宅や賃貸住宅の場合は、管理組合や管理会社に連絡を取って相談しましょう。
個人宅の場合は警察に連絡をして注意してもらうと良いですね。
相手が近所の場合は、今後の生活もあるので、当人同士で解決しないことが望ましいです。
第三者に間に入ってもらい、冷静かつ建設的な話し合いを行いましょう。
2.騒音計で具体的な証拠を残す
感情的な行動を取らずに、自分がどれだけの騒音で迷惑をしているのかを数字で示すのもひとつの方法です。
常識を逸脱した騒音の場合は、日にちや時間などをメモに残しておくことをおすすめします。
万が一、解決せずに訴訟に発展した場合は証拠が全てです。騒音が立証できる物をおさえておきましょう。
3.普段から近所との付き合いを心掛ける
顔見知りになっていると、不思議と相手の騒音があまり気にならなくなることがあります。
また自分自身も、周囲に対して思いやる気持ちが生まれ、音に関しての配慮が出来るようになります。
それは相手も同じです。
不快にならないように、お互いに心配りが出来る環境にするためには、ご近所付き合いは大切な一歩と言えるでしょう。
ただし、ご近所付き合いでのトラブルが原因で騒音に発展することもあるので、相手の生活には踏み込みすぎないように注意しましょう。
4.工事現場や建設現場等は期間限定であると割り切る気持ちが大切
工事をしている時間帯は、あまり家に居ないようにして、騒音のことを考えないようにしましょう。
難しい時はヘッドホンで遮音すれば、随分違いますよ。
5.入居前ならば住宅の構造もチェックすること
アパートは木造や軽量鉄骨造で建てられているものが多く、壁も薄くなるため遮音性がどうしても低くなります。
一方、マンションは鉄骨鉄筋コンクリートで建設されるので、遮音性が高くなります。
賃貸で住居を決めるときには、壁の構造も考慮すると良いでしょう。
また下見の際、アパート周辺の住民の置物はある程度住民層が反映されているので、チェックしておくことをおすすめします。
子供のおもちゃや小さな自転車が置いてある場合は、ファミリーで住んでいるのが分かりますし、物が少なくベランダもなんとなく殺風景であれば、社会人や学生が住んでいることが予想できます。
意外と見落としがちなのがゴミ置き場で、地域のゴミ出しの良し悪しで住民の質がわかることがあります。しっかりと分別できている場所であれば、カラスの鳴き声で悩まされることもありません。
このようにアパート周辺を下見しておけば、ある程度、音に関しては予測することができます。
なかなか解決しない時は
アパートやマンションの管理会社だけでなく、警察、自治体にも相談の幅を広げて、困っていることを伝えましょう。
1人で抱え込まずに、第三者に助けを求めることが大切です。
まとめ
騒音が赤ちゃんに与える影響は無いとは言え、騒音の問題に巻き込まれてしまった時は、精神的な苦痛を伴い、妊婦さん自身がとても辛い状況になってしまいます。
音に関しては、人それぞれ感覚や認識が違うので、どうしても解決するのが難しくなってしまいます。
感情的になってしまうと、問題がもつれて長期化してしまうことも…。
そうならない為にも、普段から近所付き合いを良好にして、周囲への配慮ができるようにしたいものですよね。
そしていざトラブルに巻き込まれてしまった時でも、冷静に対応して解決していきたいものです。家族や警察に相談して1人で問題を抱え込まないようにしましょう。
大切なマタニティ期間を穏やかに過ごせるように、一日でも早く解決させましょうね。
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