つわりの時にはスープがおすすめ!つわりで辛い時に飲みたい3つのレシピ

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つわりは個人差が大きいものです。

そのせいか、つわりの辛さを分かってもらえないことも。

ひどい人は、嘔吐を繰り返し脱水症状、栄養不足を引き起こしてしまいます。

食べられなくても栄養補給は重要!そんな時、ためして欲しいのが、スープでつわりを乗り切る方法です。

『つわりがひどい時の食事はどうしたらよい?』

『つわり中でも食べられるスープレシピを教えて!』

など、妊婦さんなら気になることはたくさんありますよね。

こちらでは、

・つわりとは。
・つわり中に注意したいこと。
・つわりを乗り切る食事方法
・つわりにぴったりのスープレシピ

など、つわりに悩む妊婦さんが役立つ情報を13こお教えします♪

目次

1. つわりとは

つわりは、個人差が大きく、強く感じる人もいれば、ほどんど感じない人もいます。

同じ妊婦さんで話をしていても、まるっきり同じ症状という人はいません。

一般的につわりは次のようにされています。

・妊娠2か月程度から感じ始める。
・気持ち悪くなる。
・食欲がなくなる。
・吐いてしまう。
・食べ物の好みが変わる。
・むねやけがする
・においに敏感になる。
・ひどいものを妊娠悪阻(おそ)と言う。

食べられなくなって困るという人がほとんどですが、逆に食欲が旺盛になってしまう人もいます。

これを「食べづわり」と言います。

食べづわりは、

・おなかがすくと気持ちわるくなる。
・食べていないと落ち着かない。
・食べることで、胃部不快感が緩和される。

つわりは、「これ」という症状を指すものでなく、妊娠初期のホルモンの変化などによる影響で引き起こされる体調不良です。

医学的にも明確な理由や対処方法は確率されていません。

つわりを直す薬というものはないのですね。

2. つわりのそれぞれ

わたしがマタニティ教室に行った時のことです。

妊娠5か月だったので、「つわりはどうだった?」という話題で盛り上がりました。

6人の妊婦さんとおしゃべりしたのですが、つわりは本当に人それぞれでした。

・つわりはほとんどなかっつた人。
・食の好みが変わりマックのフライドポテトばかり食べていた人。
・炭酸水しか飲めなかった人。
・つわりがひどくて仕事を1か月休んだ人
・食べづわりで8キロ増えた人
・妊娠悪阻で入院して点滴を受けた人

入院して、8キロ痩せた人もいれば、食べ過ぎて8キロ増えた人もいたのです。

つわりは人それぞれ、自分にあった対処法を試すしかありません。

親や友達がこうだったからと、対処法をうのみにする必要はありません。
これは、今後子育てにも通ずることです。

色んな人からアドバイスを聞きつつも、自分に合った方法を選択するということが大切です。

3. つわりはずっと続くの?

心配しないでください。つわりは、ほとんどの妊婦さんは妊娠16週頃には治まります。

わたしも妊娠4か月に入ったころに、「あ、つわりが治まったな。」と実感しました。

それでもお腹は大きくなるので、体調万全とはいきません。

(体がおもい、むくむなど)逆に、つわりがそれほどひどくない人は、つわりの治まりを実感することはなく、ちょっとした体調不良を、ずっと感じます。

4. つわりをみくびらないで!

つわりは、妊娠につきものです。

お母さんになる最初の難関と言ってもよいでしょう。

だから、泣き言を言ってられないと我慢してしまう人もいるかもしれませんが、つわりをみくびってはいけません。つわりがひどくなると…

・栄養失調になる。
・体重がどんどん減る。
・ベルニッケ脳症というビタミンB1の欠乏症になる。
・深部静脈血栓という血管が詰まる病気になる。

(『お医者さんがつくった妊娠出産の本』日本産婦人科学会監修)

色々な症状を引き起こし、胎児にも悪影響を及ぼします。

5. つわりを乗り切るポイント!

ひどいつわりの場合は、もちろんお医者さんにかかり、必要であれば入院することになります。

そこまでではないけど…という場合お医者さんに相談すると、まず言われるのが、

「とにかく水分補給をしてください。」

というアドバイスです。

バランスよく食事をしなきゃと無理に食事をとる必要はありません。

・口にできるものを食べる。
・何度も少しずつ食べる。
・冷やしてにおいをおさえて食べる。

など、工夫をし、それでも辛い場合は、

・ジュース
・スープ
・ゼリー
・水

などかまずにも摂れるものを取り入れ、とにかく水分補給をします。

食べられないからと空腹でいるとさらに気持ち悪くなるので、とりあえず水分を入れると楽になります。

中には、何か入れると吐いてしまうという人もいますが、ポイントは

「吐いても飲む!」ことです。

6. つわりを乗り切るスープ!

水だけでもいいと言われても、気になるのはやっぱり栄養です。

お腹には、赤ちゃんがいるのですから。

わたしが通ったマタニティ教室でも次のように言われました。

「妊娠中栄養が足りないと、その後生活習慣病になりやすくなる。」

これは、胎児のときから栄養を蓄えよう、蓄えようとする体になってしまうからだそうです。

つわりはつらい、でも食べられない、でも栄養は摂りたいという人におすすめなのがスープです。

7. スープはメリットがたくさん!

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わたしもつわりが一番つらい時期、妊娠三か月目をスープで乗り切りました。

なぜスープをおすすめするのかというと、

・水分補給ができる。
・冷やしても食べられる。
・量を食べられる。
・バリエーションがたくさんある。
・作るのが簡単!
・片付け簡単!

スープなら鍋一つで作れますし、食べた後もお椀一つを洗うだけでOKです。

つわりの時期は、家事もおっくうになります。準備片付けのしやすさも大きなポイントです。

においが気になる人は冷やすことで緩和されます。

8. スープは産後もおすすめ!

スープは、栄養補給に水分補給にもなります。

これは、産後の母乳を作る時期にもメリットがあります。

母乳は、血液でできており、この血液量や循環に大切なのが水分です。

おっぱいを出したいなら、とにかく水分をとるように助産師さんに言われました。

産後、赤ちゃんのお世話で大変な時期も、つわりの時期に作っていたスープで乗り切りましょう。

9. おすすめスープレシピ! つわりがとても辛い時

「もずくスープ」
・もずく 1パック
・お湯 180ml
・めんつゆ 3倍希釈 小さじ2
・七味少々

つわりがひどい時期、わたしはこればかり食べていました。

火の元に立つのもきびしかったので、お椀にお湯を注ぐだけです。

七味をふると、辛味ですっきりします。

10. おすすめスープレシピ! つわりが気になる時

「だしのきいた味噌汁」
・じゃがいも 25g
・わかめ 4g
・だし汁 125g
・味噌 小さじ1

これは、妊娠中の栄養教室で教わったレシピです。

妊娠中は、塩分にも要注意です。

塩分過多により、妊娠高血圧、糖尿を引き起こしてしまいます。

塩分量は1日7gを上限とします。

だしをきかせると、塩分が少なくても満足できます。

じゃがいもは、塩分(ナトリウム)を体から排出するカリウムを多く含んでいます。

だしでじゃがいもをしっかり柔らかくすることで、つわり中も気になりません。

11. おすすめスープ 栄養補給編

「常夜風鍋風スープ」
・ほうれん草 半束
・豚肉 2枚
・だし汁 125g
・大根おろし あるだけ
・ポン酢 大さじ1
・日本酒 小さじ1

常夜鍋は、寒い日に体をあたためる食べ物です。

それをつわり用にアレンジしました。ほうれんそうは、妊娠初期に必要は葉酸や鉄分を多く含んでいます。

大根おろしは、食物繊維も水分も豊富で、初期の便秘対策にもなります。

豚肉はビタミンB1も豊富で血液量を増やします。

日本酒は沸騰させることで、アルコールをとばし、体をあたためます。

まず、だし汁に豚肉を加え、火が通ったら日本酒を煮立て、大根おろしとほうれん草を加えます。

少ししんなりしたところでポン酢をつけて食べます。

12. おすすめスープ 残り野菜編

これが1番のおすすめです。

つわりの時は、買い物もままなりません。

つわりの時は、家族に週末に助けてもらい、まとめ買いをしましょう。

まとめ買いをすると困るのが、残った野菜の処理。捨てるのはもったいないし、料理も面倒くさい。

そんな時は、スープにしましょう。

・コンソメ 1かけ
・残り野菜
・塩コショウ

野菜は思った以上に、出汁がでます。

特に根菜は、日持ちもしますし、体を温め、血液循環をよくするのでおすすめです。

また、キノコ類は冷凍保存もできますので、おおめにストックしておき、スープに入れると複雑な味になりおすすめです。

13. 家族とシェアもできる!

つわり中も、家族の食事は用意してあげたい。

そんな人もスープなら楽チンです。

我が家は、つわりのひどい自分はスープだけ、家族はスープと炭水化物、肉魚などの焼き物で済ませました。

まとめ

今回は、つわりがひどい時にスープがおすすめであることをお教えしました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・つわりは人それぞれ、でもあまく見てはいけないこと。
・つわりは、水分補給が重要なこと。
・加えて、栄養補給も欠かせないこと。
・つわり中は、スープだと水分、栄養補給、準備も簡単なこと。

つわりのつらさを人に分かってもらうのは難しいもの。

とにかく妊婦さんが少しでも楽に気持ちよく過ごせることを願います。

スープで水分と栄養をとって、お母さんもお腹の赤ちゃんも健康に過ごせますように。

この記事がつわりで悩む妊婦さんのお役に立てば嬉しいです。