妊娠する前からコーヒーが好きでスターバックスを頻繁に利用している人も多いでしょう。
しかし、お腹の中に赤ちゃんがいると分かればコーヒーはカフェインが含まれているため、これまで通りスタバへ行ってもいいのかと悩んでしまう人も多いのでは。
カフェインがお腹の赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのか、また妊娠中にカフェインを全くとってはいけないのか、妊娠中でもスターバックスで飲めるメニューはあるのかを探ってみましょう。
今回のポイントは下記の5つです。
□妊娠中のカフェインは何故良くないの?
□ノンカフェインとディカフェの違いとは
□妊娠中に飲んでも良いスターバックス7つのメニュー
□スターバックスで飲めるディカフェと低カフェインメニュー
□迷ったらお店のスタッフさんに聞いてみよう!
妊娠中は我慢することが多いので、妊婦さんのもリラックスできる環境が必要です。
時には、スターバックスへ行ってコーヒーや紅茶を飲みながら心身体もゆっくりとリラックスをさせたいですよね!
そこで、今回は妊娠中でも安心してスターバックスを利用できるようカフェインやディカフェについてまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
目次
妊娠中のカフェインは何故良くないの?
妊娠中はお腹の赤ちゃんに影響するのでカフェインは控えた方が良いというのは皆さんもご存知ですよね。
具体的にはどんな影響を及ぼすのでしょうか。
また、妊娠中は全くカフェインを取ってはいけないのか、それとも1日何杯までだったらコーヒーや紅茶を飲んでも良いのかを調べてみました。
そもそもカフェインって何?
カフェインとは、チョコレートの原料にもなるカカオ豆やマテ茶や緑茶の茶葉などの天然原料に含まれる食品成分のひとつ。
中枢神経を刺激し、不眠や心拍数の増加、震えを引き起こします。
眠気や疲労を感じた時にコーヒーを飲むとシャッキっとするのは中枢神経が刺激をされるからなのです。
また、鎮痛作用もあるため偏頭痛を感じた時にコーヒーを飲むと解消されますが、飲み過ぎるとお腹を壊したり吐き気をもたらす場合があるので注意が必要です。
カフェインがお腹の赤ちゃんに及ぼす影響
妊婦さんが摂取したカフェインは胎盤を通してお腹の赤ちゃんへも移行します。
お腹の赤ちゃんの身体は未成熟な状態ですので、カフェインを上手に排出することができません。
体内にカフェインが蓄積し胎児の発育に影響を及ぼしてしまうのです。
また、妊娠中にカフェインをたくさん摂りすぎてしまうと自然流産や死産のリスクが高まるとされています。
しかし、なぜ影響を及ぼすのか具体的には分かっていないのが現状です。
妊娠中でもカフェインは取れる!?
過剰にカフェインを摂取しなければ妊娠中でもコーヒーや紅茶を飲むことができます。
では、1日どれ位までなら飲んでも良いのでしょうか。
残念ながら日本では、妊婦さんの1日の上限摂取量を定めていませんので、海外で定められている上限を紹介します。
- 世界保健機関(WHO) 1日3〜4杯
- 英国食品基準庁(FSA)1日マグカップ2杯程度
上記の上限を鑑みれば、妊婦さんは1日2杯程度に留めておくのが無難と言えますね。
ノンカフェインとディカフェの違いとは
妊娠中は飲み過ぎなければカフェインを摂っても大丈夫だと言うことがわかりました。
しかし、お腹の赤ちゃんのことを考えるとカフェインの低いものや全く入っていないものを飲みたいという人も多いでしょう。
最近は、妊婦さんやカフェインを控えたいという人向けに「ノンカフェイン」や「ディカフェ」、「カフェインレス」といった飲料が増えてきました。
しかし、皆さんはこれらの違いをご存知でしょうか。
それぞれの特徴をまとめましたので、飲料を選ぶ際には参考にしてみて下さいね。
「ノンカフェイン」、「ディカフェ」、「カフェインレス」の違いについて
種類 | 特徴 | カフェインの有無 |
ノンカフェイン
カフェインフリー |
カフェインが含まれていないもの | × |
ディカフェ | カフェインが含まれているものからカフェインを取り除いて減らしたもの。 | △
わずかにカフェインは含まれる |
カフェインレス | カフェインが少しだけ含まれているもの | △
少しカフェインが含まれる |
ディカフェは、もともとカフェインが含まれているものからカフェインを取り除きます。
取り除く方法には、薬品や水、二酸化炭素を使用しますが製品やお店によって異なるので事前に確認をしておくと安心ですね。
妊娠中に飲んでも良いスターバックス6つのメニュー
妊娠中に適度な量であればカフェインを摂っても問題はないと考えられていますが、100%証明されているわけではありません。
こちらでは、スターバックスのドリンクメニューの中でもカフェインの入っていない7つのノンカフェインメニューを紹介します。
①アイスティー(パッション)
ハイビスカスやドライアップルなどの数種類の茶葉をブレンドした赤色が鮮やかな酸味のあるノンカフェインのハーブティーです。
②ハイビスカスティー
ハイビスカスだけでなくパパイヤ、マンゴー、レモングラスをブレンドしたカフェインフリーティーです。
③キャラメルスチーマー
キャラメル風味のホットミルクにホイップクリームとキャラメルソースがトッピングされた温かいドリンクです。
④バニラクリームフラペチーノ
真っ白な見た目が爽やかなミルクとバニラシロップを氷とブレンドしホイップクリームをトッピングしたフラペチーノ。
熱い夏の時期にオススメのフローズンドリンクです。
⑤マンゴーパッションティーフラペチーノ
マンゴーとパッションフルーツにカフェインフリーのハイビスカスティーと氷でブレンドしたスターバックス定番のフラペチーノ。
フルーティーな味わいがさっぱりとさせてくれます。
⑥フルーツミックスジュース
スターバックスでは5種のフルーツがたっぷり詰まった果汁100%のフルーツミックスジュースを楽しめます。
アップルベースとイチゴ・ピーチベースの2種類あります。
カフェインが含まれていないので安心ですが、スターバックスに来たからには、やっぱりコーヒーを楽しみたいという方には、ディカフェや低カフェインメニューもオススメです。
スターバックスで飲めるディカフェと低カフェインメニュー
スターバックスでは、2017年1月11日より全てのエスプレッソビバレッジがディカフェで飲めるようになったのです。
カフェインを99%以上取り除くことに成功したスタバのディカフェは、どのような製法でカフェインを取り除いているのでしょうか。
スターバックスのディカフェとは
ディカフェは、もともとカフェインのあるものを取り除いたカフェインがわずかに入ったもの。
カフェインを取り除く時、薬品や水、二酸化炭素を主に利用します。
スターバックスの場合は一切薬品や化学物質を使用せず、水と二酸化炭素だけで取り除くCO2Method(二酸化炭素抽出法)を採用。
安心してコーヒーの独特の風味や香り、味を楽しむことができますよ。
カフェインも99%以上取り除いているので、妊娠中でも飲みやすくなっています。
スターバックスのディカフェメニュー
- ディカフェ スターバックスラテ
- ディカフェ ドリップコーヒー
- ディカフェ アメリカーノ
- ディカフェ カプチーノ
- ディカフェ モカ
- ディカフェ キャラメルマキアート
スターバックスのディカフェ対応メニュー
- カフェミスト
- ソイラテ
- ホワイトモカ
- エスプレッソ
- エスプレッソコンパナ
- エスプレッソマキアート
スターバックスでは、上記のようにディカフェメニューや対応のドリンクが多いです。
フラペチーノにもモカやキャラメルマキアート、カプチーノのメニューがあります。
ディカフェ対応可能かスターバックスのお客様相談室に問い合わせてみたところ、残念ながらフラペチーノは対応していないとのことでした。
また、ディカフェは非常にわずかですがカフェインが含まれているので、妊娠中や授乳中の方が飲む前には医師に確認をしてから飲むようにして下さいとのことです。
スターバックスの低カフェインメニュー
- ココア
- チャイティーラテ
また、ココアやチャイティーにもカフェインが含まれていますが、コーヒーよりもカフェイン量が少ないです。
迷ったらお店のスタッフさんに聞いてみよう!
スターバックスにはノンカフェインやディカフェ、低カフェインのドリンクメニューが豊富にあるので妊娠中でも楽しくカフェタイムを楽しめます。
スターバックスには季節限定や店舗限定のドリンクもあるので、飲みたいけれどやっぱりカフェイン含有量が気になるという場合にはお店のスタッフさんに聞いてみましょう。
優しく丁寧に教えてもらえますよ。
もし、カフェインが入っていた場合は、カフェインが入っていないノンカフェインの飲み物も教えてくれるので安心ですよ。
まとめ
妊娠中は、自分のことだけでなくお腹に抱える我が子の成長が気になるものです。
とは言え、色々なことを我慢しているママに時にはご褒美が必要ですよね。
妊娠中であってもスターバックスには、ノンカフェインやディカフェ、低カフェインメニューが豊富です。
妊婦さんも安心してリラックスしたカフェタイムを過ごせますよ。
また、スターバックスには野菜がたっぷり入った栄養価の高いフードメニュー「サラダラップ」もあるので、合わせて楽しむことができます。
妊娠中であっても、もちろんスターバックスへ行っても大丈夫ですよ!