「昴」の意味や由来、読み方って?「昴」を使った男の子・女の子の名前14選

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「昴」の意味や由来、読み方って?「昴」を使った男の子・女の子の名前14選

天体のすばるを表す「昴」そういう意味でもとても人気のある漢字です。

おうし座を指す「プレアデミス」という意味もあります。

谷村新司さんの名曲として「昴」はあまりにも有名です。

この曲のヒット後の「昴」は名前に使いたい漢字としても有名になってきました。

目次

「昴」について

字画数:9画
音読み:ぼう
訓読み:すばる

「昴」をつかった男の子の名前

・昴(すばる)
・昴流(すばる)
・昴瑠(すばる)
・輝昴(きぼう)
・瑠昴(るぼう)

昴の星にちなんだ名前

昴はおうし座の星です。

夜空に光り輝く様子は素晴らしい。

人生においてもひときわ輝きを放つ人になるようにという願いを込める。

それが「昴」という名前を男の子に与える理由の一つです。

「昴」をつかった女の子の名前

・昴(すばる)
・明昴(あきほ)
・香昴(かほ)
・紫昴(しほ)
・知昴(ちほ)
・奈昴(なほ)
・美昴(みほ)
・花昇昴(かほり)
・由希昴(ゆきほ)

女の子に「昴」という漢字を使う場合。

「ほ」という音で読むことが多いのです。

とても自由人で温かな印象を周囲に与えます。

 「昴」にこめられた意味

星を意味するだけではない。

「昴」には奥深い願いがこめられています。

「すばる」という響きには革新と繁栄を感じさせる印象があります。

つまり潜在能力の高さや、成功の予感を感じさせるという点でとても崇高なイメージの強い漢字です。

夜空が無限に広がりを見せる。

それと同じように無限の可能性を秘めている漢字として有効なのです。

感受性の高い人格を目指して

「昴」という漢字の意味。

そこには、常に高まる、上がるという意味も、こめられています。

つまり、上昇するという運気を感じさせる漢字。

高みを目指して努力を続ける強い意志を持つ人。

そんな人になれるようにと名がって名前を付ける。

宇宙観の次には漢字の意味を捉えた命名を考える。

そんな人も多いのです。

一般的に「すばる」という音で読むことが自然です。

漢字を名前に使いたいと考える人は、他の漢字と組み合わせて我が子にふさわしい名前をと、懸命に工夫をするものです。

それだけ、「昴」という漢字に込められた意味が深く、人の心を寄せ付けるからでしょう。

 広く名付けには使える「昴」

「すばる」と読む以外には、他の漢字次第で様々な名前を作り出すことが可能な文字です。

男の子の場合には、特にそれが言えます。

ひとえに、より豊かな感受性をもって活躍できる子供の成長を願う気持ちです。

漢字のイメージの宇宙、そして運気の高まる意味を捉えて可能性の多い漢字でもあります。

なかなか、音読みの「ぼう」という読みでは名前に使うことは難しいです。

肉眼でも見えるプレアデス星団(すばる)

実は星名の「昴」は秋、冬、春の季節に肉眼でも眺めることができるのです。

意外と身近な星でもあり、自分の目で確かめることができる星。

そこにも魅力を感じます。

6つに連なった星を仰ぐとき。

自分の子供と同じ名前がついているとすればそれだけでも、ワクワクさせられます。

宇宙というのは果てしなく遠い存在。

それだけに、名前に「昴」を付けるだけで、身近に感じられるわけです。

とても素敵な巡りあわせですよね。

 歌『昴』と名付けを重ね合わせる

名曲『昴』の歌詞のテーマには、目の前に見えるものだけではなく目に見えない何かを信じて歩む。

歩みを止めないことをテーマにした歌詞の世界観があります。

「すばる」という名前には宇宙観と人生観を重ねても壮大なテーマを感じます。

漢字としての意味だけでもとても希少な意味が込められているわけです。

 枕草子にも出てくる「すばる」

「星はすばる・・・」という記述から始まる一節があります。

「すばる」という言葉は清少納言の時代に遡り使われていたのです。

風流で歴史のある言い回しです。

単に響きに惹かれてというだけではなく、古来の意味を知ったうえで選ぶ。

命名にはその家のストーリーが反映されるものです。

枕草子の中にある「すばる」から命名しました♪というのも、本当に歴史を感じさせます。

 農耕の星としても有名

「昴」は実り豊かな農耕を見守る星とも言われる。

つまり宇宙からの恩恵として田畑に恩恵をもたらす。

ありがたい星としての役割もあるのです。

「実り」という意味を込める。

子供には実りの多い人生を歩んでほしい。

様々な願いを込めたうえで「昴」という漢字を使って命名をする。

それも、とても有難い奇跡なのです。

深く意味を追うたびに漢字の持つ神秘の世界を知ることになるのです。

名付けとは本来、そのような経験です。

 まとめ

星の「昴」のように、子供が成長するうえで、光輝く未来を夢見る。

漢字を選ぶときに「昴」はイメージが膨らみやすい文字の一種です。

そして「昴」という漢字の背景を知るたびに、奥深さを感じずにはいられません。

読み方や漢字を使う場所によって、雰囲気は変わります。

それでも「昴」という漢字の光り輝く様は、一生涯、我が子を明るく照らしつ続けることでしょう。