夏の果物といえば、真っ先に思い出すのがスイカ。
旬の時期は、7~8月で、丸ごと買って、家族で食べてもいいですし、最近は一人でも食べられるようにカットされたものも売っていますよね。
スイカは熱い夏にぴったりの食べ物で、熱中症の予防にも効果的です。
90%以上が水分なので、水分補給になりますし、食塩をかけて食べることで暑い夏の塩分不足解消にもなるので、夏には積極的にとりたいですね。
スイカは甘いですが、カロリーはそれほどないので、ダイエットのときもいいですね。
スイカは果実がとても大きいですから、丸ごと買って食べ切れなかった場合は保存しなければいけません。
切りたてのようなみずみずしさを保つためには、どのように保存したらいいのでしょうか?
スイカの正しい保存方法と、消費期限、おすすめのメニューなどを紹介します。
目次
スイカはどのくらい日持ちする?賞味期限は4~5日!
スイカは、カットしたものより丸のまま冷暗所で保存したほうが、長く保存できます。
保存できる期間は、4~5日。
長く保存するには、まず新鮮でおいしいスイカを選ぶことが大切。
スイカはたたいていい音がしたものが、おいしいとよくいわれていますが、実はこれ本当なのです。
たたいて鈍い音がするものは、熟しすぎているので避けましょう。
見た目で選ぶときは縞模様がくっきりとしていて、形がきれいな丸いもの。
後は尻の部分を見て、白いものは未熟で黄色のものは熟しているので、チェックしてください。
カットしたものを購入するときは、種が黒くて実が崩れていないものを選びましょう。
種が白いものは、未熟なので避けるようにしてください。
スイカの保存方法!
スイカは丸ごと一個と、カットしたものでは保存方法が変わってきます。
また、長期間保存したいときは冷凍保存もおすすめ。
スイカの保存方法について詳しく紹介します。
スイカの正しい冷凍保存方法
スイカは冷凍すると1ヶ月は長持ちします。
冷凍するときは、食べやすいように一口大に切って金属のトレイにのせて冷凍します。
完全に凍ったら保存袋に入れて保存してください。
食べるときは、凍ったまま食べるとスイカアイスみたいで、とてもおいしいです。
スイカの正しい冷蔵保存方法
スイカを冷蔵保存するときは、丸ごと一個を野菜室で保存するのが一番おいしいです。
丸ごと保存する場合の保存期間は、4~5日。
でも丸ごと一個は大きすぎて、なかなか保存できないですよね。
冷蔵しなくても、冷暗所で保存すると4~5日は持ちます。
一口大に切って、保存容器に入れて野菜室で保存すると場所をとることなく保存できます。
でも、切って保存すると、味が抜けていきますので2~3日で食べ切ってしまいましょう。
その他の方法
スイカは常温でも保存することができます。
風通しがよくて涼しい場所に保存する場合は、丸ごと一個の場合ですが、4~5日は長持ちします。
冷やすときはお風呂に水を張ったりして、冷やすと冷えすぎないので甘みをキープしながら冷やすことができます。
ワンポイントアドバイス
スイカは実は冷やしすぎると、甘みが落ちてしまうのをご存知でしょうか?
スイカの甘みがキープできる保存温度は15度前後。
冷蔵庫でずっと冷やしていると、甘みが落ちてしまうので、甘くて冷たいスイカを食べたい場合は、食べる1~2時間前に、冷蔵庫で冷やして食べるようにしましょう。
冷凍しておいたスイカを使った3つのメニュー
冷凍したスイカは凍ったまま食べるとおいしいですね。
冷凍したスイカを使ったメニューを紹介します。
スイカのシェーク
冷凍スイカを使ったスイカのシェーク。
スイカ味がおいしくて甘い飲み物です。
【材料】
冷凍スイカ 小さいボール1杯分
生クリーム 1箱
練乳 大さじ3
① スイカは冷凍するときに種をすべて取っておきます。
② すべての材料をミキサーにかけるだけで出来上がり。
とけやすいので、冷凍庫で固めて食べてもおいしいですね。
冷凍スイカのラムソーダ
冷凍したスイカを氷代わりにするおしゃれなソーダ。
子供はソーダのみで。
大人はお酒で楽しんでください。
【材料】
冷凍スイカ 30g
砂糖 大さじ1
ソーダ200ml
ラム酒 少々
レモン汁 少々
① スイカは種を取り除いてサイコロ状にカットしておきます。
② スイカに砂糖とレモン汁をかけて、冷凍庫で凍らせます。
③ 凍ったスイカをグラスに入れて、ソーダを注いでラム酒を少し入れます。
スイカのスムージー
お肌にもいいスイカは夏の季節にたっぷりととりたいですね。
【材料】
冷凍スイカ 150g
バナナ 半分
プレーンヨーグルト 大さじ2
牛乳 100ml
レモン汁 小さじ1
はちみつ 大さじ1
① スイカは種を取ってサイコロ状に切って冷凍します。
② 材料はすべてミキサーに入れてください。
ミキサーを1分かけて出来上がり。
スイカの作り置きメニュー
スイカは作り置きができないイメージですが、長持ちするメニューはあるのでしょうか?
スイカの作り置きメニューを紹介します。
スイカの皮の漬物
スイカの皮は捨ててしまわないで、漬物にすると立派な常備菜になります。
【材料】
スイカの皮 200g
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/4
からし チューブで3cmくらい
① スイカの皮は外側の緑色の皮を切ります。
② 皮を5mmくらいの厚さにスライスします。
③ ビニール袋にスイカの皮と塩、砂糖、カラシを入れてやさしくもみこみます。
④ 冷蔵庫に入れて少し味をなじませて食べてください。
スイカゼリー
簡単にできるおいしいスイカゼリー。
【材料】
スイカ 200g
サイダー 100g
砂糖 30g
ゼラチン 5g
レモン汁 少々
チョコチップ 適量
① スイカをミキサーにかけて、ガーゼで絞って種を取り除きます。
② 冷水にゼラチンを入れて冷蔵庫においておきます。
③ 鍋にスイカの絞り汁とサイダーを入れて、暖めて砂糖を溶かします。
④ ゼラチンを入れてよく溶かし、レモン汁を入れて粗熱をとってから型に入れます。
⑤ 冷蔵庫で冷やして固まったら出来上がり。
スイカの皮のピクルス
浅漬けとは違うピクルスは、さっぱりとした味が人気。
【材料】
スイカの皮 50g
にんじん 20g
★ 酢 100ml
★ 砂糖 大さじ1
★ 塩 小さじ1
★ 粒こしょう 少々
★ ローリエ
① ★の材料をすべて混ぜ合わせて、鍋に入れて煮立てます。
そのまま冷まして粗熱をとります。
② スイカは、外側の緑の部分を切って短冊きりにします。
にんじんも薄い短冊切りにします。
③ ①のピクルス液を清潔に消毒した瓶に入れ、スイカの皮とにんじんも入れます。
冷蔵庫に寝かせて出来上がり。
スイカのガスパチョ
夏にぴったりの冷たいスイカのガスパチョ。
【材料】
スイカ 250g
フルーツトマト 1個
パプリカ赤 1/6個
きゅうり 1/2本
オリーブオイル 大さじ3
蜂蜜 大さじ2
白ワインビネガー 大さじ2
塩 小さじ1
水 1/4カップ
氷 5個
にんにくチューブ 1cm
レモン汁 1/2個
① 材料は冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
スイカは種を取ってサイコロ状に切ります。
② トマト、きゅうり、パプリカを一口大に切っておきます。
③ 材料をすべてミキサーに入れてかけます。
④ スムージー状になるまでミキサーにかけたら一度とめて味見をします。
味を見ながら、足りない調味料を入れて味を調えます。
甘さが足りなかったら蜂蜜、塩気が足りなかった塩を入れてください。
グラスに盛り付けたらでき上がりです。
まとめ
スイカの正しい保存方法と、おすすめのメニューについて紹介しました。
スイカは冷やしすぎると甘みが落ちてしまうので、保存するときに注意が必要。
おいしく食べるためには、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと甘くておいしいスイカが食べられます。
スイカはそのまま食べてもおいしいですが、おすすめのメニューもありますので、参考にしてくださいね。