朝食に人気の食パンは、トーストしてバターをぬったり、サンドイッチにしたり、ジャムをはさんだりと、色々な食べ方がある人気のパンです。
日本で作られている食パンは、日本人の味覚にあわせて水分が多くもっちりと食べやすく作られています。
ただ、水分が多い分傷みやすくカビが生えやすいので、なるべく早く食べきるのがおすすめ。
食パンは長く保存することができるのでしょうか?
ここでは、食パンの保存方法、消費期限、おすすめの食パンのメニュー、作り置きメニューなど、食パンについて詳しく紹介します。
目次
食パンはどのくらい日持ちする?賞味期限は冷凍で1週間!
食パンは記載されている消費期限内に食べきるのがおすすめ。
すぐに食べられない場合は、冷凍保存しましょう。
開封前でも、開封後でも冷凍することで1週間の保存が可能になります。
冷凍しても保存期間が短いので、早めに食べきるようにしましょう。
食パンの保存方法!
食パンは、水分が多いのでカビが生える可能性があり、正しい保存方法で保存することが大切です。
食パンの保存方法について詳しく見ていきましょう。
食パンの正しい冷凍保存方法
食パンは、冷凍保存で1週間持つので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめ。
食パンを冷凍保存するときは、1枚ずつラップでぴったり包み、保存袋に入れて保存します。
二重に包むことで冷凍庫内の匂いを吸収するのを防ぐことができます。
薄い食パンの場合は、ラップではなくアルミホイルで包んで冷凍すると、そのままトースターで焼くことができるのでとても便利です。
冷凍した食パンを解凍するときは自然解凍。
自然解凍することで、食パンのふっくら感はよみがえりおいしく食べられます。
ただ、注意するのは食パンに霜がついてしまったとき。
霜がつかないように冷凍するには、アルミホイルもしくはキッチンペーパーでくるんで冷凍するのもおすすめ。
薄い食パンは凍ったままトースターで焼いてもいいですが、熱い食パンは自然解凍してから、トースターで焼いたほうがおいしいです。
食パンの正しい冷蔵保存方法
食パンは冷蔵保存にはむかない食品です。
冷蔵で保存すると、表面が乾燥してぼそぼそになって、食パンのおいしさが損なわれてしまいます。
2~3日で食べきれない場合は、冷凍保存がいいでしょう。
その他の方法
食パンは2~3日で食べきる場合は常温で保存することができます。
常温で保存するときに怖いのはカビですよね。
カビの発生を防ぐためにも、密封して保存して空気が入らないようにします。
きちんと密封することで、パンの乾燥を防ぐこともできますね。
きちんと密封しても、湿気が多い時期にはすぐにかびてしまいます。
アルコール度数の高いおさけを、霧吹きで食パンに振り掛けることでカビの発生を防ぐことができます。
お酒の匂いやあじは、焼くと残りませんのでトーストする場合は有効な手ですね。
常温で保存する場合は、早めに食べきりましょう。
ワンポイントアドバイス
食パンにカビが生えてしまったとき、見えているカビを取り除けば食べられると思っていませんか?
カビは一見取り除いてなくなったようでも、目には見えにくい菌糸を中まで張り巡らせていることがあります。
加熱してもカビの毒性は消えないので、かびたパンは食べないでください。
冷凍しておいた食パンを使った4つのメニュー
冷凍した食パンをおいしく食べるためには、自然解凍がおすすめ。
冷凍食パンを使ったおすすめメニューを紹介します。
ツナのホットカナッペ
カリカリのピザ風にしたおいしいカナッペ
【材料】
冷凍した食パン8枚きり 4枚
ツナ 165g
ゆで卵 2個
玉ねぎ 1個
マスタード 適量
パセリ みじん切り
① 冷凍したパンは自然解凍しておきます。
② ツナは汁をきってほぐし、ゆで卵はみじん切りに、玉ねぎもみじん切りにして塩を振り、手でもんで水にさらしてアクを抜き水気を絞ります。
③ ボールに②と塩コショウ少々、マスタードを入れて混ぜます。
④ 食パンを2枚重ねてラップをしないで電子レンジに入れて40秒加熱します。
熱いうちにまな板にのせて、1枚ずつめん棒で薄くのばします。
⑤ 食パンに③をのせてマヨネーズものせ、オーブントースターで焼き色をつけるくらい焼きます。
パセリをのせてできあがり。
パンの耳ケーキ
パンの耳だけを別に冷凍して使うことができるメニュー。
新しい味で新鮮です。
【材料】
冷凍食パンの耳 1斤分
A(インスタントコーヒー小さじ2、砂糖小さじ1、湯20cc)
ブランデー 大さじ1
卵 2個
B(ココアパウダー25g、スキムミルク16g)
砂糖 50g
バニラエッセンス 少々
とかしバター30g
① 冷凍したパンの耳は自然解凍しておきます。
② Aの材料を混ぜてとかして冷めたらブランデーを入れます。
パンの耳にかけてパンの耳が柔らかくなるまで待ちます。
③ ボールに卵を割り、ほぐしてBの材料を入れて、砂糖とバニラエッセンスを混ぜます。
④ ③のボールに②ととかしバターを入れて木べらで練りながら混ぜます。
⑤ 型にクッキングシートを敷いて。
④の生地を流しいれて、あらかじめ暖めたオーブントースターに入れて7分焼きます。
⑥ 好きな大きさに切って出来上がり。
パンの耳のミルクスティック
耳だけ冷凍した食パンを使います。
【材料】
冷凍したパンの耳 1斤分
★ スキムミルク大さじ3
★ 砂糖大さじ1.5
① パンの耳は自然解凍して、少し乾燥させて固くします。
② 揚げ油を中温に熱して、乾燥させたパンの耳をカリッとするまで揚げます。
③ ★の材料をポリ袋に入れて、混ぜて、上げたパンの耳を入れて全体にまぶします。
シナモンを混ぜてもおいしいですね。
子供のおやつにもおすすめ。
フレンチトースト
女性や子供に特に人気のあるフレンチトースト。
基本のフレンチトーストです。
【材料】
冷凍した食パン6枚きり 4枚
卵 4個
砂糖 60g
牛乳2.5カップ
バター 大さじ4
粉砂糖 適量
シナモン 適量
① 冷凍食パンは、自然解凍しておきます。
② ボールに卵を割りいれてほぐし、砂糖を加えて混ぜます、牛乳を加えてさらに混ぜます。
③ パッドに解凍した食パンを並べて、卵液を浸して10分おきます。
表裏を返して卵液をまんべんなく浸します。
④ フライパンにバターを流しいれ温め、卵液に浸した食パンを入れて動かさないで1分30秒焼きます。
⑤ 焼き色がついたら裏返して同じように焼きます。
4枚繰り返し焼いて皿にのせ、粉砂糖とシナモンを振りかけて出来上がり。
食パンの作り置きメニュー
食パンは、カビが生えやすいのでなるべく早く食べ切ったほうがいい食材ですが、保存が利く作り置きメニューはあるのでしょうか?
食パンの作り置きメニューについて紹介します。
ピザトースト
すぐに食べてもおいしいですし、冷凍して保存することができる作り置きピザトースト。
賞味期限ギリギリの食パンはピザトーストにして冷凍保存がおすすめ。
【材料】
食パン 8枚きりの薄さ
チーズ 5枚
玉ねぎ 1/2個
ピーマン 1個
ウインナー 2本
① 玉ねぎを千切り、ウインナーとピーマンも千切りにします。
② 食パンにバターを塗ってケチャップを塗ります。
③ チーズをのせて玉ねぎとピーマン、ウインナーをのせます。
④ トースターで3分焼いて出来上がり。
まとめ
食パンの正しい保存方法、消費期限、おすすめの食パンを使ったメニューについて紹介しました。
食パンはカビが生えやすい食材なので、早めに食べきるか、長期間保存する場合は冷凍保存がおすすめ。
きちんと冷凍保存して自然解凍することで、パンのモチモチ感はよみがえります。
上手に保存、解凍しておいしい食パンを味わってくださいね!