出産は怖くない!出産の流れや痛みを先輩ママが教えます!

スポンサードリンク

初めての出産になるママは陣痛や出産の時が来るのが怖いと感じている人もいるでしょう。

SNSなどで出産時のエピソードを検索しているママもいるのではないでしょうか。

確かに陣痛は痛いです。

でも「案ずるより産むが易し」ということわざがあるように、出産は終わってみると「痛いのは痛かったけど、なんとかなったな。」と感じる人が多いようです。

だから2人目3人目と出産できるママもいるのでしょう。

ここでは私の出産エピソードも踏まえて出産についてまとめました。

目次

お産の流れと痛みの度合い

陣痛の始まりは、破水から、おしるしから、腰が重たい感じがするなど人によって様々ですし、陣痛が始まってから生まれるまでの所要時間も違います。

同じママでも1人目と2人目で陣痛の始まり方や出産までの時間は違いますが、一般的に経産婦さんの方が出産までの時間は短くなります。

初産の場合、陣痛が始まってから生まれるまでの時間は12〜15時間かかるとされています。

もちろんこれより早い人もいればもっとかかる人もいます。

ですが、この12〜15時間の間ずっと激しい痛みがあるわけではありません。

陣痛はお産の進み具合によって第1期と第2期に分かれます。

第1期は陣痛が規則的に始まってから子宮口が全開の10cmになるまでの段階です。

実は出産にかかる時間のほとんどがこの子宮口が開くまでの時間なのです。

出産が近付くと前駆陣痛を感じるママも多いでしょう。

お腹がキューっと張り、これが10〜20分おきに繰り返されますが「陣痛が来るの?」と思っていると張らなくなってしまいます。

陣痛の始まりも痛みはそれほど強くなく、前駆陣痛のようにキューっとお腹が張ったり、生理痛のようなお腹の痛みや腰の重さを感じます。

痛む時間は10〜20秒で、間隔は10〜20分おきです。

前駆陣痛との見極め方は前駆陣痛がしばらくするとなくなってしまうのに対し、陣痛だと規則的な張りがなくなることはありません。

お腹の張りを感じたら、陣痛と見極めるためにも規則的に来ているかなどチェックすることが大切です。

この段階は第1期の中でも「準備期」と言われます。

準備期は子宮口が柔らかく薄くなるための時間で、陣痛間隔は8〜10分、痛む時間は10〜30秒、子宮口の開きは0〜4cmです。

この段階の痛みはそれほど強くなく、妊婦さんは、まだ歩いたり、食事をしたり、眠ったりする余裕もあります。

次は開口期と呼ばれる段階になります。

この時陣痛間隔は5分〜7分、痛む時間は30〜60秒、子宮口の開きは4〜7cmです。

初産の場合にはこの段階で産院へ向かう人が多いでしょう。

痛みも強くなり、腰やお尻が痛くなってきます。

だんだんと歩くことも難しくなっていき、吐き気を伴うこともあります。

最後に極期です。

子宮口が全開になるまでの時間です。

陣痛間隔は1〜3分、痛む間隔は45〜60秒、子宮口の開きは8〜10cmです。

いきみたくなりますが、いきみ逃しをしなくてはならずここが陣痛の1番辛いところです。

この時間は1〜2時間続きます。

鼻からスイカが出るほどの痛みと言われるのもこの間の痛みのことでしょう。

子宮口が全開になったら分娩は第2期の娩出期に入ります。

初産の場合には2〜3時間かかります。

この間陣痛間隔は1分、痛む時間は60秒です。

赤ちゃんの頭が出るまでは陣痛の波のたびにいきむように言われます。

そして、赤ちゃんの頭が出たら「ハッハッハ」と細かく刻む呼吸に切り替えます。

辛かったのは娩出期よりも極期

私の場合ですが、陣痛は赤ちゃんが出て来る娩出期よりも極期の方が辛かったです。

極期は痛みも強くいきみたい感じがするのですが、まだ産める段階ではないのでいきみを逃さなくてはいけません。

これがとても辛かったです。

痛みもお腹が痛いというよりも腰が割れるような感じとお尻が特に痛かったです。

お尻の痛みにはテニスボールが効果的でした。

陣痛のたびにテニスボールをぐーっと押し当ててもらうと少しは楽になりましたよ。

私は出産するまで生まれる時が1番痛いのかなと思っていましたが、実際は赤ちゃんの頭が出てからは痛みはなく、「ハッハッハ」と息をしてと言われてそうすると「ドゥルン」と出てきた感じです。

この時痛みはありませんでした。

そして不思議なことにそれまでものすごく痛かった陣痛もピタっとなくなります。

それから赤ちゃんの顔を見られたらもう陣痛で苦しんでいたことさえ忘れてしまうから不思議です。

会陰切開は痛い?

初産の方で気になるのが会陰切開の痛みでしょう。

赤ちゃんが出やすいように切るそうですが、「切るなんて絶対痛そう!」と思いますよね。

麻酔もしてくれますが、あんなところに注射で麻酔するなんて普段なら絶対痛いですよね。

でも大丈夫です。

陣痛の方が痛いのか、私は先生に「麻酔の注射しますね。チクっとしますよ。」と言われましたが、全く痛みを感じませんでした。

もちろん切られる痛みもありません。なので、会陰切開自体は言われないといつ切られたのかわからないと思うので怖がらなくても大丈夫ですよ。

私の場合には第1子は会陰切開しましたが、第2子は切らなくてもいけそうということでしませんでした。

しかし、結局分娩時に裂けてしまい、産後しばらくまともに歩けないほど痛かったです。

会陰切開した方が絶対産後が楽ですよ。

会陰切開をしたら産後縫合します。

この時にはチクチクっと痛みはあります。

でもその間は赤ちゃんが側にいて写真を撮ったりしている間ですし、興奮状態のせいかそこまで痛みを感じません。

出産の痛み辛かったのはいつ?

不思議なもので陣痛の痛みは出産後すぐ忘れてしまいます。

「痛かった」というのは覚えていますが、それよりも赤ちゃんがかわいい方が勝るのかもしれませんね。

陣痛から出産までの時間は12〜15時間ととても長いですが、陣痛中は必死なので、そんなに時間がかかっていたとは思いませんでした。

私の場合はむしろ立ち会った夫の方が疲れていましたね。

出産で痛む場面は「陣痛」「会陰切開」「後陣痛」「産後の股の痛み」です。

これを私の経験で痛みの順に並べると

会陰切開<後陣痛<陣痛<産後の股の痛み

産後はドーナツクッションがないと座れないほど10日間ほど痛かったです。

陣痛の痛みは忘れられますが、この痛みは今でも覚えているから不思議です。

まとめ

出産は始まる前は怖いと感じるかもしれませんが、実際始まってみると痛みは強いものの意外と冷静に対応できます。

母は強しですね。もう少しで赤ちゃんに会えます。

残り少なくなった貴重なマタニティライフを楽しんで過ごせるといいですね。