たらこの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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たらこは、スケトウダラの卵巣を塩漬けしたものです。

たらこはそのまま食べても、ご飯のお供になりますし、パスタにも相性がいいですよね。

いろいろな料理にも使えるたらこですが、賞味期限が短く、すぐに食べきってしまわなければいけません。

たらこは、冷蔵保存のほかに冷凍でも保存できるのをご存知ですか?

冷凍保存のメリットは、長期間保存できることだけではなく、調理しやすくなるというメリットもあるのです。

たらこの冷蔵、冷凍の保存方法、冷凍したたらこの使い方、おすすめメニューなど、たらこについて詳しく説明します。

目次

たらこはどのくらい日持ちする?賞味期限は10~14日!

たらこは冷凍しても風味が保たれる食材です。

新鮮なたらこを買って、すぐに冷凍すると風味も落ちずに食べることができます。

まずは、新鮮なたらこの選び方を紹介します。

新鮮なたらこは皮がパンと張っていて、粒がぷりぷりしているもの。

そして、たらこの色が均一のものを選んでください。

身が細くやせていて、皮のハリがなくダラっとしているものは、新鮮ではないので注意が必要。

賞味期限は10日~14日ですが、パックを開封したら消費期限が冷蔵で8日となり、短くなります。

たらこの保存方法!

たらこは、必ず10℃以下で冷蔵保存してください。

温度が高いと、鮮度が悪くなってしまいます。

たらこは、冷蔵保存のほかにも冷凍でも保存できる食品です。

たらこの保存方法について、詳しく紹介します。

たらこの冷凍保存方法

たらこは、風味を保つためにも、購入してすぐの冷凍保存がおすすめ。

冷凍保存することで、長い期間、おいしいたらこを食べることができますし、皮をむく、切るという調理も冷凍したほうがやりやすいです。

確かに生のたらこは、ふにゃふにゃしているのでつぶれてしまい、切るのが難しいですよね。

冷凍することで硬くなるので、切り易くなるのです。

冷凍するときは、1本ずつキッチンペーパーで、水分をきれいにふき取ります。

ラップを密着させるように包んで、保存袋に入れて冷凍します。

また、皮をとってペースト状にして、保存袋で冷凍保存。

使う分だけ折って使うのも便利ですね。

もうひとつ。皮から出したたらこを、アルミカップに入れて保存。

固まったらラップに包んで保存する方法だと、小分けに使うことができます。

たらこは冷凍で2週間から3週間持ちます。

解凍する方法は、冷蔵庫で自然解凍、袋に水をあてての流水解凍、電子レンジでの半解凍などがあります。

たらこの冷蔵保存方法

たらこの冷蔵保存は、基本的には冷凍のときのように、水分をふいて1本ずつラップにぴったりと包み、保存袋に入れて保存します。

保存の温度は10℃以下がいいので、チルド室がいいでしょう。

たらこは切れ目から傷みやすくなります。

1本使えなかったときは、そのまま戻さずに焼きたらこにして保存したほうが安全です。

チルド室の冷蔵で5~7日持ちます。

その他の方法

生のたらこだけではなく、たらこは焼きたらこにしても、冷蔵、冷凍保存することができます。

焼いたほうが傷みにくいので、焼きたらことしてお弁当に入れたりする場合は、最初から焼いて冷凍保存したほうがいいですね。

ワンポイントアドバイス

たらこの中にも、着色料を多く使っていて鮮度がわからないものが多いので、購入するときは注意が必要です。

鮮度が悪いと、たらこの色が均一にならずに、色むらが出る特徴があるので、色むらがあるたらこは購入しないほうがいいですね。

冷凍しておいたたらこを使った4つのメニュー

冷凍したたらこを使った、簡単でおすすめのたらこメニューを紹介します。

たらこの解凍方法はいろいろなので、料理に適した解凍をしましょう。

たらこスパゲティ

冷凍したたらこは皮がむきやすいので、料理に使いやすい特徴があります。

【材料】

冷凍たらこ 2腹
スパゲッティ 400g
レモン汁 小4
バター 大4
青じそ8枚

① 冷凍したたらこを常温に数分おいて、皮をはぎます。

薄皮がとても簡単にはがれます。

その後冷蔵で自然解凍しておきます。

② 自然解凍したたらこをボールに入れ、レモン汁をかけて混ぜておきます。

③ バターは5mm角に切り、青じそは千切り

④ スバゲティを規定どおりの時間でゆで、よく湯を切ったら①のボールに混ぜます。

⑤ たらことよく混ぜ、その上にバターと青しそも入れて混ぜて出来上がり

レモン汁でたらこの癖をなくして、風味をアップさせるので食べやすくおいしいたらこスパゲティです。

冷凍たらこのおにぎり

メニューとはいえないですが、冷凍たらこをおにぎりにするとき、どうすればいいのだろうと悩みませんか?

冷凍たらこは、凍ったままご飯に握ると、お昼の食べるときはちょうどいい生のたらこに戻ります。

薄皮が苦手な人は、皮をむいてから握ってください。

また。焼きたらこを入れたい場合は、凍った状態のたらこを、オーブンなどで焼いてから握ります。

たらこ卵焼き

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こちらもお弁当にぴったりの卵焼きです。

たらこに味がついているので、味をつける必要がなく簡単に作れるメニューです。

【材料】

冷凍たらこ 2腹
卵 2個

① 冷凍たらこの薄皮を取っておき、自然解凍しておきます。

② 卵焼きを作る要領で、フライパンに卵を流しいれ、表面が生っぽくなったら、卵の上にほぐしたたらこを1列にのせます。

③ 卵をくるくるまいて焼けたら、出来上がり。

卵焼きが冷めたら切ってください。

たらこはやきすぎず、しっとりした状態で仕上げるのがおいしさのコツです。

たらこトースト

たらこはご飯に相性抜群ですが、パンにのせてもとてもおいしいですよね。

たらこトーストのメニューを紹介します。

【材料】

食パン 1枚(6枚もしくは8枚切り)
クリームチーズ 適量
冷凍たらこ 1/2腹
大葉 適量
きざみのり 適量

① 食パンにクリームチーズを塗ります。

② 冷凍たらこは皮をむいて自然解凍し、ほぐしてパン全体に載せます

③ 細切りにした大葉、ときざみのりを散らします

④ お好みでブラックペッパーをかけ、トーストします。

⑤ 焼き目がついたら出来上がり。

大葉は焼くとしなっとなるので、お好みで後から乗せてもOKです。

たらこと大葉の相性は抜群ですね。

たらこの作り置きメニュー

あると便利な作り置き、おすすめのたらこの作り置きメニューを紹介します。

しらたきたらこ和え

子供にも人気があり、お酒のおつまみも最適な、しらたきとたらこの和え物です。

【材料】

しらたき 1袋(100g)
たらこ1腹
みりん 大1/2
お酒 大1
しょうゆ 少々

① しらたきはあく抜きで売っているものが、使いやすいのでいいと思います。

食べやすいように切っておきます。

② たらこは薄皮から出して、みりんを加えて伸ばします。

③ フライパンに少量の油をいれ、しらたきを炒ります。(3~4分)

④ さらにお酒を加えて、炒ります。

⑤ 火を弱火にし、たらこを加えて全体的に混ざるようにします。

⑥ 全体的に混ざったら、醤油を数滴たらし、炒ったら出来上がり。

保存用たらこスパゲティソース

たらこスパゲティが好きな方は、あらかじめソースを作っておいて、冷凍保存しておくとゆでたパスタに合えるだけなので、簡単に作ることができるのでおすすめです。

【材料】

たらこ 2腹
バター 4cm
レモン汁 少々
酒 小1
醤油 小1

① たらこは薄皮を取り除くために。

包丁の背でこそぎとります。

② フライパンにバターを熱して、ほぐしたたらこ、レモン汁、酒、醤油を入れて中火でいためます。

③ たらこにある程度火が通ったら、火を止めてしっかりさまします。

④ 冷めたら、小さなケースに入れるか、ラップに包んで冷凍保存します。

食べるときは、ゆでたての熱々スパゲッティに、冷凍したソースを合えるとすぐにたらこスパゲッティが完成します。

まとめ

辛い明太子と違って、たらこは子供も大好きな食材ですよね。

おにぎりにするのもいいですし、たらこスパゲティも人気のあるメニューです。

たらこは、傷みやすく、切り口から傷むので冷蔵保存のときは、なるべく1本使い切りましょう。

また安全のために、最初から焼いて冷凍・冷蔵保存するのもおすすめです。

上手に保存して、たらこをおいしく食べてくださいね。