妊婦はテニスをしちゃダメ?妊娠中のテニス4つの注意点や影響

スポンサードリンク

妊娠中は適度な運動が推奨されています。

現代女性は健康や美容のために妊娠する前から運動を生活習慣として取り入れている方も多いことでしょう。

とはいえ妊娠中には向かない運動があるため悩む方も多いかもしれません。

では妊娠中のテニスはしても良いのでしょうか?

今回は、妊婦はテニスをしてもいいのかについて注意点を紹介します。

・妊婦はテニスをしてもいいの?

・テニスをしても良い妊婦とは?

・妊婦が運動を始める時の注意点2つと運動の注意点7つ

・テニスだけじゃない!?妊娠中に注意が必要な運動

妊娠中のテニスが妊婦にとってはどういった影響があるのかを理解してマタニティーライフに生かしてください。

目次

妊娠中のテニスは止めた方が良い理由4つやめましょう

妊娠中はテニスをしても大丈夫なのでしょうか?答えは妊娠中のテニスは避ける方がいいでしょう。

  • コートの特性上、滑りやすく転倒する可能性がある
  • ラケットを振る時にお腹をひねる
  • サーブを打つ時にお腹に力がはいること
  • 前後左右に瞬発的に走りだすこと

こういった行動は妊娠中の運動において避けるべき運動に当てはまるのです。

したがってテニスをするのは妊娠中はやめるようにしましょう。

テニスをしてもいい妊婦の条件4つ

妊婦の中にはテニスをしてもいい妊婦もいます。

愛知県産婦人科医会のホームページでは妊娠前から日常的にテニスをしていた人であれば妊娠後も継続して行っていいとしています。

・妊娠前からテニスを習慣的にしていて体が慣れている

・妊娠経過が順調である

・胎児の発育に異常が無い

・過去に早産や繰り返し流産をした経験がない

上記にあてはまる妊婦であれば、テニスをしても問題ないとしています。

妊娠中にテニスを続けて行うときには妊娠前の時のように激しいテニスをするのはやめましょう。

ゆったりとしたペースで行いできるだけ走らなくても良いようにし、思い切りラケットを振るなんてことも避けましょう。

問題ないとしているとはいえ、医師によって見解はそれぞれでもあります。

自分の主治医とよく相談してから決めましょう。

妊婦が運動を始めるときの注意点2つ

運動を考えている妊婦さんが運動をスタートする時期には注意点がります。

それは行う運動によってスタートしてもいい時期が違うことです。

・妊娠前から習慣的にしていた運動は妊娠後も基本的に続けても問題ない

・妊娠後に新たに始める運動は妊娠12週以降、できれば16週以降から始める

妊娠後に新たに運動を始めるときは、安定期からがオススメされています。

妊娠初期は自然流産が多いからです。

流産の約80%が妊娠初期に起こります。

妊娠初期の流産は赤ちゃん側の染色体異常によるものがほとんどです。

体調が安定しない初期に、新たに運動を始めることは、妊婦さんが自覚する以上に負担になることがあります。

慣れない運動で更なる負担をかけるのは止めておきましょう。

妊娠中の運動の注意8つ

妊娠中に妊婦が運動する時には、いくつかの注意が必要です。

妊婦にはしてはいけない運動があるのです。

  • 転倒の恐れが有るもの
  • 相手との接触するもの
  • 瞬発性のあるもの
  • 腹部に力が入るもの
  • 体をひねるもの
  • ジャンプなどの身体を上下にするもの
  • 競技性のあるもの
  • 無酸素運動になるもの

上記の7つにあてはまる運動は妊娠中にしてはいけない運動です。

この7つのうち、①、③、④、⑤はテニスをするときに当てはまっていますよね。

だから妊娠中にテニスをすることは良くないとされているのです。

またテニスだけでなく、ゴルフや卓球も同じ理由が当てはまるため妊娠中には良くない運動です。

運動をする時には上記の7つに当てはまる運動ではないかを基準に選ぶのが良いでしょう。

妊娠中に安全に運動するときの基準5つ

妊娠中に安全に運動をするためにはいくつかオススメや基準があります。

・妊娠中の運動は有酸素運動かつ全身運動が良い

・やや楽~ややきついと感じる程度の運動にする

・心拍が135~150bpm以下で行える運動にする

・こまめに休憩と水分補給をする

・体調がすぐれない時は中止し、必要に応じて受診する

妊娠中に激しい運動をするのはやはり良くありません。

妊娠中の激しい運動は子宮の収縮を引き起こすことや、お腹の赤ちゃんが低酸素状態になることがあるからです。

妊娠中の運動では無理のない範囲で行うようにしましょう。

通常、正常な妊娠経過である妊婦さんが適度な運動をしても子宮は収縮します。

ですが適度な運動による子宮の収縮は自然収縮であり、数十分ほどで収まります。

数時間してもお腹が張ったまま、出血したというような異常があれば必ず受診しましょう。

まとめ

妊娠中のテニスは基本的には避けるべき運動の1つです。

一部の医師においては妊娠前から継続してテニスをしていた場合は、ペースダウンして行ってもよいとしています。

ですが妊娠後に新たに始める運動としてはテニスを選択するのは止めましょう。

妊娠中に運動する際には、妊婦がしてはいけない運動があります。

してはいけない運動にあてはまっていないかよく考えてから運動を始めましょう。

また妊娠中に運動をする際には、妊娠経過には個人差があるので必ず医師と相談してからにしましょう。