斗を使った名前20選~斗の意味や由来と読み方を徹底解説!

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目次

「斗」という漢字について

字画数:4画
音読み:ト
訓読み:
主な名乗り:け、ほし、ます

「斗」の意味や由来や成り立ちと特徴

「斗」は、液体や穀物をすくう時に使う柄のついたひしゃくの絵から生まれた漢字です。

そこから転じて、容積を表す単位としても使われるようになりました。

一斗缶などがその例えです。

一斗は約18リットルです。

「斗」が付く言葉で有名なのが「北斗七星」です。

これは北斗七星の形が7つの星でひしゃくの形をしていることからこのように呼ばれるようになったそうです。

部首は、「斗(と)」です。

この部首の感じには料理の「料」という漢字や「斜」という感じがあります。

これらも元を辿ると「ひしゃくですくう」ことに関係しています。

「斗」という漢字は男の子の名付けで人気の文字です。

「悠斗」「陽斗」などのように締めの文字として使われます。

それは、「斗」という漢字が、「決斗(けっとう)」や「斗争(とうそう)」などのように「闘う」という意味で使われることもあるため、力強く逞しいイメージがあるからでしょう。

また人気漫画「北斗の拳」のイメージもあるのかもしれませんね。

しかし、最近では「闘う」というイメージよりも北斗七星のイメージの方が強くなり、宇宙や空を思わせるようになりました。

そのため、広い宇宙や高く広がる空をイメージさせ、女の子の名付けにも使われています。

「斗」という漢字を名付けに使う時に込められる思い

「斗」という漢字は北斗七星を思い浮かべる人が多いでしょう。

そこから果てしなく続く宇宙、高く広がる空などをイメージして、

「心の広い子になって欲しい」
「志の高い子になって欲しい」
「無限の可能性がある子であって欲しい」
「おおらかで包み込むような包容力のある子になって欲しい」

という思いを込めて名付けられます。

また、「斗」という感じには力強いかっこよさも感じます。

女の子でも、しっかりと自分の力で生きていける強さを持っているという印象をうけます。

女の子のらしい名前にするためには組み合わせる文字に工夫を

「斗」という漢字は男の子の名付けに人気の字です。

そのため、女の子に名付ける時には、字面で男の子と間違われないようにするために組み合わせる文字や響きに工夫すると良いでしょう。

読みとしては「と」と読ませるのが一般的です。

「と」という響きには包み込むような優しさを感じます。

締めの字で使うのなら、例えば「美」という漢字は女の子のイメージがありますよね。

「美斗(みと)」だと「斗」を使っていても女の子と分かります。

響きでは「さと」「こと」「りと」なども女の子っぽい響きです。

漢字も「紗斗」「咲斗」「琴斗」「梨斗」など女の子らしい漢字を組み合わせるといいですね。

「斗」を使った熟語

一斗

体積を計る単位のこと。

一斗は約18.039リットル。

熨斗

祝儀袋の右上にある飾り。

長細い黄色い物を熨斗鮑、それを包む袋を熨斗と言う。

泰斗

泰山北斗という4文字熟語の略。

北斗七星

北の空にあるおおぐま座に含まれる7つの星でできたひしゃくの形をしている星のこと。

泰山北斗

泰山は、中国にある立派な山のこと。

北斗は、北斗七星のこと。

どちらも高いという意味の例えで使われている。

泰山北斗とは、誰もが尊敬するほど優れた能力のある人のこと。

子建八斗

子建は、中国の魏の国にいた曹植という詩人の字(あざな)。

斗は、量を計る単位のことで、1斗で一石。

普通の人の才能が一石としたら、曹植の詩の才能は八石にもなる」と褒め称えられた故事から生まれた言葉。

優れた才能を賞賛する時に使われる。

「斗」の説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「斗」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇亜斗といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あとさんですね。「あと」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、彦の部分の説明の仕方としては、

・A「とは、北斗七星の斗です。」
・A「とは、一斗缶の斗です。」
・A「とは、漢字の十の左うえのところに点を2つ付けた字です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「斗」を使った名前の有名人・芸能人

山吹 美奈斗さん
大倉 沙斗子さん
清水 咲斗子さん
田中 沙斗子さん

「斗」を使った名付け候補

亜斗(あと)
依斗(いと)
絵斗(えと)
緒斗(おと)
斗緯(けい)
恵斗(けいと)
胡斗(こと)
瑚斗莉(ことり)
斗愛(とあ)
斗萌(とも)
沙斗(さと)
千紗斗(ちさと)
斗花(とうか)
陽斗実(ひとみ)
斗美(ますみ)
美斗(みと)
魅斗(みほし)
望斗(もと)
沙斗子(さとこ)
莉斗(りと)

まとめ

宇宙や空のような果てしなく続く広さを感じさせる「斗」という漢字についてご紹介しました。

「斗」という漢字からは強さだけでなく、包み込むようなおおらかさもイメージさせます。

お子さまの名付けの参考になればうれしいです。